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川崎市高津区新作にて築30年の屋根調査、台風後しばらく気づかなかった瓦の落下

更新日:2019年03月23日

本日は昨年の台風で屋根が傷んでしまったのを、他業者に養生だけしてもらってしばらく修繕を放置していという、川崎市高津区新作のお宅へ屋根調査に伺いました。

大した事がないと感じていて、まともに調査してくれるところもないためお困りの様でした。

ではさっそく屋根へ上がって屋根の傷み具合を見てみます。

 

 

台風の影響で落ちた棟瓦を覆うように外壁に使われる透湿シートが使われていますが覆いきれていません

築30年経ったS型陶器瓦が台風により飛散し外壁内部に使われる透湿シートをブチルテープで簡易的にとめていただけでした。急勾配なのもあり、早急に補修が必要です。

 

台風後にどのように探したか忘れたとの事でしたが、とりあえず室内へ雨漏りしない様養生を頼んだようですが、写真を見て分かるように割れてしまっている桟瓦はそのままで、適当にシートを防水テープで止めているだけなのが確認できます。こちらのお宅は東西が12寸はある急勾配で、何かしらその面の修繕や施工をするには必ず足場と屋根足場が必要です。

 

デザイン性の高いS型陶器瓦ですが漆喰の剥がれが多く粘土が多くえぐられています

ドーマー部に設置してある谷も錆びが進んでしまっていて台風がきていなくとも室内への雨漏りが気になります。 棟を支える粘土も漆喰がないせいで内部からボロボロと崩れ落ちてしまっています。かろうじて心木に打ち込んでいる釘で屋根にのっかっている状態です。道路やお隣に面している屋根がこの様な状態では瓦が落下してしまったらの事を考え早めの処置が必要です。

 

北と南の大屋根は4寸なので勾配は普通の範囲ですが、ドーマー部や東西の屋根は勾配が急すぎて作業するにも足場が無ければ何もできない屋根です。

今まで足場を架けてのリフォームはされた事が無いとの事ですのでこの様な傷みは当然出てしまいます。

陶器瓦は一般的には耐候性、耐久性に優れている物ですが土台のメンテナンスをしませんと酷いときは一気に崩れ運が良いとそのまま屋根にとどまってくれますが、酷いときは道路やお隣のお庭へそのまま落ちて二次被害を引き起こしてしまいます。陶器瓦は何もしなくてもいいという事はありません。

スレートには塗装が必要なように瓦には漆喰のメンテナンスが一般的ですが知っている方が少ないのが現状です。

 

漆喰が剥がれ内部から土が雨水の影響で削られてしまっている様子。 漆喰で保護ができなくなると棟が崩れます。棟が正しい状態を維持できないと必ず屋根材の裏へ雨水が侵入し気づいたころには大工事が必要になる場合も多いためどんな屋根も定期的なメンテナンスが必要です。

 

瓦屋根は漆喰の剥がれを直す漆喰詰め直しや、棟がまっすぐではなくうねうねと曲がってしまっている時は棟の取り直しなど、必要な工事が複数あります。

長持ちするはずの瓦屋根も、あくまで漆喰や棟のメンテナンスがあってこそです。メンテナンスが必要のない建物はないため、築年数が10年を経過したら一度点検することをおすすめ致します。

 記事内に記載されている金額は2019年03月23日時点での費用となります。
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