軒天の雨染みは屋根からの雨漏りサイン！？軒天の役割や必要なメンテナンスと併せてご紹介！

　「軒天」とは、外壁から飛び出した軒部分の天井にあたる部分です！
　軒下から上を見上げるだけで劣化症状を確認出来る為、お住まいの中でもご自身で状態を確認出来る数少ない場所と言えます😊

　そうした中、「軒天に雨染み発生している」「軒天が腐食して落下しそうになっている」、こうしたご相談をいただく事も少なくありません(>_<)
　じつは、上記の様に軒天が浸水被害に遭われている場合、原因が屋根の雨漏りである場合があります！

　そこで、今回は軒天の役割や必要なメンテナンスをはじめ、軒天の雨染みが屋根から雨漏りが生じているサインとなる理由まで詳しく解説いたします！

軒天の役割

　冒頭でお伝え致しました通り、軒天は軒の裏側・天井を指します！

　軒天の役割としてまず挙げられるのが、「屋根の構造部を隠す」ことです。
　屋根内部を隠す事でスッキリとした印象になり、お住まいの景観を整えます(#^^#)

　また、屋根の中は小動物や鳥類の住処となりやすい場所です。
　軒天で塞ぐ事でそれらの侵入を防ぎ、鳥獣による被害を未然に防ぎます！

　さらに、現在軒天に使われている事の多い素材「ケイカル板（ケイ酸カルシウム板）」は、不燃性の素材です。
　お住まいやご近所様宅で火災が発生した際、軒天が火の回りを抑え屋根の燃焼・延焼を遅らせる役割も担っています！

軒天の「雨染み」は屋根からの雨漏りサイン？

　軒天のお困り事として「軒天に雨染みが発生している…(>_<)」というご相談を頂く事があります。

　こうした場合、屋根から雨漏りが発生している可能性がありますので注意が必要です😥

　「軒」は屋根の終点であり、屋根の中でも最も低い位置にあります。
　その為、屋根で発生した雨水が「軒天」に流れ着いて雨漏り被害を招いてしまう場合も少なくありません

　もちろん、全ての軒天の雨染みが屋根の雨漏りを原因にする訳ではないですが、軒天の雨染みだから…と油断して放置してしまいますと、知らず知らずのうちに雨漏り・工事規模の拡大を招いてしまいますので注意しましょう！

軒天の劣化症状・必要なメンテナンス

　長く安心してご使用いただく為にも定期的なメンテナンスは欠かせません！

　まず、必要となるのが塗装メンテナンスです(^^)/

　雨水を直接受ける事はありませんが、軒下は湿気が溜まりやすい場所と言えます。
　前述のケイカル板はそれ自体に防水性が備えられていませんので、定期的に塗装メンテナンスを施して塗膜による保護機能を回復させる必要があります！

　また、砂・埃が巻き上げられた風は外壁に吹き付ける事で軒天へと向かいます(>_<)
　その為、軒天は意外にも汚れやすい場所ですので、景観を整える意味でも必要です！

　さらに、劣化が進行した軒天は腐食が進行する事による穴あき・落下被害を生じさせてしまう可能性があります！

　そうした場合、新しい軒天を重ね張りする工法がおすすめです。
　交換工事と違い既存の軒天を解体する必要がありませんので、工期・工事費用を削減する事が出来ます😊

軒天の定期的な点検・メンテナンスもしっかりと行いましょう！

　お住まいのメンテナンスと言えば、どうしても屋根材・外壁材に目がいきがちですよね。
　しかし、軒天も重要な役割を担っている屋根の一部です！

　屋根を長く安心してご使用いただく為にも、軒天の定期的な点検・メンテナンスも忘れずに行いましょうね(^^♪

　私達、街の屋根やさんは屋根塗装メンテナンスはもちろん、軒天塗装や補修メンテナンスの施工実績も豊富にございます！
　点検～お見積りの作成まで無料にて実施させて頂きますので、ぜひお気軽にご相談下さい(^^)/