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藤沢市円行にて築30年経過した切妻屋根に設置してある樋隠しの傷みを調査しました

更新日:2020年05月29日

 本日は藤沢市円行にお住まいのK様より、雨樋を新築後塗装もしないでそのままにしてあるので一度見てほしいとの事で点検調査の依頼を頂きましたので、その時の様子をお伝えいたします。お電話で内容をお伺した時は、雨樋の外側にカバーがしてあるとの事でした。では実際の現地の様子をご覧ください。

 

 

雨樋にカバーで大体は予想しておりましたが軒樋を隠すように設置してある「隠し樋」の事でした

軒樋に金属でカバーがしてありました。これは意匠の為の樋隠しと呼ばれるものです。 竪樋はさすがに隠れませんが、軒樋の外側に、雨樋を守る、隠すように設置してあります。

 

 雨樋にカバーとは、写真の様に通常屋根の端に設置してある雨樋が見えないように金属板が設置されています。こちらは「樋隠し」と呼ばれ意匠性の為に使われる事が昔の建物には多くありました。最近でも稀に見かける事ができます。写真右は下から見上げた時の樋隠しの内側です。樋の外側に板金が設置されており、軒樋がすっぽりと隠れているのが分かります。内樋とも呼ばれます。

 雨樋自体は築年数を考えますと通常割れている箇所があってもおかしくない年数ですが、問題は雨樋よりも樋隠し自体の劣化でした。

 

 

雨樋よりも樋隠しを支える金具を打ち込んである鼻隠し・破風板の腐食が気になります

雨樋も経年で支持金具などの錆びが見受けられますが打ち込まれている鼻隠し、破風板の腐食が気になります。

 

 雨樋が設置してある軒には、必ず鼻隠しと呼ばれる板が設置してあります。雨樋は築年数なりの傷みでしたが、こちらの鼻隠し板の腐食の方が心配です。写真をご覧いただくと分かる用に一度塗装はしているみたいですが、相当前から塗膜が剥がれていた様で、鼻隠し板を触るとどこもジメジメと湿っています。このままですと、樋隠しを支える金具自体が固定できなくなり、強風で煽られたりした場合、最悪飛散する可能性もあります。

 ここまで塗膜も膨れて剥がれてしまっているため、今回は特に必要としていないとのお話でしたので樋隠しを撤去し、こちらの鼻隠し板をガルバリウム鋼板で巻いてこれ以上の腐食を防ぎ、さらに30年経過した雨樋を新規に設置するご提案をする事に致しました。

 通常屋根外壁塗装の流れでこちらの鼻隠しや破風板なども塗装するのですが、今回の様にあまりにも雨水を吸い込み腐食が進んでしまっていると再塗装しようとしても、塗料がうまく建材にくいついてくれなく、すぐに塗った塗料が剥がれる事があります。その為のガルバリウム鋼板です。

 

 

よくみると、部分的に新しく板金が既に巻かれています。 ただし、雨樋の支持金具などは交換していないために劣化したままでした。

 

 よく見ると、途中から既に板金が巻かれている箇所が一部ありました。しかし樋隠しを支える金具や、雨樋の支持金具は築年数なりの状態ですので、錆びも見えて(写真右)おり、いつ機能しなくなるか分からない状態です。台風時や強風に煽られ樋隠しが飛散したなどのお問合せも弊社では多くございます。あまり年数が経過している建材は全く同じものが取り寄せられない事や、雨樋も既に生産されていない物で、全て新しくしなくてはならないなど、急な出費に繋がる事も多いために何かしら屋根工事を行う時は樋隠しや雨樋も同じくリフォームを考えておくと良いでしょう。(雨樋工事の流れはこちら。)

 私達、街の屋根やさんでは今回の様な破風板金巻き工事も多く施工実績がございます。同様な事でお悩みであればお気軽にご相談ください。

 まだまだ気を抜けない新型コロナウイルスの影響もございますが、街の屋根やさんでは対策を講じて引き続き現場対応をさせて頂いております。詳しくは「新型コロナウィルス対策について」をご覧ください。

 

 

 記事内に記載されている金額は2020年05月29日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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