玄関に庇をつける時に知っておきたい3つのポイント

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玄関に庇をつける時に知っておきたい3つのポイント

更新日:2021年07月13日

玄関の庇がもともとついていない場合や、家を新築で購入する場合は庇はあった方がいいのか?と改めて考えるのではないでしょうか。庇を後付するケースもあることから、住んでみてやっぱり庇はあった方がいいなと感じる方もいることから、このページでは玄関に庇を付けることのメリット・デメリットや取り付けに関する工事についてご紹介いたします。

玄関庇の取り付け

玄関庇の役割

玄関は家の出入り口ですので、使用頻度もとても高いです。そのため、玄関が快適に使えることによる効果はとても高いと言えます。

・雨除け
改めて玄関の庇で一番頭に浮かぶのは雨降りの時ではないでしょうか?出入りするときに傘を使うため、玄関ドアの前で傘の出し入れができるのは庇があればこそです。また鍵がかかっていたりと、入る際にドアの前で色々手間取ってしまうケースもあるため、その時に庇がついていると安心です。
また、玄関の開け閉めによって、雨量や風向きによって屋内に吹き込んでくることがありますが、庇がついていればそれを防ぐことができます。

・汚れを防ぐ
庇がついていることで雨を防げると同時に、玄関まわりが汚れにくくなります。壁面にかかった雨がそのまま玄関まで伝ってくると、汚れによって筋状に跡がつくこともありますが、庇によってこのような問題を防ぐことができます。

・直射日光を防ぐ
直射日光による室内の温度上昇を庇によって防ぐことができます。リビングなどと違い、玄関はあまり長く滞在する場所ではないですが、玄関ドアに直射日光が当たり玄関の温度が高くなることを、庇があれば防げます。また、玄関まわりに日光が直接当たらないことで付帯部の劣化も防ぐことができます。

庇をつけつることで外壁の汚れを防ぐ 庇を付けると玄関ポーチも汚れにくくなる

 

玄関の庇を取り付ける場合の注意点

実は庇を設置する上で庇の面積が1㎡以上ある場合、建物の建築面積に含まれることになります。建築基準法によって敷地面積に対して最大の建築面積が決まっていることから、庇をつけたことで建築面積をオーバーしてしまうような大きなものは取り付けられないため注意が必要です。
ちなみに敷地に対する建築面積のことを建ぺい率といい、土地の用途によって住居であったり商業施設などによる違いがあります。他にも防火地域などによって変わる場合もありますので、施工する業者はそのあたりも踏まえて事前に調査を行っています。もちろん街の屋根やさんでは無料にて調査を行いお施主様のご要望や建物の状況などを踏まえた工事をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

建物を経てられる面積は決まっている(建ぺい率) 庇も建ぺい率による面積に収まるように取り付ける

 

玄関庇の取り付け(交換)工事の様子

庇が古くなっていることから、新しい庇への交換工事を行った様子です。庇の上に雨樋が設置されていましたが、落ち葉などの異物が雨樋に詰まり、排水不良と雨漏りによって庇の笠木などの木部が腐食してしまっていました。ここまで傷んだ状態ですと、部分的な補修では対応できないため、庇ごと新しいものに交換を行います。

玄関庇の交換 交換前 玄関庇の交換 古い庇を撤去

左写真がこれから工事を行う玄関です。庇の天井が変色していたり、一部抜け落ちているのがお分かりいただけると思います。まずは庇と柱部分も含めて撤去し(右写真)、清掃を行います。

 

玄関庇の交換 下地の補強 下地を設置しケイカル板を取り付け

今回使用する庇はLIXILのクリアルーフという後付け庇です。今までは柱で庇を支えていましたが、クリアルーフは外壁から釣って支えるため設置する壁面に補強を入れる工事を行います。外壁はサイディングで、こちらを一部開口して下地を補強していきます(左写真)。開口部はケイカル板を適切なサイズにカットして取り付けます(右写真)。

 

玄関庇の交換 ケイカル版を塗装 玄関庇の交換 LIXILのクリアルーフ取り付け完了

外壁と色味をお合わせることと、ケイカル板を長持ちさせるために塗装を行います(左写真)。また合わせて金物などにも塗装をしますが、塗装は数回の重ね塗りを行って仕上げます。
そして最後にクリアルーフを取り付けて工事は完了となります(右写真)。もともとあった庇よりもクリアタイプの庇になったことや、柱がなくなったことで玄関周りもスッキリしていますね!
後付けができる上吊りタイプの庇ですので、今回のように庇の交換だけでなく庇を新たに付けたいという方にも参考になったのではないでしょうか。

 記事内に記載されている金額は2021年07月13日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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