瓦屋根の漆喰剥がれに注意!補修方法である漆喰詰め直し工事とは?

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瓦屋根の漆喰剥がれに注意!補修方法である漆喰詰め直し工事とは?

更新日:2024年03月14日

 瓦屋根の中でも棟瓦を造る上で重要なのが「漆喰」です😊
 しかし、瓦が優れた耐久性を誇る一方で漆喰の耐用年数は15~20年と比較的短く、気付かない内に劣化が進行していたと言うケースも少なくありません(>_<)

 瓦屋根にお住まいの方は、特に漆喰の点検・メンテナンスにも気を配る必要があります!

 今回は、漆喰の特徴・役割・劣化症状をはじめ、補修方法である漆喰詰め直し工事について詳しくご紹介致します!

瓦屋根の漆喰剥がれに注意!

漆喰の役割・特徴

棟と漆喰

 漆喰が生まれたのは約5000年前、ピラミッドの建造に使われたことがはじまりとされています(#^^#)
 石灰石に繋ぎとなる接着剤成分と強度を増すための繊維質を配合して製造され、施工直後は柔らかく、乾燥するにつれて強度が増していくことが特徴的です。

 現代でよく見られるのが、瓦屋根に造られる棟瓦です。
 棟瓦の土台である葺き土の保護、接着効果による瓦のズレ防止の為に漆喰が利用されています。

 ですが、粘土瓦の耐久性が50年~100年と言われている一方で、漆喰の耐用年数は15年~20年と言われています。
 その為、知らない間に漆喰の劣化が大きく進行していたというケースも多いです😥

漆喰の劣化が招く棟の歪み・倒壊

漆喰の剥離 棟の歪み

 漆喰が劣化してしまいますと、ボロボロと剥がれてきてしまう事から葺き土の保護機能が低下してしまいます。
 葺き土はそれ自体に防水性はありませんので、雨水によって流出してしまう事で棟の歪み、最悪の場合には倒壊に繋がります(>_<)

 また、棟瓦は雨水の浸水を防ぐ役割を担っている事から、雨漏りリスクも大きくなります😱

 漆喰の劣化進行を放置してしまいますと、被害や工事規模・費用が拡大してしまいますので定期的な点検・メンテナンスを行う事が大切です!

軽微な漆喰の補修方法「漆喰詰め直し工事」

漆喰詰め直し工事

 「漆喰詰め直し工事」は、漆喰の劣化が比較的軽微な場合に行われる補修方法です!

 古くなった漆喰をすべて取り除き、新しくすることで漆喰の機能・耐久性を回復させます(#^^#)

 また、既存の劣化した漆喰をそのままにして新たな漆喰を詰める「漆喰詰め増し工事」という補修方法もありますが、こちらをご提案するケースは少ないです😥

 剥がれかけている漆喰に施工しても耐用年数は期待できず、厚塗りをしてしまいますと逆に雨漏りの原因にもなる為です。
 漆喰の状態によっても変わりますが、やはり漆喰の補修は「漆喰詰め直し工事」が安心できると思います(#^^#)

漆喰を含む瓦屋根の定期点検・メンテナンスを行いましょう!

 漆喰は瓦屋根において棟瓦に使用され、土台である葺き土の保護・瓦のズレを防止する役割を担っています!
 しかし、耐用年数は15~20年と比較的短く、漆喰の劣化は棟の歪み・倒壊や雨漏りの原因になります😥

 瓦は丈夫だから…と油断せずに、漆喰を含む瓦屋根の点検・メンテナンスは定期的に行いましょうね(^^♪

 

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