アスファルトシングルってどんな屋根材なの？メンテナンス方法もご紹介します！

　アスファルトシングルは一般的な屋根材として使用され、耐久性と防水性に優れています。しかし、劣化やメンテナンスの必要性について知っておくことは重要です。本記事ではアスファルトシングルの劣化の原因とメンテナンスの方法について解説します！

アスファルトシングルとは

　アスファルトシングルは、屋根材として使用される一般的な素材です。アスファルトシングルは、アスファルトと繊維ガラスマットから作られており、耐久性と防水性に優れています。また、アスファルトシングルは、さまざまな色やデザインで提供されており、建物の外観に合わせて選ぶことができます。さらに、アスファルトシングルは比較的安価であり、施工も比較的簡単です。そのため、多くの住宅や建物で使用されています。

アスファルトシングルの劣化の原因と影響

　アスファルトシングルは、屋根や外壁などの建材として広く使用されています。先述したように耐久性に優れている屋根材なのですが、やはり時間の経過とともに劣化が進んでしまいます。その原因と影響について解説します。

　アスファルトシングルの劣化の主な原因は、太陽光や雨水、風などの自然環境の影響です。太陽光による紫外線や熱によってアスファルトの成分が酸化し、アスファルトシングルの表面が劣化していきます。また、雨水や湿気によってアスファルトの中に水分が浸入し、凍結・融解のサイクルによって割れたり剥がれたりすることもあります。アスファルトシングルは柔らかい屋根材ですので、剥がれたままの状態で風に煽られ続けると千切れてしまうこともございます。

　アスファルトシングルの劣化は、美観を低下させてしまいます。劣化したアスファルトシングルは色褪せたり、割れたりして見栄えが悪くなります。また、劣化によって防水性能が低下し、雨漏りの原因となることもあります。さらに、耐久性が低下し、風や雨による損傷が起きやすくなり、修理や交換の必要性が生じるのです。私達、街の屋根やさんでは無料点検を行っておりますので、お気軽にご相談ください！

アスファルトシングルのメンテナンス方法 

　アスファルトシングルのメンテナンスは、部分補修や屋根塗装、屋根カバー工事や屋根葺き替え工事で行うことができ、定期的な点検や補修を行うことで劣化の進行を遅らせることができます。

　屋根材表面の石粒の剥離が心配であれば、屋根塗装(料金は税込￥415,800～から)によって保護することができます！ただし、油性(溶剤)塗料を使用するとアスファルトの成分が溶け出してしまい、美観性を損ねるだけでなく耐久性も著しく低下させてしまうことになりますので、使用する塗料は水性のものに限られます。専門の知識を持った業者に依頼をするようにしましょう！

　屋根カバー工法(料金は税込￥877,800～から)は屋根全体の傷みが激しくても下地が健全である場合にご提案しています。既存の屋根材の上から防水紙を敷き、新しい屋根材を被せる工事のため廃材がほとんど発生しません！廃材処理費がほぼ発生しないため、お勧めの工事です。

　屋根葺き替え工事(料金は税込￥1,097,800～から)は、既存の屋根材…アスファルトシングルだけでなく、その下の防水紙を新しいものと替え、下地そのものから屋根を造り直す工事です。大規模な工事なので高額に、工期も長めとなります。しかし、普段お手入れの難しい野地板や防水紙の補修やメンテナンスを行うことができるため、工事後は長期に渡って雨漏りの心配がございません。築年数がある程度経過していて、これからもこの家で暮らしていきたい！という方にお勧めの工事です。

まとめ

　アスファルトシングルは、耐久性と頑丈さで知られていますが、適切なメンテナンスが必要です。特に古い建物や倉庫では、築年数が経過し、メンテナンスが難しくなっていることが多いです。アスファルトシングルは、2004年以前に生産されたものにはアスベストが含まれていることがほとんどです。そのため、メンテナンスを後回しにすると、コスト増や廃材の処分費の上昇などの問題が生じる可能性があります。早めの決断と適切なメンテナンスを行うようにしましょう！

　記事内に記載されている金額は2023年07月14日時点での費用となります。
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