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瓦屋根の葺き土とは?役割・メリット・使われなくなった理由を徹底解説
瓦屋根の下には、葺き土と呼ばれる土が使われていたことをご存じでしょうか(^^♪
昔ながらの日本家屋では欠かせない材料で、瓦を安定させたり屋根の形を整えたりする重要な役割を持っていました。
今回の記事では、葺き土とはどんなものなの、そのメリットや、現在では使われなくなってきた理由について分かりやすく解説いたします!
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/

瓦屋根に使われる「葺き土」とは?

瓦屋根と聞くと、瓦をきれいに並べて固定している光景を思い浮かべますが、昔ながらの工法では瓦の下に葺き土(ふきつち)という土が敷かれていました。
葺き土は、いわば瓦と屋根の間のクッションのような存在で、屋根の形を整えたり、瓦を安定させたりするために葺かれています(^^♪
特に日本家屋では、屋根の美しい反りをつくるために職人が土を盛り付け、丁寧に高さを整えていました。
葺き土は水分を含むことで固まり、雨や風にも耐えられる特徴があります。
瓦をしっかり固定しつつ、少しの動きにも柔軟に対応するという優れた性質が評価されていました(#^^#)
葺き土のメリットについて
葺き土のメリットとして特徴的なのが、屋根全体の調整がしやすいという点です。
土は自由に形を変えられるため、細かな屋根の曲線や段差も職人の技で美しく仕上げることができました。
さらに、葺き土は熱を吸収・保持する性質があり、断熱効果を期待できることもメリットとして挙げられます。
夏場の強い日差しでも室内の温度上昇を和らげる働きがあり、住まいの快適さにも一役買っていました(^^♪
こうした理由から、葺き土は長く日本の瓦屋根を支えてきた重要な材料と言えます。
今ではほとんど使われない?葺き土が廃れた理由

便利な特徴を持つ葺き土ですが、昨今ではほとんど使われなくなりました。
その大きな理由は、屋根の重量増加にあります。
重量の大きい屋根は地震発生時に不利に働き、特に地震発生頻度が高い日本国内において現在では大きなリスクとされています。
また、劣化しやすくメンテナンスが難しいという点もあり、乾燥によるひび割れや崩れが起きると瓦のずれやすき間につながりやすい点もデメリットです(>_<)
そのため、現代では「引掛桟工法」など、葺土を使用しない施工方法が主流とされています。
現在葺き土を使用されている瓦屋根をご使用されている場合、現代の建築方法による葺き替え工事をされることもおすすめです。
まとめ
葺き土は瓦屋根の形を整えたり断熱性を高めたりと、昔の家づくりを支えてきた重要な材料でした。
しかし、屋根の重量増加などの問題から、現代では使われる場面が少なくなっています。
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- 施工内容
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- 築年数
- 築約30年
- 使用材料
- タキロンシーアイ ポリカーボネート平板 グレースモーク
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