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相模原市中央区青葉にて火災保険を利用して令和元年東日本台風の被害を受けた棟板金の交換工事を実施
【施工前】

【施工後】
築年数40年
施工期間3日(足場設置から足場撤去まで)
使用材料棟板金 ガルバリウム鋼板
費用詳しくはお問合せください
保証お付けしておりません
【お問い合わせのきっかけ】

担当:高田
相模原市中央区青葉にて、現在は空き家となっているお宅の所有者・I様より、「令和元年東日本台風の際に棟板金が飛ばされてしまったようなので、火災保険を活用して修繕したい」とのご相談をいただいたことが今回の工事のきっかけでした。
現地調査にお伺いしたところ、棟の板金はすべて飛散しており、下地の貫板が完全に露出している状態でした。
現在は無人のお住まいということもあり、ご近隣の方からのご指摘で被害に気づかれたとのことでした。
I様は遠方にお住まいのため、お立ち会いが難しいことを心配されておりましたが、火災保険の申請書類の準備や打ち合わせ、工事の進行報告などはすべてメールやオンラインで対応させていただきました。
このように、お立ち会いが難しい場合でも、事前準備から施工完了まで滞りなく進めることが可能です。
今回は、実際に行った棟板金交換工事の流れをご紹介いたします。
現地調査にお伺いしたところ、棟の板金はすべて飛散しており、下地の貫板が完全に露出している状態でした。
現在は無人のお住まいということもあり、ご近隣の方からのご指摘で被害に気づかれたとのことでした。
I様は遠方にお住まいのため、お立ち会いが難しいことを心配されておりましたが、火災保険の申請書類の準備や打ち合わせ、工事の進行報告などはすべてメールやオンラインで対応させていただきました。
このように、お立ち会いが難しい場合でも、事前準備から施工完了まで滞りなく進めることが可能です。
今回は、実際に行った棟板金交換工事の流れをご紹介いたします。

担当:高田
棟板金の点検調査
落下した棟板金の点検

所有者のI様のご承諾をいただき、ご不在の中ではありましたが現地にて点検調査を実施いたしました。
棟板金は落下してしまっており、ご近隣の方からのご連絡を通じてI様が被害に気づかれたとのことでした。
落下した棟板金3枚は、お宅の脇にまとめて保管されている状態でした。
経年劣化した貫板の点検

屋根に上がって確認したところ、切妻形状の瓦棒屋根で、頂上部分にあたる棟板金がすべて飛ばされ、下地の貫板が剥き出しになっている状態でした。
ご近隣の方のお話によりますと、一昨年発生した令和元年東日本台風の際に棟板金が飛散し、周囲に落下していたとのことです。
また、被害発生からある程度の時間が経過していることもあり、貫板自体は黒ずみが進行しており、先端部分では木部がめくれ上がっている箇所も見受けられました。
全体的に劣化が進み、かなり弱くなっている状態と判断されます。
工事着工前に火災保険を申請

今回の被害は台風によるものと判断されましたので、火災保険の申請を行い、修繕工事の実施を検討してまいりました。
I様は遠方にお住まいでしたが、申請に必要な書類のご準備や手続きのご説明などは、すべてメールやリモートを活用してスムーズに進めることができました。
無事に火災保険の承認が下り、工事を着手する運びとなりました。
着工前のご近隣様へのご挨拶や工事内容のご説明につきましても、弊社にてすべて対応させていただきました。
工事中も進捗状況をその都度オンラインでご報告し、現地にお立ち会いいただかなくても安心してお任せいただけるよう進めてまいりました。
棟板金交換工事
足場の架設

今回の工事は高所での作業となるため、安全確保を最優先に、部分的な足場を架設して施工を進めてまいりました。
屋根全体に足場を設ける必要はありませんでしたが、作業効率と安全性を両立させるため、正面側1スパン分に荷揚げ用の足場を設置し、資材の搬入や施工のしやすさを確保いたしました。
こうした棟板金交換工事の前準備により、限られたスペースでも安全かつ確実な作業体制を整えることができました。
貫板の撤去

足場の仮設が完了すると、いよいよ屋根工事の着手となります。
まずは棟板金の下地となる既存の貫板を慎重に撤去し、その後、新しい木材製の貫板を設置していきます。
既存の貫板は経年劣化や風雨の影響で腐食や反りが見られたため、しっかりと固定ができるよう、状態の良い新材にすべて交換いたしました。
新しい貫板を正確な位置に取り付けることで、後に取り付ける棟板金もしっかりと固定でき、耐風性・耐久性の向上につながります。

既存の貫板は経年劣化が進んでおり、内部まで水分が染み込んでいたため強度が著しく低下していました。
そのため、軽く力を加えるだけでも折れ曲がり、簡単に外れてしまうほどの状態でしたので、新たに丈夫な木材製の貫板を設置し、しっかりと固定を行ったうえで新しい棟板金を被せていきます。
下地を確実に整えることで、棟板金の密着性や耐風性が高まり、今後の強風や雨天時にも安心してお過ごしいただける仕上がりとなります。
棟板金の取り付け

新しい棟板金は、屋根の形状や勾配に合わせて現場で丁寧に加工し、先ほど設置した貫板の上に被せていきます。
取り付けの際は、ビスによる固定を行いました。
従来の施工では釘打ちが一般的でしたが、釘の場合は経年によって徐々に緩みやすく、強風時などに浮きや外れが発生するリスクがあります。
そのため、現在ではより強度と耐久性に優れたビス止めによる固定が主流となっています。
ビスはしっかりと食い込み、長期間にわたり固定力を維持できるため、台風や突風などの自然環境に対しても高い耐久性を発揮します。
シーリング処理

棟板金を重ね合わせる部分については、内側・外側の両面から丁寧にシーリング処理を施していきます。
特に屋根の頂上部にあたる「大棟(おおむね)」の継ぎ目は、風雨の影響を最も受けやすい箇所のひとつです。
そのため、水の浸入をしっかりと防ぐために、通常よりも念入りに防水処理を行いました。
このようにシーリングを二重で施すことで、雨水の侵入リスクを最小限に抑え、棟板金や下地木材の耐久性を長期的に保つことができます。
見えない部分の細かな処置こそが、今後の屋根の寿命を左右する大切なポイントとなります。

シーリング剤の乾燥を十分に確認した後、養生用のマスキングテープを丁寧に剥がして最終処理を完了しました。
仕上がりも美しく、継ぎ目部分には隙間が一切なく、水の浸入経路を完全に遮断できています。
これにより、防水性・耐候性ともに安心できる状態となり、今後の降雨や強風に対しても問題なく耐えられる仕上がりとなりました。
アンテナ線の締め直し

棟板金の取り付けは無事完了しましたが、対象のお宅はしばらく空き家の状態が続いていたため、これまで十分なメンテナンスが行われていなかったと考えられます。
そのため、屋根上に設置されていたアンテナ線についても点検を行い、緩んでいる箇所は締め直して補強いたしました。
これにより、棟板金だけでなく屋根周り全体の安全性・耐久性を高め、今後の台風や強風時にも安心してお住まいいただける状態に整えました。
完工
棟板金交換工事完了

棟板金の交換施工が無事完了いたしました。
今回は、瓦棒屋根の頂上部にあたる棟板金全ての交換作業となります。
空き家の屋根に生じた台風被害の復旧を最優先としたため、屋根全体の改修ではなく、被害箇所である棟板金のみを施工いたしました。
今後、必要に応じて屋根全体のメンテナンスを検討することで、さらに長期的な耐久性と安心を確保することが可能です。
足場を撤去

足場の撤去も完了し、これにて全工程の作業が終了となります。新規棟板金の取り付けは問題なく完了しており、仕上がりも良好です。
施工後は、お客様へ写真を添えてメールにてご報告を行い、内容をご確認いただいたうえで完了の承認をいただきました。
これにより、遠方にお住まいのお客様でも安心して工事完了を確認していただける体制となっています。
一昨年の台風被害でも火災保険の適用可能
一昨年の台風による被害であっても、火災保険の申請は被害発生日から3年間有効とされています。
そのため、令和元年の台風被害であっても申請が可能です。こうした過去の被害でお困りの方も、どうぞお気軽に私たち「街の屋根やさん」へご相談ください。
さらに、今回の事例のように遠方にお住まいのお客様でも、メールやオンラインを活用したやり取りにより、現地にお立ち会いいただかなくてもスムーズに対応することが可能です。安心して修繕のご依頼をいただける体制を整えております。
記事内に記載されている金額は2025年10月23日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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相模原市中央区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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