屋上防水にもおすすめ！ウレタン防水の特徴や工法の違いについて解説

「ウレタン防水」は数ある防水工法の中でももっとも多く採用されている工法の一つです。
塗膜によって防水層を形成することから、複雑な形状にも柔軟に対応する事が可能で屋上にもおすすめできます(^^)/

今回はウレタン防水の特徴や2つの工法の違い、さらに劣化サインや長持ちさせるためのメンテナンス方法まで詳しく解説いたします！

ウレタン防水とは？屋上にも選ばれるポピュラーな防水工法

画像は、横浜市泉区中田南のお住まいで施工させていただいたウレタン防水工事の様子です。

ウレタン防水は液状のウレタン樹脂を塗布して防水層を作る工法で、住宅の屋上やベランダ等の防水に多く使われています(^^)/
施工後は弾力性のあるゴム状の膜ができるため、建物の動きにも柔軟に対応してくれるのが特長です。

この工法が広く普及している理由の一つは、複雑な形状の場所にも対応しやすい点にあります！
職人が塗布作業によって防水層を形成する事から、排水口まわりや立ち上がり部分もしっかりカバーできます。

また、継ぎ目のない一体化した防水層ができるので、高い防水性を備えています！

ウレタン防水の工法の違い｜「密着工法」「通気緩衝工法」

ウレタン防水には主に「密着工法」と「通気緩衝工法」という2つの施工方法があります。

● 密着工法
防水層を直接下地に密着させる方法で、コストが比較的安く工期も短いのがメリットです。
ただし、

・下地が湿気を含んでいる
・雨漏りが発生している

上記の様な施工箇所では膨れが発生リスクが大きいため、事前に下地の状態をしっかり確認することが重要です(>_<)

● 通気緩衝工法
下地と防水層の間に通気シートや絶縁シートを設けて、湿気を逃がす構造にする工法です。
水分が多く含まれている可能性がある屋上や、すでに膨れの兆候がある箇所に適しています。

費用は密着工法よりやや高めですが、施工箇所の状態に左右されず施工できる事が大きなメリットです！

屋上に施されたウレタン防水の点検ポイント

一般的にウレタン防水の耐用年数は約10~15年程度とされていますが、さらに劣化が進行する事で様々な症状を発生させます。

・色あせ
・剥がれ
・ひび割れ
・膨れや浮き

上記の様な劣化症状が確認された場合には、ウレタン防水やその上に施されているトップコートの劣化が進行している可能性があります。
専門業者へ早期に点検を依頼し、必要に応じてトップコートの塗り替えや防水工事を行いましょう。

ウレタン防水を長持ちさせるポイント

せっかく施工したウレタン防水、できるだけ長く快適に使いたいですよね(#^^#)
以下は、ウレタン防水を長持ちさせるためのポイントです！

● 定期的なトップコートの塗り替え
ウレタン防水の表面には、紫外線や摩耗から守るためのトップコートが施されています。このトップコートは約5年ごとの塗り替えが目安です。

● ゴミや落ち葉をこまめに掃除
ごみや落ち葉は排水不良に繋がり、滞留した水分は間接的に防水層を傷める原因に繋がります。こまめに取り除きましょう(^^)/

● 定期的な点検
日常的なチェックも大切ですが、やはり専門業者に定期的な点検を依頼する事も重要です。
屋上にはサッシ回りのシーリングや笠木など浸水リスクが高い場所が多いため、ウレタン防水とあわせてチェックしてもらいましょう。

まとめ

柔軟性が高く施工性に優れたウレタン防水は、屋上にもおすすめできる防水工法です。
塗るだけで継ぎ目のない防水層ができるため、複雑な形状の屋上でもしっかり対応できます(^^♪

また、施されているウレタン防水を長持ちさせるためには、日々のお手入れや定期的な点検・メンテナンスを行っていくことが重要です！

街の屋根やさんでは、屋根工事はもちろん屋上の防水工事にも幅広くご対応可能です(#^^#)
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