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寒川町大曲で棟板金が浮いてしまったというお住まいを調査。屋根の化粧スレートは縁切りされておらず色褪せが!?
寒川町大曲にお住まいのお客様より、屋根の板金が外れかかっているため状況を確認してほしいとのお問い合わせをいただきました。現場へ伺い、現地調査をおこなっていきましょう!
お客様にお話しをお伺いすると、今回屋根調査の依頼をご検討されたのは訪問業者の方に屋根の板金が外れかかっているとご指摘を受けたことがきっかけのようです。数年前に屋根の全体的なメンテナンスをおこなっていたということもあり、当初はその指摘を深くは気に留めていなかったそうですが、徐々に業者の方の言うとおり屋根に問題が起きているのではないかと不安が募り、調査の依頼を考えたのだとお話しいただきました。
もしも屋根に不具合が発生していれば雨漏りや被害拡大の危険が伴うため、不安に感じられた際は信頼できる業者の方に点検をしてもらうことがオススメです。
化粧スレート屋根を点検
まずは屋根に上り、実際に現場を確認していきます。屋根材には化粧スレートが用いられていました。化粧スレートにはセメントが含まれており、軽量のため耐震性があるほか耐火性・耐熱性にも優れます。価格も比較的安価であり、これらのメリットから屋根材として現在最も普及している化粧スレートですが、その一方でセメントには防水性がないため、実は雨水を吸収しやすいという欠点も持っているのです。通常であれば塗装によって屋根の表面が保護され防水性を保っていますが、経年劣化によって塗膜が剥がれてくると色褪せが起きたり藻や苔が繁殖してしまう恐れがあります。
お客様のお住まいでも化粧スレートの塗膜に剥がれが見られ、全体的な色褪せが目立ちました。前回の塗装メンテナンスから3,4年ほどしか経過していないそうですが、塗装の周期は7~10年ほどと言われておりやや劣化が早いように思います。近くで確認してみると、前回の塗装時に「縁切り」がされていないことがわかりました。
縁切りとは、屋根の内部に入り込んだ雨水の逃げ道を確保するため、屋根に隙間を確保する工程のことです。お客様のお住まいでは塗装によって屋根の隙間が全て埋まってしまっており、逃げ場のなくなった雨水によって化粧スレートが内側から劣化してしまったのだと思われます。
棟板金が浮いていました
問題の棟板金ですが、釘のほとんどが緩み、一部では指が入り込んでしまうほど棟板金が浮いている箇所もありました。釘は昼夜の温度差などによって膨張と収縮を繰り返し、経年劣化によって徐々に抜けていってしまいます。固定力のなくなった棟板金は強風が吹いた際に折れ曲がったり、最悪の場合飛散してしまうこともあるのです。強風の際、屋根の方でガコンガコンと音が鳴っているような場合は棟板金が外れかかっている可能性があるため、点検をご検討された方がいいかもしれません。
お客様に点検中の写真をご覧いただきながら調査の報告をさせていただき、棟板金交換と屋根塗装のご依頼をいただきました。棟板金工事は㎡当たり税込み6,050円から、屋根塗装は㎡当たり税込み3,080円から可能となっています。
私達、街の屋根やさんでは無料で点検とお見積りを承っておりますので、被害状況確認のためのお問い合わせもよくいただきます。新型コロナウイルス対策としてマスクの着用やソーシャルディスタンスの確保を徹底しておりますのでご安心の上是非ご依頼ください。
記事内に記載されている金額は2022年04月07日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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