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川崎市麻生区高石でサビが酷い棟板金を交換工事で直します
川崎市麻生区高石で屋根の調査をおこないました。お問合せのきっかけは近所で工事をおこなっているという業者から、屋根の棟板金がバタバタしているという指摘をされたという事でした。築年数が経過すると確かに棟板金の下地に使用されている貫板が劣化して釘が浮いたり抜けてしまう事がありますが、今回の様な指摘をされたというお問合せが最近非常に増えております。
今回の調査では棟板金のバタつきは確認出来ませんでしたが、下地の貫板ごと浮いている箇所がありました。
指摘された部分を調べます
スレート葺き屋根には棟板金が取り付けてあります。屋根面が合わさる部分に板金を被せるのですが、これを棟板金といいます。スレートを葺いた後に下地の貫板を固定し、その上に棟板金を被せて釘で固定しています。
築年数が経過する共に貫板が痩せてしまったり腐食することで、固定していた釘が効かなくなってしまい、浮いたり抜けたりしてしまいます。そうなると固定されていない事になりますので、風などの影響によって棟板金が飛ばされてしまう事もあります。
現在住宅などの使用されてい板金の殆どがガルバリウム鋼板ですが、古い物ですとトタンが使用されていて、定期的に塗装工事をおこなわないとサビが広がってしまう事になります。今回伺った屋根も棟板金がサビて真っ赤になっていました。
棟板金交換工事は貫板の交換が目的です
サビが酷く浮いてしまっている棟板金は、このままにしておくと被害を広げてしまう原因になりますので交換工事が必要です。棟板金交換工事ときくと板金だけを交換すると思われるかもしれませんが、この工事で重要なのは貫板を新しくする事です。板金だけ交換しても固定する貫板が劣化していてはまた浮いてしまう原因になるからです。
川崎市麻生区高石で調査していたスレート葺き屋根は、棟板金交換工事で貫板を樹脂製の物に交換し、しっかりと固定して風の影響を受けにくくするご提案をさせていただきました。
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