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横浜市港北区高田東にて棟板金の部分的な交換とビス止め補強を行いました
本日は横浜市港北区高田東N様宅にて行いました、棟板金の部分交換とビス止め補強の様子をお伝えいたします。N様宅では先月の強風時に棟板金の一部が飛散する被害がございました。築は25年程で3階建ての建物です。4,5年後に建物全体のメンテナンスを計画しているとのこともあり、今回は飛散した箇所の部分的な復旧のみのご依頼です。
棟板金の飛散箇所
被害を受けた箇所を見ると下地の貫板が傷んでいるのが窺えます。下地の貫板は直接雨を受けなくても結露や微妙な水分を吸っては乾いてを繰り返しますので、経年で劣化(腐食)いたします。傷んだ貫板に打たれた釘は抜けやすくなり、強風などであおられた際に外れてしまいます。棟板金も定期的に補強や下地からの交換が必要です。飛散箇所以外の棟板金も傷みが見受けられますので、全体的な交換をご提案いたしましたが、先々に屋根を含めた建物全体なリフォームを計画中とのことです。今回は予算をおさえ復旧のみのご要望により、飛散箇所の復旧とその他の部分はステンレスのビスで補強を行うことにいたします。
部分足場の設置
部分的な復旧工事でもN様宅は3階建てで上り下りが困難な屋根にございます。復旧箇所周辺には足場の設置は必須です。今回は風害とのこともあり火災保険が適用できます。加入されている保険の種類のもよりますが、今回はお見舞金として復旧に掛かる費用の何割かが支給されるとのことです。
棟板金の復旧
飛散した箇所は下地の貫板から新たにいたします。現在では腐らないより強固な樹脂製の貫板などもございます。ご予算次第では交換時に樹脂製を使用するのもおすすめです。貫板設置後に新たな板金を被せ、板金の交わり部分にシール補修を行い部分的な復旧が完了です。
棟板金のビス補強
飛散箇所以外の板金部分はステンレスのビスを使用しての補強を行いました。理想は全体的に下地の貫板から交換を行うのがよいのですが、今回はご予算やご都合を優先しての復旧工事になりますので、交換を行わない箇所はできる限りの処置を施しておきます。作業は半日程度になりましたが、足場の設置など、屋根の上の工事にはそれなりのコストが掛かります。被害に遭う前に定期的な点検やメンテナンスをおすすめいたします。街の屋根やさんでは点検調査は無料です。お気軽にご相談ください。
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2019年9月9日の台風15号、10月12日の台風19号の勢力は凄まじく、各地より被害のご相談をいただきました。横浜市港北区にお住まいのお客様からもお問合せをいただき、私たち街の屋根やさんでは、数多くの災害復旧工事を実施してきました。
台風発生当時に比べて、ブルーシートがかかった屋根を見かける機会も減り、それだけ復旧工事が進んでいるように感じますが、中には、まだ工事を行えていない方もいらっしゃると思います。台風シーズン前にしっかりと補修を行いましょう。
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