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横須賀市根岸町にてスペリアルネオが使用されていた屋根が強風の影響で破損、屋根カバー工事にて復旧致しました
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根カバー工法
築年数16年
平米数72平米
施工期間5日間
使用材料オークリッジスーパー 色:オニキスブラック
費用131万円
保証10年
ハウスメーカー地元工務店




【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
横須賀市根岸町にお住まいのT様より「最近強風が続いた影響かと思うが、屋根が破損してしまった。どのような修繕が必要か現地調査をお願いしたい。」とご相談を頂きました。
T様邸は築16年程経過しており、そろそろ外装のリフォームをとご検討されている最中に強風の影響で屋根が傷んでしまわれていたようです。 すぐに他業者でお見積りと取られていたようですが、忙しく検討する時間がなかなか取れなかったとの事でその時の業者を含め弊社にもお見積りをしてほしいとの事でした。
現地にお伺いしますと、T様邸の屋根は化粧スレート葺きの切妻屋根で、6寸ある急勾配屋根でした。他業者には棟板金が外れているからと指摘されていたようですが、全体を見渡しても棟板金は外れてはおりませんでした。どちらかといいますと経年での苔や黒カビの繁殖が多く北東側に散見され、一部化粧スレートが割れて落ちてしまっておりました。破損している所を見てみますと特徴的な割れ方をしております。縦横、また斜めにランダムに割れが見受けられる化粧スレートの名称はスペリオルネオでした。アスベスト規制により2000年代はじめに良く新築物件に使用されていたノンアスベストの化粧スレートの内の一つです。スペリオルネオはそのノンアスベスト化粧スレートの先駆けとして多く使用されていましたが経年でひび割れが多く発生してしまうという特徴をもっており、塗装でのメンテナンスが無駄になってしまう屋根材の一つでした。他にも同様な傷み方としてはグリシェイドネオ・コロニアルネオが流通しておりましたが、仕様はスペリオルネオと同等です。
屋根から下り現在の屋根の状況をご説明させて頂きました所、塗装でのメンテナンスが出来ない事や部分的に直したとしてもいずれは全体の改修を行わなければならない屋根材が使われているとご理解頂き、軽量な屋根材を使用してのカバー工事をご提案させて頂いたところ、ご用命頂きました。
私たち街の屋根やさんでは新型コロナウィルス感染拡大防止の為、ソーシャルディスタンスやこまめな消毒、マスク着用を徹底し、お客様に安心して調査のご依頼や工事のご用命を頂ける環境つくりに努めております。
T様邸は築16年程経過しており、そろそろ外装のリフォームをとご検討されている最中に強風の影響で屋根が傷んでしまわれていたようです。 すぐに他業者でお見積りと取られていたようですが、忙しく検討する時間がなかなか取れなかったとの事でその時の業者を含め弊社にもお見積りをしてほしいとの事でした。
現地にお伺いしますと、T様邸の屋根は化粧スレート葺きの切妻屋根で、6寸ある急勾配屋根でした。他業者には棟板金が外れているからと指摘されていたようですが、全体を見渡しても棟板金は外れてはおりませんでした。どちらかといいますと経年での苔や黒カビの繁殖が多く北東側に散見され、一部化粧スレートが割れて落ちてしまっておりました。破損している所を見てみますと特徴的な割れ方をしております。縦横、また斜めにランダムに割れが見受けられる化粧スレートの名称はスペリオルネオでした。アスベスト規制により2000年代はじめに良く新築物件に使用されていたノンアスベストの化粧スレートの内の一つです。スペリオルネオはそのノンアスベスト化粧スレートの先駆けとして多く使用されていましたが経年でひび割れが多く発生してしまうという特徴をもっており、塗装でのメンテナンスが無駄になってしまう屋根材の一つでした。他にも同様な傷み方としてはグリシェイドネオ・コロニアルネオが流通しておりましたが、仕様はスペリオルネオと同等です。
屋根から下り現在の屋根の状況をご説明させて頂きました所、塗装でのメンテナンスが出来ない事や部分的に直したとしてもいずれは全体の改修を行わなければならない屋根材が使われているとご理解頂き、軽量な屋根材を使用してのカバー工事をご提案させて頂いたところ、ご用命頂きました。
私たち街の屋根やさんでは新型コロナウィルス感染拡大防止の為、ソーシャルディスタンスやこまめな消毒、マスク着用を徹底し、お客様に安心して調査のご依頼や工事のご用命を頂ける環境つくりに努めております。
担当:新海
【現地調査時、屋根の状況】
現地にお伺いし屋根に上がらせていただきました。T様邸の屋根は切妻と呼ばれる二面からなる屋根でかなりの急勾配となっておりました。屋根頂点にあります棟をまたいで全体を見渡してみますと、北東側を中心に黒カビや黄色い苔が軒先へゆくほど多く散見されます。
化粧スレートは出荷当時は雨水を吸い込まないように表面にコーティングが施されておりますが、紫外線などにより経年でコーティングが傷んでしまい劣化いたします。そうしますと雨水を弾かなくなった所から雨水が染み込んでしまい、特に日当たりが悪い北側を中心に汚れが多く繁殖してしまうことがありまし、最悪の場合は雨漏りに繋がる事もございます。それでは、強風の影響で破損したと思われる屋根の状況を細かくみてみましょう。
棟近くの化粧スレートが横割れし屋根から落ちてなくなってしまっている箇所が見つかりました。さらに野地板に屋根材を固定するために打ち込んであります釘頭があらわになってしまっています。すぐに雨漏りはしないのですが、このまま放置してしまいますと雨が降った時などに雨水が釘頭からルーフィング、また野地板まで伝わってしまい、それが原因で室内へと雨漏りしてしまうことも十分に考えられます。このように横や斜め、縦にクラックやひび割れが必ずできてしまうのがノンアスベスト屋根材であるスペリアルネオの特徴です。
他にも確認してみますと、スレートが割れてしまっている所が多く散見されます。T様は最初屋根材が一枚落下していたと仰られておりましたが、それ以外にも破損している箇所が多く確認できました。元々ひび割れが多く出来てしまっていた所へ横殴りの強風が当たり、さらに傷みが進んでしまったと見られます。
築年数を考えますと塗装でのメンテナンスをする必要がございますが、こちらのスぺリアルネオは塗装が無駄になってしまう屋根材でもありますので、今回はこれ以上傷みが進んでしまい雨漏りにつながる、もしくは破損した屋根材が庭先に落ちるだけではなく近隣のお住まいなどに飛散し二次被害が出ないうちに屋根カバー工事をする運びとなりました。
屋根カバー工事の予算感ですが、¥767,800円(税込)より承っております。屋根平米や形状、使用材料によって変わってまいりますのでご参考にされてください。
【屋根カバー工事着工、役物撤去や雪止め金具切断】
まずは屋根カバー工事の最初として、棟板金の撤去と軒先に設置されております雪止め金具の撤去作業から始まります。
T様邸には換気用の棟が設置されておりましたので、棟の途中に開口が設けてあります。こちらの換気棟は単体では取り付けてあっても意味があまりないのですが、T様邸には軒天に通気のための換気口がいくつもありましたので、こちらから新鮮な空気を取り入れて屋根裏にこもりがちな熱気や湿気を換気棟を通じて外へ排出するという、空気の流れを作ることができ、屋根裏に結露ができるのを防いだり構造用の木材が湿気を吸わないようにしたりと、とても有効な役物でもあります。
こちらも屋根カバー工事時に交換をしておきます。
【防水紙の敷設】
棟板金と雪止め金具の切断が終わりましたら、次はルーフィング(防水紙)の敷設となります。使用するルーフィングは遅粘着性のルーフィングである田島ルーフィングの「タディスセルフ」です。
一般的に使われる非粘着性のルーフィングはそのままでは屋根に張り付きませんので釘やタッカーで固定いたします。そもそもが割れやすいスぺリアルネオを残す今回の屋根カバー工事へのルーフィングは、極力釘穴を開けずにルーフィングを敷設したほうが将来の雨漏りリスクに備えることが可能な為に、ご提案として遅粘着性のルーフィングであるタディスセルフを使用致しました。
カバー工事をした後に雨漏りしてしまいますと原因特定が難しいために、カバー工事では遅粘着性のルーフィングを取付ておきしっかりと雨仕舞をしておきます。
【下屋根の雨仕舞はしっかりと行います】
T様邸には一階の屋根である下屋根もございましたので、二階屋根と同様にまずは棟板金を撤去し外壁との取り合いにあります雨押え板金も切断しておき、そこへ立ち上げるようにタディスセルフを敷設致します。下屋根は二階屋根と違い勾配が緩いこともあり、雨が降ったら流れる速度が鈍り雨水が屋根の上に滞留しやすいために、二階屋根よりも余計に雨仕舞には気を付けなければなりません。
屋根の勾配でいいますと、勾配によっては使用できるできないが決まっている屋根材がございます。屋根のリフォームされる時は、その屋根材がご自宅の屋根に使用して問題ないかきちんと説明してくれる業者選びも必要です。もちろん、街の屋根やさんではそのような細かい説明もわかりやすくご提案時にご説明させていただきます。
【ルーフィング敷設完了】
綺麗にルーフィングの敷設が終わりました。タディスセルフは遅粘着性なのですぐに屋根に粘着するわけではございません。日が出ている気温が高い日ですと2~3時間で粘着致しますが、冬場などの外気温が低い時期は粘着するまでに時間がかかります。特に強風と被ってしまいますと、ルーフィングが粘着する前に飛散してしまうなどもあるために、きちんと管理が必要となります。
【軒先やケラバの水切りの取付】
また同時に役物も取り付けておきます。軒先と切妻屋根の妻側にできるケラバに水切りの役物が必要です。
どちらも屋根材の裏側に雨水が入り込んだ時に野地板や破風板に雨水が染み込まないようにするために必要な役物です。軒先水切りはルーフィングを巻き込むのではなく、上に被さるように致します。そうすることにより、万が一屋根材の裏側に回ってしまった雨水が流れてもきちんと雨樋に流れるようになります。役物は屋根工事になくてはならないものです。
【新規屋根材、オークリッジスーパー取付開始】
スターターを呼ばれるオークリッジスーパー本体を取り付ける前に必要な役物を軒先に取り付けてから、本体の取付に入ります。
オークリッジスーパーは一枚に対して4本釘打ちを行い固定してゆきます。屋根材が重なる部分には黒い帯状に見えるセルフシーラントがあり、釘の固定だけでなく屋根材同士も溶着するようになっており、強固に固定が可能な屋根材でもあります。
また、白い釘打ち線が設けてありますので施工品質にばらつきがでない工夫が施してあります。
片面が葺き終えましたら、反対側も軒先にスターターを取り付けてからオークリッジスーパー本体の取付に入ります。こちらのオークリッジスーパーの特徴として8寸までの勾配、屋根の角度であれば雪止め金具が不要となっております。表面に吹き付けてあります天然石が滑り止めの役目を果たしてくれる為です。例えば金属屋根であれば摩擦係数が小さくなり屋根上が滑りやすくなるために雪止め金具は必須です。特に最近よく使われる金属屋根は嵌合して取り付けるために後付けが不可能な屋根が多く、屋根本体の取付と同時に行う事が主流です。
しかし、今回は屋根全体のイメージとしてスッキリさせたものにしたいとの事もあり、雪止め金具をつけなくても問題ないオークリッジスーパーをお選び頂きました。しかし、隣家との距離が近すぎる立地や真下にカーポートがある場合などはその限りではなく、ご提案させて頂いております。
切妻屋根のT様邸のオークリッジスーパー本体の取付が無事に終わって一枚撮影致しました。アスファルトシングルを基材としているオークリッジスーパーの利点は、他屋根材と違い加工がしやすく工期が短くできる事も上げられます。実際にルーフィングが敷設し終わった後の本体取付はこちらの平米ではほぼ1日で終わっております。これから屋根材がぶつかる取合いから雨水が入らないように雨仕舞として棟板金の取付の工程に入ります。
【棟板金の取付】
貫板と呼ばれる杉板を用意し、屋根面に対して一本ずつ長さを見て取り付けていきます。野地板へ向けてビス止め致します。その後にガルバリウム鋼鈑製の棟板金を被せるように取付致します。棟板金の継ぎ目には隙間が必ずできてしまう為に、重なる箇所の内側にシーリングを打っておき、隙間から内部に雨水が入らないようにしておきます。
また、T様邸には換気棟がございましたので、この時に同時に取り付けておきます。稀にあるのですが、換気棟が取付てあっても、開けてみたら内部に開口が設けられておらず湿気が逃げないままになっている事も今までの現場で少なからずございました。その様な時は街の屋根やさんでは適宜対応させて頂いており、開口を設けてから換気棟を取付ておりますのでご安心ください。
下屋根も大屋根と同様の工程を踏み、オークリッジスーパーの取付を行い、こちらも同様に雨仕舞として外壁との際と屋根材同士の取り合いに板金を取付致します。棟板金も大しっかりと取付致します。大屋根よりも下屋根のほうが施工スペースがあまり取れない事が多く、手間と時間がかかってしまう事がございます。
【屋根カバー工事完成】
横須賀市根岸町T様邸の屋根カバー工事が無事に竣工となりました。お選びいただいたお色のオニキスブラックはとても落ち着きがありますが、表面がランダムな模様があることもあり、晴天のこの日でも屋根に表情が生まれており化粧スレート葺きの時とは違い高級感ある屋根に仕上がったのではないでしょうか。こちらにはT様には大変満足いただけました。
今回使用致しました屋根材はアスファルトシングルを基材にし、表面にセラミックコーティングしてあります天然石が遮音性や遮熱効果を持っている長期に使用できる屋根材となっております。雨水を吸い込む事がない為に経年でコケや錆が出にくい仕様となっております。
お選びいただける色も7色ございますので、既存の外壁色に合わせて複数パターンから楽しみながら新しい屋根材の選択が可能となっております。また長期メーカーの保証がついているのも安心材料の一つになると思います。
【施工後にドローンにて撮影】
こちらは現地調査時にはタイミングが合わずに使用できませんでしたドローンにて完工後に撮影した様子です。
屋根の上からではわかりにく、全体の仕上がり具合がご確認頂けますので、お客様には大変好評です。他にも屋根に上がる事が難しい調査の場合などに街の屋根やさんではドローンを使用しての調査も実施できる体制を整えております。
この度はご利用いただきまして誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2022年09月29日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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