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寒川町田端にて下屋雨仕舞に南蛮漆喰モルロックを使用し漆喰詰め直し工事を行いました
本日は寒川町田端にて下屋と外壁の取合いにある雨押えの漆喰が経年劣化で剥がれてしまっていた為、新たに漆喰を詰め直す工事を行いましたので、その様子をお伝えします。
漆喰は瓦や石材の施工には欠かせないものとして古くから使われている建材です。
瓦屋根に使われる漆喰ですが、瓦自体は丈夫にできており自然災害などで被害を受けるなどない限りはほぼメンテナンスがいらないものですが、それを支える漆喰は外的要因により経年で劣化してゆき、剥がれてしまいます。定期的なメンテナンスが必要な部分です。
新しい漆喰を詰める為に既存の漆喰を撤去しておきます
雨押えの板金の直下にある熨斗瓦の下に土台の漆喰が塗られていますが、今回はこの雨押え部分全ての漆喰を詰め直す為古い既存の漆喰を道具を使い撤去しておきます。
撤去している途中の様子が写真右側です。新しい漆喰は南蛮漆喰を使います。昔から使われる漆喰の原料は石灰なので白かったのですが、南蛮漆喰は土台に使われる葺き土のなるもので今日の漆喰工事ではこの漆喰に粘土や土を混ぜた南蛮漆喰が使われる事がほとんどです。自ら固まってくれる特性も持っています。
崩れそうな熨斗瓦も外し漆喰を詰めて補強しておきます
雨押え板金の下にある熨斗も固定が緩くなってしまっている所がある為に、一度取り外し南蛮漆喰を入れて補強しておきます。
漆喰の工事の時は古い葺き土や漆喰などが瓦に乗りますが、今回工事した8mほどの長さでも結構な量の漆喰や泥などの廃材が出ます。
瓦は滑りやすいのである程度清掃しながらの漆喰詰め直し工事となります。コテ板を左手に持ちそこに南蛮漆喰を乗せてしっかりと詰めて行っている様子です(写真右)。
漆喰詰め直しが終わったら最後にガラ袋を持ちながら汚れを落とし清掃し工事の完了です。
工事後すぐは触ってしまうと変形してしまうほど柔らかい粘土の状態ですが、数日でがっちりと強固なものになります。
これでこちらからの雨漏りの心配もなくなります。陶器瓦は丈夫で長持ちのイメージがありますので、屋根に陶器瓦が使われているとメンテナンスをされていないお住まいが多くあります。
漆喰はメンテナンスが必要ですので、ご自宅の屋根に陶器瓦が使われているけど一度もメンテナンスをされていないなどありましたら、台風シーズン前に修繕をしておくと良いでしょう。
記事内に記載されている金額は2019年08月18日時点での費用となります。
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- 施工内容
- 棟瓦取り直し
- 築年数
- 42年
- 使用材料
- 南蛮漆喰シルガード(黒)
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