屋根塗装をしたばかりのスレートが雨漏り!?施工不良「縁切り不足」が雨漏り被害に繋がる理由とは?

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屋根塗装をしたばかりのスレートが雨漏り!?施工不良「縁切り不足」が雨漏り被害に繋がる理由とは?

更新日:2024年07月19日

 「スレート屋根塗装をしてもらったばかりなのに雨漏りが発生してしまった…(>_<)」
 せっかく屋根のメンテナンスを行ったばかりなのに、すぐにトラブルが発生してしまっては残念な気持ちになりますよね…

 実は、こうしたケースの場合、屋根塗装メンテナンスの施工不良が原因である可能性があります!

 今回は、スレート屋根が雨漏りを生じさせてしまう原因となる施工不良「縁切り不足」について、実際の施工事例の様子と併せて徹底解説いたします!

雨漏りを招くスレート屋根塗装の施工不良|「縁切り不足」

 前述の通り「スレート屋根塗装後すぐに発生した雨漏り」は施工不良が原因の可能性があり、そうした場合の多くは「縁切り不足」が原因です😥

 まず、スレート屋根の小口部分にあたる屋根材同士の重なり部は、屋根材内部に浸水した雨水の排水口として隙間が設けられています!

 しかし、スレート屋根材は厚さが5mm程度と薄い事から、塗装を施す際にこの隙間が塞がれてしまいます(>_<)
 そこで必要となるのが、タスペーサーという器具を差し込むことで隙間を設ける「縁切り」工程です!

 一方、縁切りが全く行われていない場合や不十分な状態を「縁切り不足」と呼び、こうした状態では屋根材内部に浸水した雨水が排出されません。
 長時間滞留した雨水は屋根材内部の劣化進行の原因となり、やがて雨漏りが生じてしまいます😱

縁切り不足により雨漏りが発生したスレート屋根の現地調査

 

屋根全体

 続いて、縁切り不足が原因で雨漏りが生じてしまったお住まいの現地調査の様子をご紹介いたします!
 「雨漏りが起きてしまっていて困っているから原因を調査してきちんと直したいから調査してほしい」とご連絡をいただき、相模原市南区のお住まいへ調査に伺いました!

屋根裏の様子

屋根裏

 

 まずは屋根裏の様子を見て行きましょう!
 屋根裏には大きな水染みの跡がありました( ;∀;)

 雨染みが屋根裏にあると、その部分が腐食して大きなダメージを引き起こす可能性があります!
 内部で腐食やカビが発生する可能性もあるため、早めに対処しないとより深刻な問題が発生する可能性があります(;´Д`)

 

縁切り不足のスレート

縁切りされていないスレート

 屋根に上り調査してみると塗装されたスレートは”縁切り”がキチンとされていませんでした!
 これでは、屋根材内部に浸水した雨水が排水されません(>_<)

 こうした「縁切り不足」は、施工業者の知識・経験不足が大きな原因となります。
 お見積りや施工工程に「縁切り工程」が入っているかどうか、しっかりと確認されることが大切です!

塗装直後の雨漏りは施工不良が原因の可能性があります!

 縁切り不足

 今回は、塗装したばかりの屋根が雨漏りを起こしてしまう原因、「縁切り不足」についてご紹介いたしました!

 雨漏りの原因は様々ですので、施工不良が原因とは限りません。
 ですが、街の屋根やさんにお問い合わせいただいた「スレート屋根の雨漏り」原因が縁切り不足であったケースも少なくありません(>_<)

 現在、スレート屋根の雨漏りにお困りの方がおられましたら、ぜひ街の屋根やさんにご相談下さい(^^)/

 調査の完了後、今回は野地板のメンテナンスが必須のため屋根葺き替え工事ご提案しました(*‘ω‘ *)
 屋根葺き替え工事の価格は¥1,097,800(税込)~承っております。

 

 

 記事内に記載されている金額は2024年07月19日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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      屋根葺き替え
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