相模原市中央区水郷田名にてスーパーガルテクトを用いて塗膜が劣化した化粧スレートへ屋根カバー工法を実施しました

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相模原市中央区水郷田名にてスーパーガルテクトを用いて塗膜が劣化した化粧スレートへ屋根カバー工法を実施しました

更新日:2025年10月29日

【施工前】
塗膜が劣化した化粧スレート屋根

【施工後】
スーパーガルテクトを用いて化粧スレートへ屋根カバー工法を実施

築年数18年

施工期間14日

使用材料スーパーガルテクト

費用150万円

保証10年

ハウスメーカーハウスメーカー不明

【お問い合わせのきっかけ】


担当:高田


相模原市中央区水郷田名にお住まいのお客様より、「築18年が経過し、屋根の汚れが目立ってきたため、補修や塗装などのメンテナンスを検討したい」とのご相談をいただきました。
現地にて調査を行ったところ、化粧スレートに施されていた塗装の経年劣化により、塗膜が剥がれ始めている箇所が見受けられました。
また、スレート自体にもひび割れなどの損傷が確認され、全体的に傷みが進行している状態でした。
幸いにも、下地である野地板の状態は良好でしたので、今回は既存の屋根材を撤去せずに新しい屋根材を重ね葺きする「屋根カバー工法」にて施工を行うこととなりました。
使用する屋根材には、ガルバリウム鋼板製で高い耐久性と断熱性を兼ね備えた「スーパーガルテクト」を採用しております。
数ある金属屋根材の中でも特に人気の高い製品で、長期にわたり安心してご使用いただける屋根材です。
それでは、今回の屋根カバー工法の施工の様子を順を追ってご紹介いたします。
相模原市中央区水郷田名にお住まいのお客様より、「築18年が経過し、屋根の汚れが目立ってきたため、補修や塗装などのメンテナンスを検討したい」とのご相談をいただきました。
現地にて調査を行ったところ、化粧スレートに施されていた塗装の経年劣化により、塗膜が剥がれ始めている箇所が見受けられました。
また、スレート自体にもひび割れなどの損傷が確認され、全体的に傷みが進行している状態でした。
幸いにも、下地である野地板の状態は良好でしたので、今回は既存の屋根材を撤去せずに新しい屋根材を重ね葺きする「屋根カバー工法」にて施工を行うこととなりました。
使用する屋根材には、ガルバリウム鋼板製で高い耐久性と断熱性を兼ね備えた「スーパーガルテクト」を採用しております。
数ある金属屋根材の中でも特に人気の高い製品で、長期にわたり安心してご使用いただける屋根材です。
それでは、今回の屋根カバー工法の施工の様子を順を追ってご紹介いたします。


担当:高田

化粧スレート屋根の点検調査

複数箇所でスレートのひび割れが発生 屋根は緑色に変色するほど苔や藻が広がっている状態

さっそく屋根に上がらせていただき、現状の確認を行いました。

使用されている屋根材は「化粧スレート」でした。

屋根全体を確認いたしますと、複数箇所でスレートのひび割れが見受けられました。

また、塗膜の劣化が進行しており、その影響でカビや苔の繁殖も多く見られます。

特に1階の屋根は日当たりが悪いという条件も重なり、緑色に変色するほど苔や藻が広がっている状態でした。

塗膜もただれるように剥がれ落ち、スレート本体の傷みも進行しています。

化粧スレートは、セメントに繊維を混ぜて成形された屋根材で、「耐火性に優れる」という大きなメリットがある一方で、「吸水しやすい」という弱点もございます。

そのため、防水性を保つためには定期的な塗装による保護が必要となります。

ところが、経年劣化によって塗膜が剥がれてしまうと、防水機能が失われ、今回のように藻や苔が発生しやすい環境になってしまいます。

なお、劣化によるひび割れは部分的な補修では根本的な解決には至らず、時間の経過とともに再発してしまう可能性が高くなります。

そのため、今回は屋根全体を改修する「屋根葺き替え工事」もしくは「屋根カバー工法」による施工が必要な状態と判断いたしました。

棟板金は多くの箇所で固定用の釘が抜けかかっている 竪樋(たてどい)に枯れ葉がぎっしりと詰まり水が正常に流れない状態

棟板金の状態を確認いたしましたところ、多くの箇所で固定用の釘が抜けかかっているのを確認いたしました。

棟板金を支えている下地の貫板(ぬきいた)が、経年劣化により傷んでしまい、強風の影響を受けた際に釘が浮いてしまったものと考えられます。

現時点では錆の発生は見られませんでしたが、築年数を考慮しますと、早めに交換しておくことをおすすめいたします。

また、お客様より「雨が降ると雨樋から水があふれてしまう」とのご相談をいただきましたので、併せて点検を行いました。

調査の結果、竪樋(たてどい)に枯れ葉がぎっしりと詰まっており、水が正常に流れない状態になっていました。

特に集水器の周辺には、落ち葉や泥が堆積しており、排水機能が完全に失われていました。

さらに、集水器の一部には破損も確認されました。

このため、破損した集水器の交換に加え、今後の詰まりを防止するための対策として、「落ち葉除けネット」の設置をおすすめさせていただきました。

これにより、今後は雨水の流れがスムーズになり、あふれや詰まりの心配も軽減される見込みです。

スレート屋根の野地板はまだ良好

スレート屋根の点検の結果、下地の野地板の状態はまだ良好であることが確認できました。

そのうえで、お客様のご要望も踏まえ、今回は既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねる「屋根カバー工法」による工事をご提案させていただきました。

足場を架設して下準備

足場架設 足場架設して下準備

今回は、屋根カバー工法により新しい金属屋根を施工いたします。

屋根カバー工法とは、既存の屋根材を撤去することなく、その上から防水紙と新しい屋根材を重ねて葺いていく工法です。

この方法により、既存屋根材の撤去にかかる費用や手間を省くことができ、葺き替え工事よりも比較的リーズナブルに施工を行うことが可能です。

ただし、下地がしっかりしていることが前提条件となりますので、すべての屋根で施工できるわけではございません。

まずは、足場の設置から作業を開始いたします。

今回は屋根の勾配が急なため、屋根上にも足場を設置して安全に作業を行える体制を整えます。

雨樋の補修工事

落ち葉除けネットを設置

落ち葉除けネットを設置前 落ち葉除けネットを設置後

足場設置後は、先に雨樋の補修工事を行います。

軒樋に詰まった枯れ葉を取り除き、詰まった竪樋は交換いたします。

まずは、雨樋の補修と落ち葉除けネットの設置です。

今回の雨樋は落ち葉と泥が堆積しており、このまま放置すると泥の重みで軒樋がたわみ、変形してしまう恐れがあります。

そうなると、雨水が正しく排水されず、最悪の場合は軒樋の交換が必要になり、高額な補修費用が発生する可能性があります。

そこで、まずは堆積している落ち葉と泥を丁寧に取り除き、その後落ち葉除けネットを設置して、今後の詰まりを防止いたします。

集水器の交換

集水器を撤去 集水器の交換後

落ち葉と泥の除去が完了しましたら、次に破損している集水器の交換を行います。

集水器は、軒樋を通って集められた雨水を竪樋に流す役割を担っています。

破損している集水器は、まず繋がっている竪樋を外してから取り除き、新しい集水器と交換いたします。

今回は、まだ販売中の型の集水器でしたので、部分的な交換が可能でした。

しかし、もし販売終了となってしまった商品であった場合は、部分的な交換ができず、繋がっている雨樋すべてを交換する必要があり、高額な修理となってしまいます。

そのため、日頃からのこまめなメンテナンスが非常に重要です。

集水器の交換が完了しましたら、続いて落ち葉除けネットの設置を行います。

落ち葉除けネットは、お客様の雨樋のサイズに合わせて採寸し、手作業で金属ネットをカットして取り付けていきます。

この設置により、落ち葉やゴミが雨樋の中に入り込むのを防ぐことができ、今後は雨樋の詰まりによる水あふれの心配がなくなります。

スーパーガルテクトを用いた屋根カバー工法(工事)

既存の棟板金をすべて撤去

既存の棟板金をすべて撤去 既存の棟板金をすべて撤去した後

いよいよ屋根カバー工法による施工に取りかかります。

まずは、屋根カバー工法に不要となる既存の棟板金をすべて撤去いたします。

作業中には、抜けた釘や傷んだ貫板などの廃材が出ますので、周囲に配慮しながら丁寧に掃除を行い、清掃しつつ撤去作業を進めてまいります。

ルーフィング(防水紙)敷設

ルーフィング(防水紙)敷設 ルーフィング(防水紙)敷設した後

既存の化粧スレートの上に、防水紙を敷設していきます。

今回使用する防水紙は、日新工業製の粘着式アスファルトルーフィング「カスタムライト」です。

この防水紙を施工することで、屋根材の下にしっかりとした防水層を形成し、雨水の浸入を防ぐことができます。

ルーフィング(防水紙)敷設する作業工程 ルーフィング(防水紙)敷設が完了した状態

今回使用している粘着式防水紙は、釘を使用せずとも屋根に固定できるタイプの防水紙(ルーフィング)です。

施工は軒側から順に行います。

雨水は屋根の高い位置から流れ落ちるため、防水紙の重なり部分から水が浸入しないよう、階段状に重ねながら葺いていくことが重要です。

屋根全体を軒側から覆い、防水層をしっかりと形成します。

特に棟の部分は、雨漏り防止の観点から慎重に施工を行ってまいります。

屋根材「スーパーガルテクト」の敷設

屋根材「スーパーガルテクト」 屋根材「スーパーガルテクト」を敷設する作業工程

続いて、新しい屋根材を葺いていきます。

今回使用する屋根材は「スーパーガルテクト」です。

スーパーガルテクトは、表面の仕上げによって一見化粧スレートのように見えますが、材質は金属(ガルバリウム鋼板)でできています。

日本瓦のおよそ1/10の軽さでありながら、非常に丈夫で錆びにくく、さらに雨音が響きにくい防音・断熱材も施されていることが大きな特徴です。

そのため、近年では化粧スレートに代わる主流の屋根材として、多くの住宅で採用されています。

屋根材「スーパーガルテクト」をビスで固定 屋根材「スーパーガルテクト」を敷設する作業風景

屋根材の施工も、防水紙と同様に軒側から順に葺いていきます。

一枚一枚をビスでしっかりと固定し、確実に施工してまいります。

スーパーガルテクトは非常に軽量で耐久性が高く、加工もしやすい素材です。

そのため、大きなお住まいの屋根でない限り、ほとんどの場合1日で取り付けが完了します。施工期間が短縮できる点も、この屋根材の大きなメリットのひとつです。

雪止めの設置

雪止めの設置 雪止めの設置する作業工程

屋根材の施工と同時進行で、雪止めの設置も行ってまいります。

雨漏り対策に加え、安心して快適にお住まいいただけるよう、安全面にも配慮して施工を進めます。

雪止めは、屋根に積もった雪が解け始めた際に雪崩のように落下するのを防ぐ部材です。

屋根の下にあるカーポートや通行人への被害を防ぐ役割もありますので、安心してお過ごしいただくためには重要な施工となります。

棟板金の設置

棟板金の設置 棟板金の設置をする作業工程

スーパーガルテクトの施工を屋根の最上部まで進め、全体の葺き替えが完了いたしました。

続いて、屋根のてっぺんに棟板金を設置します。

まずは合成樹脂製の貫板を取り付け、その上に板金をビスで固定していきます。

合成樹脂製の貫板は木製と異なり腐食しないため、耐久性が高く、長期間にわたり安定した状態を維持することができます。

棟板金の設置が完了 棟板金の設置が完了した屋根の外観

棟板金の設置が完了し、スーパーガルテクトによる屋根カバー工法の施工が無事に竣工いたしました。

これにより、屋根全体の耐久性と防水性能が向上し、見た目も美しく整った仕上がりとなっております。

今後も安心して快適にお過ごしいただけます。

完工

スーパーガルテクトによる屋根カバー工法が無事に竣工した外観

スーパーガルテクトによる屋根カバー工法を施工したことで、屋根の耐久性は大幅に向上し、寿命も格段に延びました。

また、屋根全体の見た目もすっかり美しく生まれ変わりました。

お住まいを長く良好な状態で維持するためには、どの工事が最適かを見極めることが重要です。

街の屋根やさんでは、このような屋根やお住まいに関するご相談にも対応しており、必要な補修工事や最適な施工方法をご提案させていただきます。

お悩みやご不安がございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

 記事内に記載されている金額は2025年10月29日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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工事種類

屋根カバー工事, 天窓工事, その他の工事

お問い合わせ内容

模原市中央区にお住いのⅠ様
 2023年に、屋根の一部がずれてしまっているとのご相談をいただき、天窓の撤去や太陽光パネルの撤去を含め、エコグラーニを使った屋根カバー工事を行わせていただきました!
 同時に付帯電気工事と、屋根の東側部分のみ雪止めの設置を行いました。

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