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横浜市神奈川区斎藤分町から台風後の屋根の状態、特にトタン屋根の錆が気になるとのお問合せ
本日は昨年台風被害が直接あったわけではないが、築年数も経っていることもあり屋根の状態が心配との事で点検の依頼を頂きましたのでその時の調査の様子をお仕えいたします。かなり前になにかしらで屋根を誰かに見てもらったとの事ですが、その時はなにも工事もせず。
ただ、今回はその時から数年経っているのと台風24号の後という事もあり、改めて屋根全体を見直すことに致しました。
賃貸アパートと戸建てが一緒になっている建物は外観は綺麗なグリーンでした
こちらのお宅は賃貸アパートとオーナーのお住まいが壁を隔てて繋がっており屋根はかなりの広さでしたが、気になったのはスレートで葺かれていた屋根の一部にあるドーマー部分です。破風に錆が流れ落ちていて茶色になっている箇所があるのがわかった為にまず一番屋根の高い棟に上がり確認してみる事にしました。
上がってすぐ見てみますと瓦棒葺きで葺かれていたドーマー部分の屋根の傷みがひどく、表面の劣化で錆が出ているのが分かりました。
見る限り室内に雨漏りしているだろうと推測できるほどです。
棟板金近くのトタンは錆が進み腐食し穴が開いてしまっていました
経年なのか台風の影響なのかこのトタンの錆びが出ている箇所を見てしまうと分からなくなりますが、まず棟板金の釘の浮きが多く見つかりました。
またいつからなのか分かりませんが、屋根がこの状態ですとおそらく室内に既に雨漏りしている事が予想できます。
この状態ではすぐにでも養生をしませんと、台風がこなくともそれなりに強風がきたら固定力を瓦棒の心木に頼っている屋根ですので、めくれてしまう可能性もあります。
こちらは先ほどのせたトタン部分の写真の真下の小屋裏室内です。窓がついていますが取っ手部分のクロスがめくれ室内壁もブヨブヨしている箇所が多くありました。
クロスもめくれ剥がれている所は石膏ボードも剥き出し。水を吸っていて割れたり削れたりしている所も多くあり、ここまで雨漏りが広がってしまっていると躯体部分の心配もしてしまいます。どうやら屋根の調査が終わり、結果をご説明している時に聞いたお話ですともう小屋裏は数年あがっていなかったそうです。
この状態を見て初めてお客様も大事になっていると気付き今回は屋根葺き替え工事のご提案を致しました。
雨漏りは普段気づきにくい所でじわじわと建物を蝕んでいるしまってしまうものです。瓦屋根でも、スレートでも金属でも、必ず手をかけなければならない箇所があります。最近は屋根にすらあがらず図面だけで寸法を出して見積りする業者や、お困りの原因を特定しないまま見積りをもってくる業者もいると、調査時に伺うお客様宅でお話にでる事も多々あります。
建物を雨水から守ってくれる屋根の点検は、しっかりとした業者を選ばないと後々さらに大きな出費に繋がります。
記事内に記載されている金額は2019年03月18日時点での費用となります。
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