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横浜市旭区｜雨樋交換工事で割れによる漏水を改善！

【お問い合わせのきっかけ】

 

横浜市旭区の現場です。お問い合わせの段階では1階の雨樋の破損と伺っておりましたが、実際に１階は問題のない状態です。１階の軒樋6ｍを交換するような場合ですと、足場の仮設は必要ないケースがあります。通常雨樋の取り付け位置は低かったとしても2.3ｍ以上ありますので、脚立が無ければ手が届きません。

脚立足場で届き、作業が可能な場合は足場費用も掛からずに補修工事が可能です。しかし、問題は２階のようでした。

 

こちら軒樋のコーナーです。割れているのが真下から確認できますね。これは強風による衝撃もありますが、雨樋自体の収縮によってコーナーに負荷が掛かり割れてしまったのだと思います。雨水が集水器にまで辿り着かず、この割れ部分から漏水してしまいます。すると下屋にそのまま当たり騒音が生じます。屋根の場合はまだ良いのですが、カーポートや波板の場合は音が響き騒音によるストレスを抱えます。

このような割れの場合、補修方法は交換です。破損した部分から次の継ぎ目部分までを交換すれば問題は解決ですが、２階の場合足場仮設が必須です。つまり数ｍの雨樋の交換であっても足場の費用代が高くなり、工事に踏み切りにくくなってしまいます。

割れをコーキング補修するのも手ではありますが、この大きな割れを塞ぐのは難しく、しばらくするとまた隙間が発生すると思います。またコーキングで補修したことで、収縮が出来ずに違う場所に割れを起こす可能性もあります。費用がかかってしまったとしても割れた箇所に付いては交換工事を行う事をお勧め致します。

 

今回はコーナー部分から歪みが見られる場所まで交換を行います。交換箇所まで手が届くように足場の設置工事を行います。足場は１面では安定性が図れないため、L字もしくはコの字に設置工事を行います。

足場設置工事の際にポイントはカーポートや波板の場所です。足場をかける際に邪魔になってしまう場合は、必要に応じて一度取り外す必要があります。このように雨樋交換だけだったはずが、足場が必要になり、足場の設置のために邪魔なものが出てくるといったことがあり、思う以上に費用を抑えることが困難なケースがあります。果たして雨樋交換工事の為だけに足場をかけるのか、一度住宅の他の箇所に気になる所はないのか、確認していくと同時に補修工事をすることが可能です。トータルコストで考えても少しでも抑えられるように、工事に向かいましょう。

雨樋交換工事はまず、破損した部分の雨樋を外していきます。今回は受け金具がついていますが、吊り金具と呼ばれる形状と固定の方法が違う金具も存在します。鼻隠しに雨樋を固定するための大変重要な金具になります。強風等の被害が出やすい地域等は万全を期して、金具の量を増量する等の措置が必要です。

交換の場合は金具も全て新しく取り替えます。既存の金具を外し固定下板穴のパテ埋め、新規の金具の新たな位置での固定を行う事で、金具がしっかりと下地に止められます。

 

新たな金具の設置です。今回はステンレス製ではなくプラスチック製の錆びない素材での取付を行います。耐久性に不安を感じられる方もいらっしゃいますが、実際に問題となるのは金具と下地の固定力です。SUSビスでしっかりと打ち込みグラグラしないかの確認も行います。軒樋を取付け、集水器と接続をし雨樋交換工事は完了です。

既存の雨樋と大きさ・形状・メーカーまでも同じものがある場合は部分的な交換が可能です。もし仮に交換部品が廃盤で接続が不可能な場合は全交換の可能性もありますし、足場も１周ぐるりと必要になってしまいます。雨樋の交換をご検討中の方、壊れているのかもと不安を感じている方、雨音の騒音にお悩みの方、まずは一度街の屋根やさんにお問い合わせください。点検・お見積りは無料にて承っております。

　記事内に記載されている金額は2020年08月24日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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