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塗装してはいけない屋根材の見分け方とは?そんな屋根に最適なメンテナンス方法をご紹介!
家のメンテナンスは、お住まいの寿命を延ばし、快適な生活を維持するために不可欠なものです。その中でも屋根のメンテナンスは特に重要です。屋根は外部環境から家を守る第一の防壁であり、雨風や太陽光、雪などの自然の厳しい条件に常にさらされています。
しかし、全ての屋根材が同じようにメンテナンスできるわけではありません。特に「塗装してはいけない屋根材」が存在します。これらの屋根材に対して誤ったメンテナンスを行うと、かえって屋根の寿命を縮め、さらなる修理費用が発生するリスクがあるのです!
この記事では、塗装が推奨されない屋根材について詳しく解説し、適切なメンテナンス方法をご紹介します。
塗装してはいけない屋根材の具体例やその理由を知ることで、不必要な工事を避け、適切な手入れを行うための判断材料としていただければと思います!😃✨
塗装してはいけない屋根材とは
屋根のメンテナンスの一環として一般的に行われる塗装工事。
しかし、すべての屋根材に塗装が適しているわけではありません。特定の屋根材には塗装が適さず、逆に塗装が問題を引き起こすことがあるのです。これが「塗装してはいけない屋根材」です。
この記事では、具体的な例を挙げながら、その理由と適切なメンテナンス方法について詳しく解説します!
どんな屋根材には塗装してはいけないの?
塗装してはいけない屋根材とは、塗装を施すと耐久性や機能性に悪影響を及ぼす可能性のある屋根材を指します。これらの屋根材は、主に以下の特徴を持っています。
ノンアスベスト素材であること:
アスベストが使用されていた時代の屋根材に比べ、ノンアスベスト素材の屋根材は一般的に耐久性が低く、塗装が効果を発揮しにくいことが多いです。
製造時期やメーカーによる問題があること:
特定の製造時期やメーカーが製造した屋根材には、製品としての欠陥や問題があり、塗装を施してもその問題を解決できないことがあります。
劣化しやすい素材であること:
一部の屋根材は、劣化が早く、塗装を施してもすぐに剥がれたり、劣化が進行したりすることがあります。
屋根材の具体的な例
コロニアルNEO
コロニアルNEOは、クボタ株式会社(現ケイミュー株式会社)が開発したスレート屋根材の一種です。アスベストを含まないノンアスベスト製品として発売されましたが、製造上の問題から耐久性に欠け、現在では製造が中止されています。コロニアルNEOは、耐久性や品質に問題があり、塗装が適しません。
パミール
パミールは、国内最大手の外装建材メーカーであるニチハが1996年から2008年に製造していた屋根材です。アスベストが禁止された直後の製品であり、ノンアスベスト素材として市場に出回りました。しかし、製品自体に重大な問題があり、現在では製造が中止されています。
パミールの最大の問題は、表面の剥れです。層状に剥がれやすく、塗装を施してもすぐに剥がれてしまいます。これにより、塗装が無意味となり、メンテナンスが困難になります。
レサス
レサスは、松下電工(現ケイミュー)が製造していた屋根材です。この屋根材もまた、ノンアスベスト素材であり、製造時期の問題から耐久性に欠けます。点検やメンテナンスの際に人が歩くだけで割れてしまうこともあり、塗装によるメンテナンスが実質的に不可能といえます。
グリシェイドNEO、エコシンプル、セキスイかわらU、ザルフグラッサ、アーバニー、ナチュール、セイバリーNEO
これらの屋根材も同様にノンアスベスト素材であり、製品としての問題から塗装が適しません。これらの屋根材は劣化が早く、塗装を施してもすぐに剥がれやひび割れが発生します。塗装によるメンテナンスが効果を発揮しないのです。また、耐久性が低いため、塗装を施してもその劣化を防ぐことができません😥
何で塗装してはいけないの?
耐久性が欠如しているから
ノンアスベスト素材の屋根材は、塗装を施してもその劣化を防ぐことが難しいです。特にひび割れや剥がれが発生しやすく、塗装が無意味になることが多いです。
製品に欠陥があるから
特定の屋根材は製品自体に問題があり、塗装を施しても根本的な問題を解決できないため、塗装が適しません。
メンテナンスの効果がない!
塗装を施しても耐久性や防水性が向上せず、むしろ悪化することがあります。これにより、塗装後もメンテナンスが必要になり、結果としてコストがかさむことになります。
塗装できない屋根の適切なメンテナンス方法
屋根カバー工法
文字通り、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて設置する方法です。これにより、屋根の耐久性と防水性が向上し、大量の廃棄物が出ることも避けられます。
屋根葺き替え工事と比べても工期は短く、費用も安く済むため経済的といえます。
屋根カバー工事は税込¥877,800円から承っております。
屋根葺き替え
既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する方法です。これにより、根本的な問題を解決できますが、大量の廃棄物が出るため処分費がかかります。
大規模な工事である分工期は長く、費用も高くなってしまいますが、屋根の問題を根本から解消できるためおススメです。
屋根葺き替え工事は税込¥1,097,800円から承っております。
塗装してはいけない屋根材の見分け方
適切なメンテナンスを行うためには、塗装してはいけない屋根材を正確に見分けることが重要です。以下のポイントに注意しましょう!
製造メーカーの確認
まず、屋根材の製造メーカーを確認することが基本です。特定のメーカーが製造した屋根材には、塗装が適さないものが含まれています。例えば、ニチハ、クボタ(現ケイミュー)、松下電工(現ケイミュー)などのメーカーが製造した一部の屋根材は、塗装しても効果がない、もしくは逆効果となることがあります。
製造時期の確認
製造時期も重要な要素です。特にアスベストが禁止された直後に製造された屋根材は、ノンアスベスト素材に切り替えられた初期の製品であり、品質に問題があることが多いです。例えば、1990年代後半から2000年代初頭にかけて製造された屋根材は、品質上の問題が原因で塗装が適さない場合があります。
製造時期を確認することで、塗装が適さない屋根材かどうかを判断する一助となります。
屋根材の状態の確認
ひび割れや剥がれなどの劣化状態を確認し、塗装が適さないかどうかを判断します。
以上の情報を基に、塗装してはいけない屋根材かどうかを判断し、適切なメンテナンスを行うことが可能です。家の寿命を延ばし、安心して住み続けるために、正しい情報を基に判断して最善の選択を行いましょう!
まとめ
塗装が適さない屋根材を見分けるためには、製造メーカーや製造時期、屋根材の劣化状態など、さまざまなポイントを確認する必要があります。特に、ニチハのパミールやクボタ(現ケイミュー)のコロニアルNEO、松下電工(現ケイミュー)のレサスなど、特定の屋根材は塗装が無意味であることが多いです😢
これらの屋根材に対しては、塗装ではなく、屋根カバー工法や屋根葺き替えといった適切なメンテナンス方法を選択することが重要です。
また、屋根材のサンプルを取り寄せたり、専門家の意見を求めたりすることで、より正確な判断が可能となります!屋根のリフォームを成功させるためには、適切な情報を収集し、最適なメンテナンス方法を選択することが不可欠です。
これにより、屋根の耐久性と安全性を確保し、長期的な視点でのコスト削減が実現できますよ✨
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塗装が適さない屋根材を使用している場合でも、適切なメンテナンスを行うことで屋根の寿命を延ばすことができます。
例えば、ニチハのパミールやクボタのコロニアルNEOなどの屋根材は塗装による改善が期待できないため、屋根カバー工法や屋根葺き替えが推奨されます。これらの方法は、既存の屋根を取り除く必要がなく、新しい屋根材を直接被せることで、廃棄物を減らし、工期を短縮できます。
街の屋根やさんでは、豊富な経験と専門知識を活かし、現地調査を通じて最適なメンテナンス方法を提案しています。お客様のご予算や希望に応じた柔軟なプランを提供し、安心してご利用いただけるよう努めておりますので、安心してお任せください。
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