カーポート・ベランダ屋根におすすめなポリカ（ポリカーボネート）屋根とは？塩ビ屋根との違いまで徹底解説！

　お住まいの中でも雹被害・雪害の影響を受けやすいとされているのが、カーポートやベランダ屋根です！
　雪の重みによって屋根板が外れてしまう事や降り注ぐ雹による穴あきなど、街の屋根やさんにも多くのお客様よりご相談を頂いております(>_<)

　カーポート屋根のトラブルはその下に設置されている大切なお車への被害に直結します！
　その為、そうした被害に遭われた際に早急な対応は必要不可欠ですが、事前に「天災による被害を受けにくい屋根」にしておくことも非常に大切です。

　そこで、カーポート・ベランダ屋根におすすめしたいのが、ポリカ（ポリカーボネート）屋根です(^^)/

　この記事では、ポリカ（ポリカーボネート）の特徴・メリットと併せて、よく比較される塩ビ（塩化ビニール）屋根との違いまで詳しくご紹介いたします！

ポリカ（ポリカーボネート）とは？

　ポリカーボネートはポリカーボネート樹脂を原料として製造される、プラスチック素材です！
　その優れた性能により様々な用途で使用されますが、建築資材としては通称「ポリカ屋根」としてカーポート・ベランダ・バルコニーなどの屋根材として広く使用される優れた素材です😊

　まず、その最大の特徴は極めて高い耐久性にあります。
　ガラスの約200倍、アクリルの約20倍の強度を持ち、破損しにくく紫外線や高温にも強い素材で耐用年数も約10年程度と長期です(#^^#)

　晴れていれば紫外線が降り注ぎ、降雹・降雪などの過酷な環境に置かれるカーポート・ベランダ屋根にはピッタリの素材と言えます！

　また、ポリカーボネートは透明性が高く、日光を遮らないという特徴があります。
　屋根の下に十分な自然光を取り入れることができ、熱線吸収ポリカーボネートなどを採用すれば過度な気温の上昇が抑えられた明るく快適な空間を作り出すことができます。

「塩ビ（塩化ビニール）」と「ポリカ」の違いとは？

　現在、カーポート・ベランダ屋根の主流となっているポリカですが、それ以前によく採用された素材が「塩ビ（塩化ビニール）」です！

　塩化ビニール樹脂製のプラスチック素材であり、ガラス繊維ネットを挟み込んで強度を向上させた「硬質塩化ビニール」という種類もあります。

　まず、両者の素材の違いはその強度・耐久性です。

　前述の通り優れた強度を備えるポリカは約10年程度の耐用年数を備える一方、塩ビはポリカと比較して約1/20の強度しか備えておらずその耐用年数も3年程度と言われています(>_<)

　また、硬質塩化ビニールの耐用年数は約5年程度と言われていますので、いかにポリカの強度が優れているかご理解いただけたと思います😊

　価格面においては一般的な６尺サイズの塩ビ波板が約700円程度である一方、同サイズのポリカが約1200円程度と割高な印象です。

　ですが、耐用年数から交換が必要となるスパンを比較した際、やはりポリカの方がコストパフォーマンスに優れた選択肢となります！
　屋根材を比較・検討する際には導入コストだけでは無く、メンテナンスコストなどの長期的なトータルコストを比較しましょうね(^^♪

被害に遭われる前に「ポリカ屋根」への交換がおすすめです！

　「雹被害によりカーポート屋根に穴があいてしまった…」
　「落雪による重みでベランダ屋根が落ちてしまった…」

　上記の様なお問い合わせをいただき現地調査にお伺いいたしますと、寿命を迎えて耐久性が大きく低下した「塩ビ屋根」を使用されていた…というケースも少なくありません！

　もちろん、新品のポリカ屋根を設置していたとしても自然の脅威を受けて、破損してしまう場合もあります。
　ですが、塩ビ屋根と比較して強度に優れるポリカ屋根を使用する事で、天災による被害を受けてしまうリスクを低減できる事は間違いありません！

　ご自宅のカーポート・ベランダ屋根にご不安・ご心配をお持ちの方がおられましたら、ぜひポリカ屋根を使用したメンテナンスをご検討されることをおすすめいたします(^^)/

　私達、街の屋根やさんは瓦・スレート屋根に限らず、ベランダ・カーポート屋根のメンテナンス工事の実績も豊富に持っております！
　点検～お見積りの作成まで無料にて承ってますので、ぜひお気軽にご相談下さい😊