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屋根に生えた苔を放置することで起こる問題とメンテナンス方法のご紹介
普段あまり気にならない屋根の状態ですが、ふと気がつくと「苔がびっしり生えている!」といった現実にびっくりする方も多いようです。屋根は高い位置にあることから、日当たりもいいため苔やカビ、藻などが生えにくいと思われがちですが、片流れ屋根など斜面が一方だけではなく、北側、南側で日照が変わる屋根の場合は日当たりの悪い北側に発生することはよくあります。
じつはこの屋根に生えた苔などの植物は、屋根に悪影響を与え劣化を早める原因になります。このページでは屋根の苔の原因や、防止対策、また発生してしまった場合のメンテナンス方法をご紹介いたします。
屋根の苔によって発生する問題
屋根に苔が生えてしまった!でも具体的にどのような問題があるのだろう?といった疑問をお持ちの方も多いようです。
問題1:水はけが悪くなる
もともと苔が生える原因として水はけが悪いところに生えやすいのですが、苔が生えるとさらに多くの水分が苔に滞留するのでより一層水はけが悪くなります。材に長時間水分が残っていると、劣化を早めてしまい金属であれば錆や腐食、スレートなどの場合は劣化によってひび割れや変形に発展します。
問題2:見た目が悪い
苔が屋根に生えると、苔が生えた箇所だけが変色してまだら状の屋根になります。苔が生えると、そこに土砂なども溜まりやすくなり、しまいには植物が生えてしまうということにもなります。
やはり屋根を健全な状態に保つ上で、苔がないきれいな状態である必要があります。
問題3:一度苔が生えると再発しやすい
苔が生えたため、高圧洗浄機などで屋根をきれいに掃除したとします。しかし、苔は根を張るため、家庭用の高圧洗浄機で除去しても根を残しているため再発しやすいのです。
最近では強力な洗浄効果がある高圧洗浄機もありますが、その分重量もかさみ屋根の上で作業をすることを考えると危険が伴うためおすすめできません。
屋根に苔が生える原因とは
苔や藻は屋根以外に、お住まいの北側の外壁などに見られます。お住まい以外では川や池といった水のあるところ、他にも森林にもあります。これらに共通しているのは苔や藻は湿気が多く、じめっとした風通しの悪いところ、さらに直射日光が当たらないようなところに発生しやすいということです。
原因1:屋根材の劣化
屋根材には苔や藻を発生させにくくするため、水はけがよい加工がされているのですが、経年劣化によってその効果はどんどん失われます。当初は撥水効果があったとしても、経年で撥水しなくなると逆に水を吸い込んで長期間水分が滞留するような傾向になります。
そうなった状態が長く続くと苔や藻が生えやすくなりますので、スレートや金属屋根材などは定期的に屋根塗装を行い屋根の撥水効果を維持することが大事です。
原因2:日当たりの悪い立地によるもの
人口密集地などの都心では、近隣の建物とあまり距離がないケースがあります。そのような状況ではどうしても日当たりが悪くなりがちで屋根に苔も生えやすくなります。他にも庭木が大きくなって建物に日陰を作ってしまっていることも苔が生える原因になります。
苔が生えた屋根のメンテナンス
屋根に苔が生えるのは、長期間メンテナンスをしていないことや屋根材の表面の防藻効果が失われてきていることが原因です。苔が生える時期は前回のメンテナンスから10年以上経過しているケースが多いです。屋根塗装では高圧洗浄で、屋根の苔や汚れを十分に洗い流した後に、下塗り、中塗り、上塗りの重ね塗りを行って塗膜を作ります。屋根塗装をすれば撥水効果により苔が生えにくくなることや、防藻・防カビ効果のある塗料を使えば発生自体を抑制することができます。
また、苔やカビがあまりにもひどい場合はバイオ洗浄といって、専用の薬品を使うことで苔やカビ、藻などの植物を徹底的に除去する洗浄方法を行う場合もあります。
ご自身でできる苔の落とし方
苔やカビ、藻が生えてしまった時、ご自身でできる対処法をご紹介いたします。ただし、屋根の上など高所での作業は大変危険ですので、絶対に行わないでください。地上から手の届く範囲でのみ作業を行いましょう。
・スポンジやブラシで落とす
屋根だけでなく、外壁にも苔やカビ、藻は発生します。屋根同様、日光が当たる時間が少ない北側に発生することが多いです。手の届く範囲であれば、苔はご自身で落とすことができます。外壁が傷つかないような柔らかいスポンジやブラシに薄めた中性洗剤をつけて優しくこすると綺麗になります。洗剤が落ちてたり、飛ぶ可能性があるので、ゴーグルや手袋などを使用することをおすすめします。
・水たまりができないようにする
水が長い時間溜まっていると苔が発生してしまうことは、皆様お分かりかと思います。お住まいも同じで、水たまりの近くは苔が発生しやすくなります。水たまりができないよう、地面の窪みに土を入れてみるのも、苔の繁殖を防ぐ方法です。
先ほど、苔は高圧洗浄で落とすとご説明しましたが、家庭用の高圧洗浄機の使用はやめましょう。屋根や外壁を傷つけてしまうだけでなく、落とした苔が飛び散ってしまいます。ご自身でやろうと無理はせず、業者に依頼しましょう。
屋根の苔を抑える塗料
価格的にリーズナブルなウレタンや、現在多く使われているシリコン系塗料でも定期的な塗装をすれば苔の発生は防ぐことができますが、立地条件などで苔が生えやすいというお住いの場合は防カビ、防藻効果のある塗料がおすすめです。
そのなかでも街の屋根やさんがおすすめするのが、遮熱塗料のサーモアイSiやスーパーセランIRなどです。どちらも遮熱塗料で苔の発生と何が関係するのかわかりにくいですが、実は遮熱効果を発揮させるために屋根に汚れや苔が付着しにくい加工がされているのです。
私達街の屋根やさんでは、屋根に発生した苔の状況やお住いの劣化具合などを考慮して最適な屋根のメンテナンスをご提案させていただきますた。まずは無料にて現地調査を行っておりますので、屋根に苔が発生しているといった何かお住まいのことで問題を抱えている方はお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2020年10月12日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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