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横浜市旭区川井本町では築40年経過し雨漏りしていた屋根をオークリッジスーパーにて屋根葺き替え工事を行いました
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根葺き替え
築年数41年
平米数約100㎡
施工期間13日
使用材料オークリッジスーパー オニキスブラック
費用約240万円
ハウスメーカー三井ホーム
【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
横浜市旭区川井本町にお住まいのお客様より、訪問業者に棟板金が浮き上がっていて危険ですよと指摘されたそうで、私たち街の屋根やさんにご相談を頂きました。
さっそく現地調査に伺い屋根に上らせていただくと、10年前に行った屋根塗装時の縁切り不足により、屋根材のスレートが水を吸い上げることで白く変色してしまっていました。このような状態は屋根内部に雨漏りが発生している可能性が高く、また、日光の当たりにくい北側の屋根面は苔の繁殖も広がっておりました。さらに、訪問業者から指摘を受けた棟板金は経年による錆の発生や、雨風の影響で捲れあがっており、屋根内部に雨水が入り込むには十分すぎる隙間が空いておりました。
お住まいの築年数が40年以上経過していることや、スレートが水を吸い込み劣化が進んでいること。また、棟板金が捲れあがっていて、雨漏りや飛散の危険性があることを考慮し、屋根の下地木材を重ねて張り、防水紙と屋根材も新しいものになる屋根葺き替え工事をご提案させていただき、工事をご用命頂きました。葺き替え工事に使用した屋根材は、オーウェンスコーニングのオークリッジスーパー、お色はオニキスブラックをお選びいただきました。
さっそく現地調査に伺い屋根に上らせていただくと、10年前に行った屋根塗装時の縁切り不足により、屋根材のスレートが水を吸い上げることで白く変色してしまっていました。このような状態は屋根内部に雨漏りが発生している可能性が高く、また、日光の当たりにくい北側の屋根面は苔の繁殖も広がっておりました。さらに、訪問業者から指摘を受けた棟板金は経年による錆の発生や、雨風の影響で捲れあがっており、屋根内部に雨水が入り込むには十分すぎる隙間が空いておりました。
お住まいの築年数が40年以上経過していることや、スレートが水を吸い込み劣化が進んでいること。また、棟板金が捲れあがっていて、雨漏りや飛散の危険性があることを考慮し、屋根の下地木材を重ねて張り、防水紙と屋根材も新しいものになる屋根葺き替え工事をご提案させていただき、工事をご用命頂きました。葺き替え工事に使用した屋根材は、オーウェンスコーニングのオークリッジスーパー、お色はオニキスブラックをお選びいただきました。
担当:新海
【現地調査の様子】
調査のため屋根に上らせていただくと、T様のお住まいのスレート屋根は10年前に施された屋根塗装が著しく劣化しており、化粧スレートの基材である白いセメント板が露出している箇所や、北側の屋根面には苔の繁殖も広がっていました。
化粧スレートは塗装でのメンテナンスをしませんと、経年で紫外線や風雨の影響、また過酷な環境下に常に置かれている為に早めに化粧スレートを保護しなければなりません。塗装でのメンテナンスが長い期間行われませんと、塗膜が劣化し化粧スレート表面から雨水を吸うようになり欠けやクラックが生じたり、雨漏りに繋がる事もございます。
化粧スレートを使用した屋根には、雨水や屋根裏からの湿気、毛細管現象が起きた時や、雨水が化粧スレートの裏側にまわった際に水分が抜けていくために屋根材が重なり合う端部には隙間が設けられています。しかし、こちらの屋根では10年前に行った屋根塗装時に、塗料がその隙間を埋めてしまわないようする為に必要な縁切り作業が不十分でした。
右上の写真は、重なり合ったスレート材の間に縁切り作業に使う道具のカワスキや、塗料が隙間を埋めてしまわないために差し込まれるタスペーサーが入るかを試みたものですが、屋根材同士の隙間が埋まっているために差し込むことができませんでした。こういった箇所で雨水などが滞留することで屋根材が水分を吸い込み端部が変色してしまいます。また、その滞留した水分が屋根材の下の防水紙まで傷めてしまうと雨漏りの発生へと繋がっていきます。
また、訪問業者に浮きを指摘されたと仰っていた棟板金を近くで見ると、屋根面から完全に浮き上がってしまっておりました。下から覗き込むと棟板金を屋根に固定するための下地木材である貫板ごと屋根面から剝がれてしまっており、屋根内部に雨水が入り込みやすい状態であることはもちろん、台風などの強風時には風に煽られ飛散してしまう危険性もありました。
屋根材や棟板金の状態、築年数を考慮したうえで、T様には屋根葺き替え工事をご提案し、工事をご用命頂きました。
【屋根葺き替え工事着工】
屋根葺き替え工事を行う際は、まず初めに屋根頂上部の既存の棟板金を撤去していきます。ビスや釘で固定されている棟板金を剥がしていくと、下地木材の貫板が見えてきます。T様のお住まいの貫板は水を吸って腐食している箇所が多くありましたが、棟板金が浮き上がっていた箇所は特に腐食が進んでしまっていました。ここまで腐食の進んだ状態の貫板は板金を固定する力が相当弱まっていたはずです。棟板金の飛散や落下が発生する前に工事を行うことができて一安心です。
板金類の撤去が終わると、次は屋根の上部から既存のスレート屋根材を撤去していきます。屋根材を固定している釘をテンポよく抜いていき、その釘の抜けた屋根材を手で剥がしていきます。スレート材は1枚あたり3.5kg、3枚だけでも10kg以上になりますし、平坦な道路ではなく、屋根の斜面を移動するので、非常に手間と時間がかかります。
【既存スレート撤去清掃後、構造用合板重ね張り】
屋根材を全て剥がし終えた状態が左上の写真です。下地木材の野地板が見えてしまっている箇所は既存のスレート屋根材を剥がす際に、劣化した防水紙が屋根材にくっついて一緒に剝がれてしまった箇所です。
屋根葺き替え工事は、この上から野地板を重ね張りし、防水紙を敷設後に屋根材を取付けていきますので、既存の防水紙が剝がれてしまっても問題はありません。また、防水紙が剝がれている箇所では既存の野地板の状態を確認することができました。築40年も経過しているにも関わらず、ケラバ付近以外ではそこまで傷んでいる様子はありませんでした。
屋根に残っている既存の防水紙は、無理に剥がそうとすると、せっかく良い状態で残っている野地板を傷めてしまう可能性があるので、そのままの状態で清掃をしっかり行い、野地板を増し張りする工程へと移ります。
新しい野地板を増し張りしていく為に、屋根には目印となる墨出しを行います。その線に合わせて野地板を置き、釘にて固定していきます。屋根全体に固定するために加工が必要になる箇所は電動工具でカットしてサイズを合わせていきます。そうして屋根全体への野地板の固定が終わると下の写真のようになります。
屋根葺き替え工事のメリットは、この新しく重ね張りした下地に防水紙や新しい屋根材をしっかりと固定できる事にあります。近年増えてきた自然災害に備えるために、築30年以上経過しているお住まいには屋根葺き替え工事をお勧め致します。
【防水紙敷設、役物の取付開始】
野地板の重ね張りが完了したら、次は防水紙を敷設していきます。屋根材と同様に軒先から棟に向かって下から上へと順に敷設し、建築用のホッチキスと呼ばれる事もあるタッカーを使いステープルにて防水紙を固定していきます。天気に恵まれたことや、職人の手際の良さもあり、棟板金の撤去から防水紙の敷設までを一日で終えることが出来ました。
あとは切妻屋根だった事、シンプルな屋根形状は工事の進みも早いのです。複雑な屋根形状ですとその分、加工が必要になり手間や時間がかかります。一階部分にも屋根がある場合も、時間がかかってしまいます。
次に屋根材を取付けるためや、屋根に降り注いだ雨水を適切に雨樋まで導くために必要な役物を取付けていきます。軒先水切りやケラバ水切りなどの板金役物です。
屋根の形状に合わせて板金を曲げたり、カットしたりといったことが必要になりますので、職人も屋根の上で確認を行いながら慎重に作業を進めていきます。
【オークリッジスーパー葺き開始】
軒先の水切り板金も同様に加工し設置が終わると、いよいよ新しい屋根材の取付けに移ります。
今回、使用する屋根材はオーウェンスコーニングのオークリッジスーパーです。オークリッジスーパーは、これまでT様のお住まいの屋根に使用されていた化粧スレートよりも軽量で、防水性能も高い製品です。また、屋根材同士の重なり部にはセルフシーラントという屋根材同士を接着する性能があり、雨水の侵入を防ぎ、耐風性能にも優れています。
まずは、軒先のスターターを加工して取付終わった後に、オークリッジスーパーを取り付けてゆきます。
その取付けが完了したあとは、下から上へと重ねていくように屋根材を固定していきます。屋根材本体の上下の真ん中あたりに釘を打ち込むための目印となる釘打ち線が引いてあり、そこに釘を屋根材1枚あたりに4本打ち込んでいきます。その箇所に覆い被さるように次の屋根材を固定していくことで釘穴には雨水が非常に入りにくくになります。そして、屋根材が重なる箇所は、オークリッジスーパー特有のセルフシーラントによって屋根材がくっつき合うので固定力も増していきます。
【棟納め】
屋根全体の屋根材の設置が完了した後には、屋根葺き替え工事を行う為に全て撤去した棟板金を新しく取り付けていきます。まずは、棟板金を固定するための下地木材である貫板を屋根面に真っ直ぐに固定していきます。その上から、屋根形状に合わせて加工した棟板金を被せていきます。その棟板金を固定する際には、釘よりも固定力の強いビスを使用します。T様のお住まいでも劣化によって浮き上がってしまっていたように、屋根部材の中でも特に雨風の影響を受けやすい棟板金ですので、しっかりと固定することが重要です。
【屋根葺き替え工事竣工】
棟板金の取付けを終えたら最終確認を行います。板金同士がぶつかる箇所や、外壁と板金がぶつかり合う箇所は、その隙間から雨水が入り込みやすく雨漏りの原因にもなりやすいためしっかりと隙間を埋める必要があります。棟板金が浮き上がっていた箇所や、外壁との取合い箇所も隙間が無いようにしっかりとシーリング材を打ち込みました。
無事にすべての屋根工事の工程を終え、屋根葺き替え工事が完了致しました。お問い合わせを頂くきっかけとなった棟板金も新しくなり、同時に屋根全体のメンテナンスもできたことで、屋根に統一感が生まれました。屋根葺き替え工事は、税込1,097,800円より承っております。使用する屋根材や屋根形状など、お住まいによって様々ですので予算感の目安として頂ければ幸いです。
【施工後、ドローンにて屋根全体の仕上がりを確認】
屋根工事が完了し、足場の解体まで終えると竣工となります。
足場解体後、天気が良い日にドローンを使用して、全体の写真を上空から撮影させて頂きました。調査時に同じ角度から撮影をしたものと併せてT様にご確認頂くと、工事前と工事後の違いに驚かれていました。見た目も綺麗になり、棟板金の飛散や雨漏りの心配もなくなったとご満足いただくことができました。
この度はご用命頂き、誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2023年06月01日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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