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横須賀市で瓦屋根の漆喰の剥がれは棟の崩れに繋がります
神奈川県横須賀市でお問い合わせのあったお客様です。雨樋清掃をお願いした業者さんに、棟瓦のしっくいが剥がれているので雨漏りしてしまうと言われてお問い合わせを頂きました。
海の近くの高台に建っているので、屋根の上から海が見えました。12月なのにポカポカ陽気でしたので屋根に上ると風が気持ちよかったです。屋根は日本瓦が葺いてあり、築30年の建物です。瓦自体は全く劣化もしていないのですが、雨樋の清掃業者が指摘した漆喰はどうでしょうか。
棟瓦のしっくいの状態です。30年間何もメンテナンスをしていないそうで、漆喰が剥がれて下地の土がえぐれている部分も結構あります。土が削れてしまうと、棟の支えがなくなるので棟が崩れてしまい、直接ではないですが雨漏りの原因になってしまいます。毎日お住まいの建物でも、なかなか屋根の上を見る機会は無いと思いますので、どんな風に傷みが出ているのかわからないと思います。そういう意味でも建物の定期メンテナンスは必要なんです。
塗ってある漆喰は結構薄いので、写真のように剥がれてしまったり、見た目はしっかりと食いついている様に見えますが、叩くとポコポコと音が聞こえます。下地の土から剥がれてしまっているんです。工事の進め方としては、基本的には古い漆喰を剥がしてから新しい漆喰を塗っていきます。浮いてしまっていると新しく漆喰をぬっても古い漆喰ごと剥がれてしまうからです。漆喰をぬる位置も重要になってきますので、御自宅のしっくいの状態が気になりましたら是非ご連絡ください。しっかりとした工事をさせて頂きます。
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