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平塚市田村にて瓦屋根を調査、庭先に落ちていた白い塊は棟から剥がれてしまった漆喰でした

更新日:2020年03月29日

 平塚市田村にお住まいのK様より、庭先に見かけたことのない白い塊が落ちていたとの事で、もしかしたら自宅の屋根からかと心配になられており屋根点検調査のご依頼を頂きました。

 K様邸は築20年以上が経過しており屋根に使われているのは陶器瓦で、今までに屋根のメンテナンスは一度もされていないとの事が分かりました。さっそく現地調査に伺わせて頂き屋根の状態を確認してみます。

 

来待の粘土瓦

 

来待色粘土瓦の漆喰が剥がれて屋根の上に落ちている様子

屋根にのっているのは棟から剥がれた漆喰 白い塊の正体は欠けた漆喰

 

 K様邸に上がらせて頂きますとあまり見かけない来待色の粘土瓦が葺かれておりました。梯子を架けて軒先から見えた瞬間に屋根の上に白い塊がいくつも確認できましたが、これらは棟に使用されている漆喰です。瓦同士の接着として使われ瓦のズレや隙間が生じるのを防ぐ為に使用されますが、経年で劣化してしまいます。メンテナンス方法としては漆喰詰め直し工事や剥がれが酷い場合は棟自体を一度解体し土台から作り直す棟取り直し工事がございます。漆喰の剥がれは棟の歪みを生みだしてしまいそのまま気づかず年数が経過してしまうと雨漏りに繋がってしまいますので注意が必要です。瓦はメンテナンスいらずですが、漆喰は定期的にメンテナンスが必要です。

 

漆喰の剥がれから雨漏りに繋がる事もございます

漆喰表面に亀裂、ひび割れがある場合は早めにメンテナンスしましょう 内部の粘土が見えてしまっている

 

 棟が歪んでいる所も多かった為漆喰がどうなっているか全て点検しますと、ほぼ全ての漆喰が傷んでしまっており亀裂が入ってしまっていて孔があいていたり、漆喰が塊で剥がれてしまっていて内部の葺き土が崩れてしまっている様子も確認できました。こうなってしまいますと、雨が降る旅にこちらに雨水が浸入してしまいいづれ雨漏りに繋がってしまうでしょう。

 屋根から下りてK様に屋根の状態を説明致しました所、瓦自体はまだ気に入っているし替えたくはない、また室内への雨漏りもなかった事から今回は棟の歪みが酷く、漆喰の剥がれが多く散見された為に棟取り直し工事のご提案をさせて頂きます。

 私達、街の屋根やさんでは使われている屋根材ごとに適切な工事のご提案を心がけております。もし下地が傷んでいたら棟取り直し工事のご提案ではなく、瓦をそのまま使用したいとの事もあった為に下地とルーフィング(防水紙)を新しくし、屋根材は既存の瓦を再利用する葺き直し工事のご提案をしていたと思います。屋根に関してのお困りごとは街の屋根やさんへお任せください。

 記事内に記載されている金額は2020年03月29日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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