屋根の構造について
屋根の大まかなつくりとその役割
まずはじめに、屋根は大まかに3つの層で構成されています。
上から順に、瓦やスレートなどの屋根材、ルーフィング(防水紙)、野地板です。
早速ですが、それぞれの役割をご紹介します。
屋根材

主に雨、風、日光などの様々な外的要因から建物を守ります。
実は瓦やスレートなどの屋根材はあえて隙間が設けられており、屋根内部に湿気がこもらないように作られています。
ここでほとんどの雨水を防ぐ(一次防水)ことで、屋根全体の寿命を保つ役割もあります。
ルーフィング(防水紙)

屋根の防水でもっとも重要な部材です。
ここが経年劣化などにより穴が開くとそのまま雨漏りに直結します。
種類にもよりますが、改質アスファルトルーフィングの場合、寿命は20~30年ほどと言われています。
築20年以上経過している場合には防水紙の寿命に合わせて屋根の葺き替え工事やカバー工事がおすすめです。
野地板(のじいた)

野地板とは屋根やルーフィングを張り付ける下地材のことです。
他の役割として屋根材の重量を支えています。
野地板にも種類があり、現在主流なのは上の画像のような構造用合板で、構造用合板が普及する前はバラ板(小幅板)という日本の伝統的な素材が使用されていました。
構造用合板の厚さは基本的に12mm以上で、バラ板より耐震性と耐風性があります。
しかし木製のため、湿気や熱の影響で腐食したり、強度が低下して損傷したりすることがあります。
野地板のメンテナンスは屋根材とルーフィングをはがした時にしかできません。
ですが定期的な点検によって早期発見に繋がり、結果的に屋根の寿命を延ばすことにもつながるので、問題が起きる前に定期的な点検・メンテナンスをおすすめします。
まとめ

今回は大まかに屋根の構造を解説しましたが、いかがだったでしょうか。
おさらいとして上の図を参考に仕組みを理解していただけているなら幸いです。
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