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大和市福田にて下屋根の雨仕舞に設置されているのし瓦が滑落してしまっていました

更新日:2019年08月11日

大和市福田にお住まいのお客様より、強風の影響で屋根から瓦が道路に落ちてしまって知り合いの大工さんの修理はしてもらったが、本当に大丈夫か見て欲しいとの事で屋根調査の依頼を頂きました。幸い屋根から落ちた瓦は割れただけで二次被害などはなかったようです。

ではどこの瓦が落ちたのか調べて、きちんと修繕してあるか確認してみましょう。

 

大屋根は問題なく道路に落ちてしまった瓦は下屋根の瓦でした

軒桁までを金属板などが使われ内部は瓦の奴葺き屋根

 

落ちた瓦の形状を聞いてみたところ、平たい板の様なものと分かりました。そうしますとおそらく棟と呼ばれる部分にある熨斗瓦が思い浮かびます。

ただ、二階の大屋根には異常はありませんでした。どうやら落ちたのは一階の屋根である下屋根からのようです。下屋根があるという事は外壁と屋根のぶつかる取合い、雨押えに熨斗瓦が使われているので、おそらくそこの瓦が落下してしまったと思われます。

 

漆喰の剥がれは雨漏りに繋がる為に定期的なメンテナンスが必要です

表面の漆喰が剥がれてしまっている様子 確かに誰かがいじった形跡はあります。意味なくコーキングが打たれているのが分かります

 

雨仕舞を確認しているところです。雨押えの漆喰が剥がれてしまっているのが分かります。部分的にコーキングが打たれてしまっていますがこれがなんの意味があるのかが分かりませんでした。修繕をしたのは、このコーキングを打ったということなら全く効果がありません。

逆に雨水の通り道の為に陶器瓦屋根はあえて隙間ができるように葺かれておりますが、よくあるDIYでコーキングで隙間を埋めてしまう事がありますが、逆効果です。雨漏りに繋がります。

 

知り合いの大工さんが直していったという箇所にはブチルテープが張られていました ブチルテープをはがしてみると内部は道路に落ちた熨斗瓦が無い状態そのままになっており、とても修繕しているとは言えません

 

こちらがおそらく知り合いの大工さんが修繕していったところだと思われますが、どう見てもブチルテープ(防水テープ)を張っているだけに見えます。

本格的な修繕をするためにとりあえずならば、まだあり得なくもないのですが「これでもう大丈夫」と帰っていったそうです。まったく大丈夫ではありません。

養生で一時的にであれば理解できますがこれでは雨仕舞になっておらずそのうちテープが剥がれて横殴りの強風雨時に雨が入り込んでしまい葺き土などが侵食されてしまいます。

瓦屋根の知識がない業者に修繕をまかせると、金額も含め適当な修繕をされる事が多いようです。知り合いだから、と頼むのではなくきちんと状況を報告してくれて適切な工事の説明、提案をしてくれる業者選びが重要です。

 

 記事内に記載されている金額は2019年08月11日時点での費用となります。
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