相模原市緑区小倉にて部分交換工事と付帯部塗装工事を実施して軒天の剥がれを修繕

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相模原市緑区小倉にて部分交換工事と付帯部塗装工事を実施して軒天の剥がれを修繕

更新日:2025年10月23日

【施工前】
軒天が剥がれた状態

【施工後】
部分交換工事と付帯部塗装工事後の軒天

築年数約40年

施工期間約1週間

使用材料軒天 ケイカル板、軒天塗装 ケンエース、破風板塗装 ファインシリコンフレッシュⅡ

費用税込572,000円

保証お付けしておりません

【お問い合わせのきっかけ】


担当:高田


相模原市緑区小倉のI様より、「お住まいの軒天が所々で剥がれてきている」とのご相談をいただき、まずは無料点検調査にお伺いさせていただきました。
現地を確認したところ、建物全体で大きく4箇所の軒天に剥がれが見られました。
特にケラバ下部分においてその症状が顕著で、長年の風雨や湿気の影響により下地材が劣化していることが確認されました。
当初は軒天の交換のみのご要望でしたが、原因となっている破風板部分の劣化も進行しており、このままでは再発の恐れがあるため、補修を含めた対応が必要と判断いたしました。
その旨をI様にもご説明の上、損傷部の軒天交換と併せて、破風板の補修および付帯部塗装を行わせていただく運びとなりました。
今回の施工により、美観の回復だけでなく、今後の耐久性向上にもつながる内容となっております。
相模原市緑区小倉のI様より、「お住まいの軒天が所々で剥がれてきている」とのご相談をいただき、まずは無料点検調査にお伺いさせていただきました。
現地を確認したところ、建物全体で大きく4箇所の軒天に剥がれが見られました。
特にケラバ下部分においてその症状が顕著で、長年の風雨や湿気の影響により下地材が劣化していることが確認されました。
当初は軒天の交換のみのご要望でしたが、原因となっている破風板部分の劣化も進行しており、このままでは再発の恐れがあるため、補修を含めた対応が必要と判断いたしました。
その旨をI様にもご説明の上、損傷部の軒天交換と併せて、破風板の補修および付帯部塗装を行わせていただく運びとなりました。
今回の施工により、美観の回復だけでなく、今後の耐久性向上にもつながる内容となっております。


担当:高田

軒天の剥がれを点検調査

軒天の剥がれ

まずは現地調査時の状況となりますが、こちらは既存のベニヤ製軒天が表面から剥がれかけている様子です。

近くで確認すると、塗膜の浮きやベニヤ層のめくれが見受けられ、全体的に傷みが進行していることが分かります。

このような軒天の剥がれは、築年数が経過したお住まいでは比較的よく見られる症状であり、放置すると雨水や湿気が内部へ入り込みやすくなります。

なので、軒天の剥がれは早めの修繕が必要です。

また、単なる経年劣化だけでなく、どこかしらの隙間や接合部から雨水が侵入し、内部の木材を湿らせてしまったことが原因の一つとも考えられます。

軒天の下方向にいくほど緩みが大きく剥がれが広範囲に及んでいる状態

こちらの面におきましては、先ほどの箇所よりもさらに症状の進行が見られる状況でした。

特に手前側では、軒天の下方向にいくほど緩みが大きく、剥がれが広範囲に及んでいることが確認できました。

経年による劣化も要因の一つではありますが、加えて雨水や湿気の影響を受けて下地材が徐々に弱っており、その結果として症状が拡大しているものと推察されます。

劣化による軒天を剥がれ

コーナー部分につきましては、構造上どうしても雨水が入り込みやすく、また溜まりやすい箇所でもあるため、今回のような剥がれや傷みの原因となっている印象です。

軒天の交換自体は必要な修繕となりますが、同時にその原因となっている雨水の浸入箇所をしっかりと補修しておくことが、再発防止のためにも非常に重要です。

原因部分の手当てを確実に行うことで、今後の耐久性を高め、安心してお過ごしいただける状態へと回復させることができます。

軒天の部分交換工事

部分交換工事の着工

部分交換工事の着工

今回、症状が出ている箇所は主にケラバ下部分に集中していることが確認されました。

軒天の上部にある破風板についても、かなりの劣化が進んでおり、開口部分から雨水が侵入していることが考えられます。

そのため、単に軒天を交換するだけでは再発の可能性が残る状況です。

そこで今回は、不具合箇所の軒天交換に加え、ケラバ下の破風板補修や塗装などの付帯工事も含めた施工をご提案させていただき、実際に施工を進めさせていただく運びとなりました。

既存の軒天を解体撤去

既存の軒天を解体撤去

軒天工事は足場の設置が必要となります。

今回は部分交換の施工ではありますが、施工箇所が建物のほぼ全域に及ぶため、全周掛けの足場を架設して作業を行う運びとなります。

足場の架設後、まずは既存軒天の解体作業から施工を開始いたします。

既存軒天の剥がれや損傷部分を丁寧に取り除くことで、その後の補修・交換作業を安全かつ確実に進めることが可能です。

古い軒天をすべて丁寧に撤去

既存のベニヤ製軒天は、層ごとにばらけやすい性質があり、そのままではフラットな新規軒天の仕上げが困難です。

そのため、端材や剥がれかけた部分も含め、古い軒天をすべて丁寧に撤去する必要があります。

時間はかかりますが、この工程をきちんと行うことで、新しい軒天を平滑かつ確実に設置することができ、仕上がりの美しさと耐久性の向上につながります。

腐食部に木下地を補強

腐食部に木下地を補強

併せて、木下地の腐食が進行している箇所については、新しい木下地で補強を行います。

軒天の取り付け強度は下地の状態に大きく左右されるため、劣化した部分をしっかり補強することが、施工の安全性や耐久性を確保する上で非常に重要です。

適切な下地補強を行うことで、新しい軒天が長く安定して使用できる状態となります。

ケイカル板で新規軒天貼り

ケイカル板で新規軒天貼り

これらの下地補強や準備作業を終えた後、新しい軒天の取り付け設置作業へと移ります。

設置にあたっては、寸法を正確に測り、板同士の隙間が極力最小限になるように丁寧に納めてまいりました。

こうした細やかな作業により、仕上がりの美しさだけでなく、雨水や湿気の侵入を防ぐ耐久性の高い軒天施工が可能となります。

ビス止めで固定し強度を確保

ビス止めで固定

取り付け作業にあたっては、予め木下地の位置を把握し、固定強度が落ちないよう注意しながら新しい軒天を設置してまいりました。

今回は、木下地の経年による劣化も確認されるため、ビス止めによる固定を中心に施工を行い、しっかりとした取り付け強度を確保しております。

こうした作業により、長期にわたり安全で安定した軒天の状態を維持することが可能です。

付帯部塗装工事

シーリング処理

シーリング処理

壁際の隙間やその他の取り合い部分については、シーリング材を充填して隙間をしっかりと塞ぎます。

その後、シーリングが十分に乾燥したことを確認してから、塗装による仕上げ作業を行います。

シーリング処理と塗装を行うことで、雨水の侵入を防ぎ、美観と耐久性の両方を確保した軒天仕上げとなります。

軒天を塗装材「ケンエース」で塗装

軒天を塗装材「ケンエース」で塗装

軒天の仕上げ塗装には、日本ペイントの軒天専用塗料「ケンエース」を使用いたします。

この「ケンエース」を2工程で塗布することで、軒天の部分交換箇所も美しく仕上げるとともに、耐久性の高い塗膜を形成し、今後の雨水や湿気から軒天をしっかりと保護いたします。

破風板を補修塗装

破風板を補修塗装

残すは、原因となっている破風板などの補修塗装作業です。

破風板は表面塗装の耐久性が低下しており、ほぼ撥水力を失っている状態でした。

そのため、開口部分についてはシーリングによる補修を施し、雨水の侵入を防止します。

補修後は軒天同様に塗装による仕上げを行い、美観の回復と耐久性の向上を図ってまいります。

破風板を塗装材「ファインシリコンフレッシュ」で仕上げ塗装

破風板を塗装材「ファインシリコンフレッシュ」で仕上げ塗装

破風板の仕上げ塗装には、日本ペイントの弱溶剤塗料「ファインシリコンフレッシュ」を使用いたします。

主剤塗料を2工程で塗布することで、耐久性を十分に確保し、経年による劣化や雨水・湿気から破風板をしっかり保護する施工といたしました。

美観の回復と長期的な安心を両立させる仕上がりとなっております。

袖瓦等の開口部のシーリング

袖瓦等の開口部のシーリング

工事も一区切りつき、最後に屋根部分の確認も行わせていただきました。

今回は屋根に関して大規模な施工は行いませんでしたが、特にケラバ部分の袖瓦の開口部については、念のためシーリング処置を施し、防水対策を行っております。

細かい箇所ではありますが、ここから雨水が入り込むことで下葺き材が劣化し、その影響が軒天側へ及ぶ可能性も考えられます。

そのため、事前に補強的なシーリング処置を行うことで、将来的な不具合の発生を防ぐ対応といたしました。

屋根瓦の割れにシーリング

加えて、軒天の対策とは別になりますが、屋根瓦にも割れが確認されましたので、該当箇所についてもシーリングによる補修を行いました。

これにより、雨水の侵入リスクを低減し、屋根全体の防水性能を向上させています。

こうした一連の施工をすべて終えた後、最後に足場の解体作業を行い、工事は完了となります。

完工

部分交換工事と付帯部塗装工事が完工した状態

足場の解体も無事に終了し、これで全工程が完了いたしました。

劣化していた破風板の補修塗装も行っておりますので、お住まいの外観も明るく整った印象となっております。

また、軒天の剥がれや開口も解消され、雨水の侵入リスクも低減されました。

これにより、I様には安心してお住まいをお使いいただける状態となっております。

部分交換工事と付帯部塗装工事が終了した状態

今回部分交換を行った箇所はもちろんのこと、交換していない軒天部分も含め、軒天全体に塗装を施しております。

これにより、見た目の印象も大きく改善され、お住まい全体が明るく美しく整った状態となりました。

部分交換工事と付帯部塗装工事が完工したお住まい

私たち「街の屋根やさん」では、屋根工事はもちろん、今回のような軒天や破風板に特化した施工にも対応しております。

お住まいに関してお悩みやご不安がある場合も、まずはお気軽にご相談いただければと思います。

専門スタッフが丁寧に現地確認を行い最適なご提案をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 記事内に記載されている金額は2025年10月23日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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