セメント瓦の屋根葺き替え徹底解説:耐久性と美観を保つためのベストタイミングとは

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セメント瓦の屋根葺き替え徹底解説:耐久性と美観を保つためのベストタイミングとは

更新日:2024年09月04日

 屋根葺き替えは、住宅の寿命を延ばし、快適な住環境を保つために非常に重要な工事です。

 特にセメント瓦は、多くの住宅で使用されている屋根材ですが、その劣化が進むと雨漏りや断熱性の低下といった問題が発生します。

 

 本記事では、セメント瓦の屋根葺き替えについて、メリット・デメリット費用注意点をご紹介します!

 

セメント瓦の特徴と劣化の原因

 

 セメント瓦は、耐久性が高く多くの住宅で使用されてきた屋根材ですが、その特性から定期的な塗装が必要です。

 

 セメント瓦は、セメントコンクリートを主成分とし、吸水性が高いため、塗装をしないと雨水を吸収しやすくなります。これにより、瓦の内部に水分が侵入し、凍結や熱膨張によるひび割れや剥がれを引き起こすことがあります。

 また、塗装は紫外線や風雨から瓦を保護する役割も果たします。紫外線による劣化を防ぐことで、瓦の寿命を延ばし、屋根全体の美観を保つことができます✨

 

セメント瓦の洗浄 セメント瓦屋根の塗装メンテナンス

 

 塗装を怠ると、瓦の劣化が進みやすくなり、結果的に屋根全体の寿命が短くなるリスクが高まります

 セメント瓦の表面に塗装がされていない状態で長期間放置すると、瓦が徐々に劣化してしまいます。特に、雨水の侵入や台風などの強風によるダメージが蓄積すると、瓦の寿命が縮み、最終的には屋根の葺き替えが必要になる可能性があるのです!💦

 

 適切なタイミングで塗装を施すことで、セメント瓦の機能を維持し、長期的なコストを抑えることができますよ!(^^)/

 

屋根葺き替えの必要性とタイミング

 

 屋根の葺き替えは、瓦の劣化が著しく、補修では対応しきれない場合に行うのが一般的です。

 セメント瓦の寿命は約30~40年とされていますが、地域や環境によってはそれよりも早く葺き替えが必要となることがあります。また、雨漏りや台風後のダメージが見られる場合には、早急な対策が求められます。

 

屋根葺き替えのメリットとデメリット

 屋根葺き替えには、以下のようなメリットとデメリットがあります。

 

瓦屋根の重量 金属屋根への葺き替え

 

メリット

耐久性の向上:新しい瓦や下地材を使用することで、屋根全体の耐久性が向上します。特に、ガルバリウム鋼板などの素材は、セメント瓦に比べて錆びにくく、長寿命です。

防水性能の改善:新しい防水シートの設置により、雨漏りのリスクを大幅に減少させることができます。

断熱性の向上:最新の断熱素材を使用することで、住宅のエネルギー効率が向上し、快適な室内環境を保つことができます。

美観の改善:新しい瓦により、建物全体の見た目が一新され、美しくなります。

 

デメリット

費用が高額:屋根葺き替えは大規模な工事であるため、費用が高額になることが多いです。特に、下地材や防水シートの交換が必要な場合、追加費用が発生することがあります。

工事期間が長い:屋根全体を葺き替えるため、工事期間が長くなる傾向があります。

 

工事中は生活に不便が生じることも考慮する必要があります。

 

業者選びのポイント

 屋根葺き替え工事は、専門的な知識と経験が必要です。そのため、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。業者を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。

 

実績と評判:過去の施工実績やお客様の声を確認し、信頼性のある業者を選びましょう。

見積もり内容の確認:見積もりは複数の業者から取り、施工内容や費用を比較することが大切です。特に、追加費用が発生する可能性についても確認しておくと安心です。

 

アフターサポートの有無:工事後のメンテナンスや保証がしっかりしている業者を選ぶと、長期的に安心です。

 

 街の屋根やさんでは、お住まいの点検からお見積もりの作成まで無料で承っております。お気軽にお問い合わせください!

 

セメント瓦の葺き替えを考えている

セメント瓦

 相模原市緑区にお住まいのお客様より、屋根の葺き替えを考えているので見積をお願いしたいとお声かけをいただき、現地調査にお伺いしてきました(^^)/

 

 

 屋根は瓦屋根とお伺いしていましたが、和からは瓦でもセメント瓦で葺かれた屋根でした。

 

 

 セメント瓦は、粘土瓦に代わって一時期流行した瓦の一つです。

 

 

 セメントやコンクリートを使用して成型されており、焼きムラなどがないために重宝されていました。

 

 

 セメント瓦や乾式コンクリート瓦は吸水性が高いため、塗装によるメンテナンスが必要とされています。

 

 

一部の棟からは草が生えてしまっていました

瓦から草が生えた

 内部に詰められた土に草が生えてしまい、屋根から草が生えてしまっている状態でした。

 

 

 草はアスファルトを押し上げるほどの力があるため、瓦屋根も押し上げられてしまい、形が崩れる場合もあります。

 

 

 美観を損なうだけでなく、本来水が入らなかった場所に水が浸入することになり、雨漏りに繋がってしまうこともあるので、早めに対処したいところです(;´・ω・)

 

漆喰を使わない造りでした

セメント瓦の棟

 瓦屋根と言えば漆喰で納められた棟ですが、今回の瓦はシックを使わない造りをしていました。

 

 

 10年ごとぐらいで漆喰のメンテナンスが必要になると何かと費用も嵩んでしまうため、このような造りはありがたい限りですね。

 

 

 最近では乾式面戸を使ったハイロールという棟仕上げもありますので、棟のみの工事を考えている方は一度調べてみていただければと思います(^^)/

まとめ

 セメント瓦の屋根葺き替えは、住宅の耐久性を保ち、美観を維持するために欠かせないリフォーム工事です。適切なタイミングで葺き替えを行い、信頼できる業者に依頼することで、長期的な住宅の保護が可能となります。

 

 劣化を防ぐためにも、定期的な点検とメンテナンスを怠らず、快適な住環境を維持しましょう!

 

 街の屋根やさんでは、屋根葺き替え工事を税込¥1,097,800円~から承っております!

 お住いの大きさ使う屋根材によってもお値段は変わってまいりますので、より詳しい金額をお求めの方は街の屋根やさんまでご相談ください!(^^)/

 

 屋根のことでお困りごとがあれば、調査・見積を無料で対応しておりますので、なんでもお気軽にお問合せください。

 

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