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横浜市戸塚区で屋根のメンテナンスは塗装か葺替えか
昨日の夜は凄い風が吹いていて、木枯らし一号だったんですね。寒くなるかと思いきや、日中は汗ばむ陽気でした。本日は、屋根のメンテナンスを検討中の横浜市戸塚区のお宅へ伺いました。築10年で初めてのメンテナンスです。早速屋根の状態を調べてみましょう。
屋根はスレート葺きです。勾配も7寸の急勾配で表面の劣化がそれ程酷くなかったので、何とか歩けています。
屋根全体のスレートがこの様に剥離しています。割れとは違い、スレートの厚み部分が何層にも剥離してしまっている状態です。アスベスト入りのスレートが禁止になり、ノンアスベストに切り替わった直後のスレートに良く見られた状態です。耐久性に難があり、紫外線の劣化によって剥離してしまいます。表面の劣化はそれ程でもありませんので、塗装が出来るのですが、塗装をしてもスレートが剥離してしまえば全く意味が無くなってしまいます。
もう一つ気になったのが、この部分の納まりです。屋根の形状が斜めになっているのですが、本来で有れば屋根の上を流れてきた雨が雨樋に落とさなければいけないのですが、屋根の側面『ケラバ』の納まりにしてしまっているので、雨水が溜まってしまい逆流する納めになっています。雨水が溜まった状態になるので、スレートが更にボロボロになってしまうんんです。今回のご提案は屋根の葺き替えです。この部分の納まりを軒先と同じに変えて雨樋の吊り込みも必要です。
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