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藤沢市白旗にて強風被害により屋根材が飛散した事による屋根補修工事の為にシングル葺き屋根調査、風災の項目があれば火災保険の申請が可能です
強風が吹き続けた日々が終わり、ふと庭を見てみると見慣れないものが落ちており、それがご自宅の屋根材とは思わず、それがきっかけで屋根調査の依頼を頂きました藤沢市白旗にあるお宅へ点検調査に伺った様子を紹介いたします。
今回のお宅に使われている屋根材はアスファルトシングルと呼ばれるもので、北米で多くシェアを獲得している軽量屋根材です。
少し距離を取って屋根を見てもさすがに飛散した箇所は分からず屋根に上がりしっかり調査します
屋根に上がる前に分かったのは隣三軒が同じ時期に建てられているので、全て同じアスファルトシングルが屋根に葺かれていました。
アスファルトシングル材の特徴としては、ガラスを基材とするものにアスファルトを浸透させ、表面に化粧石をコーティングされているシート状の軽量屋根材です。
錆びる、割れるといったスレートや金属屋根にはないメリットもありますが、固定をしっかりしていても接着剤に頼らなくてはいけない部分もあり、日本の風土には少し合わない事もあります。ただ、柔らかくゴムの様になるので複雑な屋根形状や、カバー工事にもよく使われます。
台風や強風が続いた後道路に落ちているのを見かけるシングル屋根材
大棟に上がり屋根全体を見渡してみたところ、南面に数枚屋根材が剥がれて飛散していまっている箇所が確認できます。グレーを基調とした色でしたが、剥がれた箇所は色が違う為にすぐに分かります。問題は屋根材だけが剥がれているかもしくは下地や防水紙に傷みが出ていないかです。
それによって必要な工事内容も変わってきます。
写真左で指で指している箇所、緑色に見えていますがこちらは野地板の上に敷かれている防水紙(ルーフィング)です。
屋根材が剥がれた、もしくは飛散したなどあったとしてもすぐに雨漏りする事はこの防水紙が傷んでなければ問題ありませんが、放置したままですとこの防水紙に傷みが出た時に雨水が野地板に浸透し雨漏りしてしまうようになりますので、防水紙が見えている場合は早急に復旧工事が必要です。また残っている屋根材も接着が弱い箇所もあり(写真右)、指で簡単に持ち上がるほどでです。
今回はお客様が火災保険に入られており、契約の項目の中に「風災」があったために、申請のお手伝いをさせて頂き、無事に申請が通り工事代金を賄う事が出来、飛散した箇所を部分的に葺き替え工事を行う事となりました。野地板は残し屋根材と防水紙を新しくする少し特殊な工事となりました。雨漏りしないように考えた結果の工事です。
今後も飛散する可能性があるならば、築年数関係なくシングル材に軽量金属屋根でカバー工事をされるというお考えのお客様もいらっしゃいます。
街の屋根やさんでは火災保険の申請から、工事までの流れを全てお手伝いさせていただく事が可能ですので、自然災害に遭われて建物に被害が出た時は一度ご相談ください。
記事内に記載されている金額は2019年06月08日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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