屋根カバー工法の施工の流れ｜メリット・デメリットを解説

屋根のリフォームや修理を検討している方にとって、近年人気を集めているのが「屋根カバー工法」です！
解体工事を必要とせず、工期も短縮できるため、多くの方に選ばれています。

今回は、屋根カバー工法の施工の流れやそのメリット・デメリットについて詳しく解説いたします！
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/

屋根カバー工法とは？

画像は、横浜市旭区川島町のお住まいで施工させて頂いた屋根カバー工法です！

屋根カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。
近年人気の屋根リフォーム方法であり、屋根を全面的に解体せずに新しい屋根材を取り付けることができるため、比較的短期間で工事が完了するのが特徴です。

従来の屋根葺き替え工法とは異なり、既存の屋根を取り壊さずにカバーをするだけという施工方法です。
そのため、工事の手間やコストが軽減される点が大きな魅力と言えます。

屋根カバー工法の施工の流れ

それでは、屋根カバー工法の施工の流れをご紹介いたします。
それぞれの流れを詳しく見ていきましょう。

• ①棟板金の撤去
  凹凸となる棟板金は、屋根材を被せる上で邪魔になります。そのため、一番初めに撤去します。

• ②防水シートの設置
  次に、防水シートを屋根に敷きます。
  防水紙は屋根材の中に侵入したを防ぎ、屋根全体の防水性を高める効果があります。
• ③新しい屋根材の取り付け
  防水シートが敷かれた後、新しい屋根材を重ねていきます。屋根材は素材によって耐久性や外観が異なりますが、カバー工法では軽量な金属屋根材が人気です！
• ④棟板金の復旧
  最後に、新たな屋根に棟板金を復旧させれば屋根カバー工法の完工です。

上記の通り、屋根カバー工法では既存の屋根材を撤去する必要がありません！
そのため、特に「費用を抑えて屋根リフォームを行いたい！」とお考えの方におすすめの施工方法となります(^^)/

屋根カバー工法のメリットとデメリット

最後に、屋根カバー工法のメリット・デメリットについてご紹介いたします。

メリット

• ・工期が短い
  既存の屋根を解体せずに新しい屋根をかぶせるだけなので、工事の時間が大幅に短縮されます。通常、1週間ほどで完了することが多いです。
• ・コストが抑えられる
  解体工事や廃材処理が不要なため、従来の葺き替え工事よりもコストを抑えることができます。
• ・断熱性や防音性が向上する
  新しい屋根材の中には、断熱性能が優れたものも多いため、夏は涼しく、冬は暖かい快適な住環境を提供してくれます。また、防音性が高い屋根材もあるため、外部の音が気にならなくなります。

デメリット

• ・屋根の重量に注意
  屋根材が２層にもなるため、その分屋根の重量は大きくなります。特に、築年数が経過したお住まいでは注意が必要です。
• ・下地の状態に左右される
  既存の屋根がひどく劣化している場合、カバー工法が適用できないことがあります。
  また、基本的に凹凸が大きい瓦屋根への施工も出来ません。

メリットの多いカバー工法ですが、屋根の重量や既存屋根の状態によって施工が難しいケースもあります。
どの様なリフォーム工事にも言える事ですが、しっかりとした現地調査を行った上で施工を行う事が大切です！

まとめ

屋根カバー工法は、工期が短くコストも抑えられるといった大きなメリットがあります。

一方、屋根やお住まいの状態によっては施工が難しい場合もあります(>_<)
施工前にしっかりとチェックが必要です。

街の屋根やさんでは、無料に現地調査でお住まいの状態をしっかりとチェックさせて頂きます。
お客様のご要望もあわせて最適な施工方法をご提案させて頂きますので、ぜひお気軽にご相談くださいね(^^♪

　記事内に記載されている金額は2025年10月13日時点での費用となります。
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