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横浜市旭区東希望が丘でスレート屋根の調査を行いました
飛び込み業者から指摘を受けて心配になった
横浜市旭区東希望が丘にお住まいのお客様から、突然訪問してきた屋根業者に屋根の板金がパタパタしているから工事をした方がいいと持ち掛けられており、本当かどうか心配なので見に来てほしいとお問合せをいただき、現地調査にお伺いしてきました。何度もこのブログでご紹介しておりますが、この手の訪問業者による指摘は本当に数が多くて、毎週のように同じお問合せで屋根を見に伺いますが、本当に不具合があったケースは10%未満です。基本的に嘘なので、訪問業者の指摘には気を付けてください。
屋根を詳しく見ていきます
指摘のあった棟板金を見てみると、特に問題は見受けられませんでした。強いて言うならば棟板金の先端が少し手前に折れている部分がありましたが、この部分は正面に大きな木が生えており、お隣さんで工事をしていたとしても視認不可能な部分となります。十中八九嘘の営業トークだったのでしょう。嘘の営業トークをしてくる業者は屋根に登らせると屋根を壊す可能性があります。登らせた方の半分以上は屋根を壊されています。本当に注意してください。ちなみにこの板金部分は手で曲げることが出来るので、元通りの角度にしておきました。
以前の塗装工事の問題点
この画像を見て、ん?と違和感を感じた場合は、いつもブログをたくさん読んでくださっている方かもしれません。この写真で気が付く点は、屋根が塗装されており、縁切り作業がされていないということです。屋根材同士の重なり部分は内部で発生した結露や、スリット部分から侵入した雨水を排水するための役割を果たしている大事な隙間です。塗装工事の際には塗料がその隙間を埋めてしまうので敢えて隙間を空ける縁切り作業というものを行うのですが、屋根に詳しくない業者や手抜きの業者が塗装するとこの縁切り作業をしないで塗装されることが多々あります。問題が必ず起きるわけではないのですが、塗装後に水が抜けなくなって雨漏りを起こしたり、屋根の劣化を加速させて内側がジュクジュクになったりと、メリットが一つもありません。縁切りは必ず行いましょう。
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