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相模原市南区新戸にて令和元年房総半島台風により飛散した棟板金の交換工事を実施
【施工前】
【施工後】
築年数築22年
平米数4.5m(棟板金交換部分)
施工期間1日
使用材料ガルバリウム製棟包み
費用詳しくはお尋ねください
保証お付けしておりません
【お問い合わせのきっかけ】
担当:高田
令和元年房総半島台風により、スレート屋根の棟板金が飛散した相模原市南区新戸のお客様宅での状況です。
現在、築22年で、これまでに屋根塗装によるメンテナンスを1回実施されており、棟板金の強風対策については、訪問販売の業者に数回依頼されたご経験があるとのことでした。
しばらくはその強風対策を行っていなかったため、今回の棟板金の飛散についてもやむを得ないとお考えになっていたようです。
点検の結果、訪問販売業者による棟板金の強風対策は、実際には誤った施工であり、場合によっては逆に強風に対して弱くなる可能性があることが判明いたしました。
すべての訪問販売業者が誤った施工を行うわけではありませんが、同様の事例は少なくないため、注意が必要であると言えます。
現在、築22年で、これまでに屋根塗装によるメンテナンスを1回実施されており、棟板金の強風対策については、訪問販売の業者に数回依頼されたご経験があるとのことでした。
しばらくはその強風対策を行っていなかったため、今回の棟板金の飛散についてもやむを得ないとお考えになっていたようです。
点検の結果、訪問販売業者による棟板金の強風対策は、実際には誤った施工であり、場合によっては逆に強風に対して弱くなる可能性があることが判明いたしました。
すべての訪問販売業者が誤った施工を行うわけではありませんが、同様の事例は少なくないため、注意が必要であると言えます。
担当:高田
棟板金の点検調査
屋根の上に設置されているパラボラアンテナは、幸いにも被災していないことが確認できました。
大きな台風では、「屋根が被災したことによりアンテナが損傷する」場合や、逆に「アンテナの被災によって屋根に被害が生じる」といった二次災害が発生することがあります。
その点を踏まえると、今回の状況は非常に幸運であったと言えるでしょう。
一方で、かつて棟板金が設置されていた箇所にシーリング材が盛られている状態が見受けられ、今後の点検や対策を検討する際に留意が必要です。
その他の箇所を確認したところ、棟板金がシーリング材を用いて屋根に直接固定されていたことが判明いたしました。
固定自体は行われているものの、この方法では棟板金内部に浸入した雨水の逃げ道がなくなってしまいます。
雨水の逃げ道がなくなることは、棟板金を支える木材(貫板)の腐食を招く可能性があり、施工として適切でないことは明らかです。
また、棟板金同士の接合部についても、加工や取り付け方法が不明瞭で、十分な耐久性が確保されていない状態でした。
残念ながら、リフォーム業界にはこうした不適切な施工を行う業者がいまだに存在するのが現状です。
棟板金の交換工事
既存の棟板金と貫板を撤去
まずは、これまで設置されていた棟板金および貫板を撤去いたします。
その後、屋根に付着しているシーリング材を可能な限り除去してまいります。
シーリング材を剥がす作業は、屋根材表面の塗膜も同時に剥がれてしまうため、屋根自体に負担をかけることになります。
このような作業が必要となる点は、誤った施工がもたらす問題の一例です。
間違った施工は、建材に余計な負荷を与え、結果的に屋根の寿命を縮めることにつながってしまいます。
貫板を屋根に取り付け
貫板を屋根に取り付けてまいります。
今回は、鉄製の釘ではなく、錆に強いステンレスビスを使用しておりますので、耐久性の面で安心感が高まります。
また、画像からも確認できるように、2本の貫板の両端に盛られていたシーリング材は大部分を除去することができました。
これにより、棟板金内部への雨水の排出が妨げられることはなくなり、適切な排水経路が確保されます。
棟板金の設置
棟板金の設置作業を進めてまいります。
棟板金設置に際してシーリング材を塗布するのは、基本的に板金同士の接合部のみとなります。
過去にスレートに開いた釘穴を塞ぐ目的で直接充填することはありますが、スレートと棟板金の間にシーリングを塗布することはございません。
また、街の屋根工事業者では、棟板金の固定には釘ではなくステンレスビスを使用することが一般的です。
ステンレスビスは釘に比べて固定力が高く、時間の経過による緩みが生じにくい上、錆にも強いため耐久性に優れています。
完工
棟板金の交換工事が無事に完了いたしました。
これにより、今後強い台風が到来しても安心してお過ごしいただけます。
なお、リフォーム業界には、いまだに常識外れの誤った施工を行う業者が存在するのが現状です。
施工に不安を感じられた場合は、信頼できる業者、もしくは私ども「街の屋根やさん」までご相談ください。
正しい施工方法をご提案・ご紹介いたします。
記事内に記載されている金額は2025年10月14日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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