相模原市で屋根の劣化が気になり点検!塗装できない屋根材セキスイかわらUでした

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相模原市で屋根の劣化が気になり点検!塗装できない屋根材セキスイかわらUでした

更新日:2026年02月03日

はじめに:相模原市での現地調査

ドローンで全体を確認

今回ご相談いただいたきっかけは、「近所の工事をしていた業者に屋根が傷んでいると言われた」ことでした。

訪問販売などで指摘を受けて不安になられる方は非常に多いですが、実際に確認すると緊急性がない場合も多々あります。

しかし、今回に関してはドローンで全体を確認したところ、確かにメンテナンスが必要な時期を迎えていました。

上空から屋根全体を見渡すと、茶色の屋根材の表面が全体的に白っぽく変色し、まだら模様になっているのがわかります。

これは単なる汚れやコケではなく、屋根材の表面層そのものが剥離している状態です。

この独特な劣化の仕方は、ある特定の屋根材に見られる大きな特徴です。

塗装不可の屋根材「セキスイかわらU」とは

塗装非推奨のかわらU

詳しく調査を進めると、使用されていた屋根材は積水化学工業の「セキスイかわらU」であることが判明しました。

かつては「瓦のような風格がありながら軽量で地震に強い」として、非常に人気があった屋根材です。

特に、スレート屋根の上から重ね葺き(カバー工法)ができるリフォーム用屋根材として広く普及しました。

画像を拡大してご覧いただくと、屋根の表面がめくれ上がり、素地が露出しているのがよくわかります。

この「セキスイかわらU」には、製造時期によってアスベスト(石綿)が含まれているものと、含まれていないもの(ノンアスベスト)が存在します。

1990年頃から製造されたノンアスベストタイプの「かわらU」は、強度不足によるひび割れや、表面の塗膜ごとの剥離(パミール現象のような層間剥離)が起きやすいという問題を抱えています。

なぜ塗装してはいけないのか

お客様から「塗装で綺麗になりませんか?」とご質問いただくことがよくあります。

しかし、ノンアスベストのセキスイかわらUへの塗装工事は、基本的におすすめできません。

理由は明確で、屋根材の基材そのものが脆くなっているため、その上から塗装をしても、数年もしないうちに塗膜ごと表面が剥がれ落ちてしまうからです。

こちらの写真のように、屋根材の表面が薄皮を剥ぐようにめくれてしまっています。

この上から高圧洗浄をかけると、さらにボロボロと崩れてしまい、塗装の下地を作ることさえ困難なケースがほとんどです。

安易に塗装を提案してくる業者がいた場合は、この屋根材の特性を理解していない可能性があるため注意が必要です。

下屋根(1階の屋根)の状態も確認

下屋もかわらUでした

2階の大屋根だけでなく、1階部分にある下屋(げや)の状態も確認しました。

こちらも同様にセキスイかわらUが使用されており、劣化が進行しています。

雨樋の中には、屋根から剥がれ落ちた欠片や砂のような粒子が溜まっていることがよくあります。

これは屋根材が自己崩壊を起こしている証拠でもあります。

下屋は普段目に入りやすい場所ですので、お客様ご自身でも「なんとなく表面が汚いな」と感じられていたそうです。

隅の部分や壁際を確認すると、コケの発生も見られます。

コケは屋根材が水分を長く含んでいる証拠であり、防水性能が著しく低下していることを示しています。

屋根材自体が水分を吸収し、乾燥と凍結を繰り返すことで、さらにひび割れや崩れが加速していきます。

この屋根に適したメンテナンス方法

少し崩れてきた屋根

では、塗装ができないセキスイかわらUにはどのようなリフォーム方法が適しているのでしょうか。

最も確実で安心できる方法は、既存の屋根材を撤去して新しい屋根材にする葺き替え工事です。

葺き替え工事のメリット

かわらUを撤去することで、屋根の重量を軽くできるため、耐震性の向上が期待できます。

また、かわらUの下にある防水紙(ルーフィング)の状態も直接確認し、新しく交換することができるため、雨漏りのリスクを根本から解消できます。

カバー工法について

一般的なスレート屋根であれば、既存の屋根の上に新しい屋根材を被せるカバー工事が有効です。

しかし、かわらUの場合は、その波打った形状や、既にかわらU自体がカバー工法として施工されている(二重屋根になっている)ケースが多いため、さらに上からカバーすることは構造上難しい場合がほとんどです。

ただし、一度かわらUを撤去し、その下にある元のスレート屋根の状態が良ければ、そこを基盤としてカバー工法を行うことができる場合もあります。

棟板金の交換も重要

屋根の頂点にある棟板金も、経年劣化で釘が抜けたり、強風で飛散したりするリスクがあります。

屋根全体の改修を行う際には、この棟部分も必然的に新しくなり、強固な屋根へと生まれ変わります。

相模原市での屋根リフォームは街の屋根やさんへ

ボロボロになってきた屋根

屋根のリフォームは、決して安い買い物ではありません。

だからこそ、現状を正しく診断し、将来的に無駄にならない工事を選択することが重要です。

もし、ご自宅の屋根が「セキスイかわらU」かもしれない、あるいは「塗装できると言われたけれど不安だ」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

私たち街の屋根やさんは、お客様の住まいに最適なメンテナンス方法を、プロの視点から正直にご提案いたします。

相模原市周辺で屋根の点検、修理をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

 記事内に記載されている金額は2026年02月03日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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