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横浜市青葉区美しが丘西にて腐食してしまった幕板を交換し、白色のガルバリウム鋼板を被せて綺麗に仕上げました
【施工前】
【施工後】
施工内容破風板板金巻き工事、その他の工事
築年数21年
平米数21.7m
施工期間1日(足場工事除く)
使用材料ガルバリウム鋼板 色:艶消しホワイト
費用37.6万円
ハウスメーカー地元工務店

【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
「一階と二階の境にある板の様なものが腐っているようだ、修繕の為に一度点検してほしい。」と横浜市青葉区美しが丘西にお住まいのS様よりご相談を頂きました。お話をお伺いし致しますと、こちらのお住まいはリフォーム済の中古物件として購入されたようでして、既に屋根や外壁のメンテナンスは終わっているとの事でした。洋瓦を使った重厚な外観と綺麗に塗られていた外壁を見て、とても気に入っていらしたそうです。
しかし、ここ最近外壁についている板状の物が崩れているように見えて、外壁に何か異常があるのではと心配だったそうです。現地にてどこか確認すると、意匠の為に使われる「幕板」でした。
よくツートンカラーのお住まいなどの、一階と二階の色分け部分にアクセントとして取り付けられている事もあります。建築では、横長の板の総称として幕板と呼びます。
S様邸に使用されていた幕板は木製で、裏側から吸い込んだ水分により内部から腐食が始まり、部分的にボロボロと剥がれ落ちている様でした。なぜ水分が入るかと言いますと幕板と外壁の際にできる隙間に、本来打っておかなければならないシーリング材がきちんと打たれていないことや、塗膜が劣化し剥がれたことでそこから雨が降る度に雨水を吸い込んで腐食が進んでしまった事が要因としてあげられます。一度腐食した木材は元に戻る事はなく、朽ちていくだけになってしまいます。
今回は腐食した所からモルタル外壁も傷んでいる事も確認できた為、これ以上傷みが進んでしまいモルタルの滑落などに繋がる前のメンテナンスとして、幕板交換工事をご提案させて頂きました。使用する幕板の材質としては珪酸カルシウム板や木板が挙げられますが、今回は同じ木板を使用し更にそこへガルバリウム鋼板を被せて保護する事に致しました。そのまま塗装で保護する事も可能ですが、より傷みにくくなる工法をご提案させて頂きました。
街の屋根やさんでは、新型コロナウィルス感染拡大防止の為に、必要な対策を講じて現地対応にあたらせて頂いておりますので調査や工事のご用命もご安心ください。
しかし、ここ最近外壁についている板状の物が崩れているように見えて、外壁に何か異常があるのではと心配だったそうです。現地にてどこか確認すると、意匠の為に使われる「幕板」でした。
よくツートンカラーのお住まいなどの、一階と二階の色分け部分にアクセントとして取り付けられている事もあります。建築では、横長の板の総称として幕板と呼びます。
S様邸に使用されていた幕板は木製で、裏側から吸い込んだ水分により内部から腐食が始まり、部分的にボロボロと剥がれ落ちている様でした。なぜ水分が入るかと言いますと幕板と外壁の際にできる隙間に、本来打っておかなければならないシーリング材がきちんと打たれていないことや、塗膜が劣化し剥がれたことでそこから雨が降る度に雨水を吸い込んで腐食が進んでしまった事が要因としてあげられます。一度腐食した木材は元に戻る事はなく、朽ちていくだけになってしまいます。
今回は腐食した所からモルタル外壁も傷んでいる事も確認できた為、これ以上傷みが進んでしまいモルタルの滑落などに繋がる前のメンテナンスとして、幕板交換工事をご提案させて頂きました。使用する幕板の材質としては珪酸カルシウム板や木板が挙げられますが、今回は同じ木板を使用し更にそこへガルバリウム鋼板を被せて保護する事に致しました。そのまま塗装で保護する事も可能ですが、より傷みにくくなる工法をご提案させて頂きました。
街の屋根やさんでは、新型コロナウィルス感染拡大防止の為に、必要な対策を講じて現地対応にあたらせて頂いておりますので調査や工事のご用命もご安心ください。
担当:新海
【現地調査の様子】
現地調査にお伺いした時の様子からご紹介いたします。S様邸は一階と二階で綺麗に塗り分けが施されている素敵なお住まいでした。現地にてどこが気になる点かなどのご不安点などをお伺いした後に、お住まい周りをぐるっと見回してみました。すると、一階と二階の塗り分けてあるところに意匠として取り付けてあります「幕板」に異常がある事に気付きました。
その後幕板を細かく見るために、脚立を使って様々な所で見てみる事にしました。すると写真二枚目の様に塗装されてはいますが、その塗膜が剥がれてしまって幕板自体が雨水を吸ってしまう状態になっており、その結果幕板が雨水を吸いすぎてブヨブヨな状態であることが分かります。幕板を固定する釘だけが残っており腐食してボロボロと剥落しているのが確認できます。剥落している部分以外にも木製の幕板が水を吸った紙の様になってしまってしまっております。相当前から傷んでいたのではないでしょうか。
こちらは先ほどと別の箇所、ちょうど建物の出隅部分の箇所を見ている所です。同じく塗膜が剥がれて内部にある幕板が黒ずんで腐食している様子がはっきりと確認できます。
また打ち込んでいる釘も見る限り錆だらけになってしまっており、このままでは打ち込んだ先のモルタル自体も傷んでしまう可能性がございます。
ですので今回は綺麗に塗装されているお住まいの幕板の交換、またその後塗装しても数年で現在の状態になるのは避けたいとの事でしたので、ガルバリウム鋼板を被せ耐久性の高い仕様にて幕板交換工事を行う運びとなりました。
【施工の様子】
まず幕板交換は既存の幕板の撤去から始まります。道具を使ってなるべく幕板との取合いの塗膜が剥がれないように慎重に幕板を撤去していきます。撤去してみると、幕板とモルタルの間にも相当雨水や埃が回ってしまっているのか、湿っており汚れが多く繁殖し藻が生えておりました。雨漏りと同じです。モルタルはセメントで出来ており保護しませんと雨水を吸い放題になってしまい、剥落する可能性がございますので、モルタルが傷んでいる場合は塗装であったり劣化具合によってはモルタル自体を塗り直す左官工事が必要になる場合があります。
幕板をお住まい一周回って撤去していくと写真の様にモルタルが部分的に架けて破損し剥がれ落ちそうになっている所もございました。ここの補修としてエポキシ樹脂である樹脂モルタルを用いて補修し、その後新しい幕板を取り付けました。下地を均しておきませんと綺麗に幕板が取付できません。
既存の幕板を撤去し下地処理、ケレンをした後に新しい幕板を取り付けていきます。現地調査時に採寸しておきました無化粧品の平板を用意いたしました。予算も変わってまいりますが、デザインを変えたい時は幕板も様々ありますのでご相談ください。撤去時には竪樋との隙間があまりなかった為、一時的に竪樋をはずして作業を進めます。
また戸建住宅に多いのが外壁や幕板に送電線の受け具や電話引き込み線の受け具が取り付けられている事がございます。それらもきちんと撤去し再度取付けなければなりませんので、ある程度経験がある職人にしか仕事を任せられません。街の屋根やさんの大工は経験豊富な職人ですのでご安心ください。
傷んだモルタルも補修し綺麗に新しい幕板を取付終わりました。
幕板を取り付けた後は、屋根との際から新規に現地にて加工したガルバリウム鋼板を取り付けていきます。最初に加工が必要な際や出隅入隅部分に取り付けていき、板金の継ぎ目から内部へ雨水が入り込まないようにしっかりとシーリングを打っておきます。ただ板金を被せて固定していくだけでは調査時の様に数年もたずに腐食してしまうだけですので、腐食させない為にしっかりと下処理を行っておきます。
その後長さを見て現地にて板金を加工しどんどんガルバリウム鋼板を新しく取り付けた幕板に被せていきます。街の屋根やさんでもよく行わせて頂く破風板板金巻き工事と同じです。内部の木が腐食しにくい様に板金を被せて雨仕舞もしっかりとしておきます。先ほどは板金を被せると隠れてしまう箇所のシーリングでしたが、板金を綺麗に被せ終わった後は外壁との取合いが生まれます。そこもそのままでは雨水が入り放題になってしまいますので、板金の継ぎ目はもちろんの事外壁との取合いにも汚れが目立たないようにアイボリーのシーリングを打って雨仕舞をしっかりしておきます。
綺麗にシーリングを打ち終わり幕板交換、またガルバリウム鋼板巻きが完成致しました。
横浜市青葉区美しが丘西S様邸の幕板交換及び板金巻き工事が無事に竣工となりました。外部に使われる意匠の材料としては珪酸カルシウム板、通称ケイカル板や木が良く使われます。ケイカル板は水を吸いにくい特徴がありますので近年多くの戸建住宅に使われております。しかし、塗装での保護が必要な事もある為今回は塗装でのメンテナンスを数年ごとにしなくてもいいように最初から板金で保護する為に木の平板にて幕板を取り付けてから板金を被せております。
外壁との取合いである上端以外もきちんとマスキングをしてからシーリング作業を行いましたのでとても綺麗に仕上がりS様にも満足頂ける施工となりました。
ただ、シーリングは紫外線や風雨の影響で劣化してしまいますのでこちらは今後メンテナンスをしていけば長く幕板は守られることになります。
この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2021年03月11日時点での費用となります。
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