相模原市緑区城山にて令和元年房総半島の台風被害で片流れ屋根のスレートが飛散した為スーパーガルテクトを用いた屋根カバー工法で修繕

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相模原市緑区城山にて令和元年房総半島の台風被害で片流れ屋根のスレートが飛散した為スーパーガルテクトを用いた屋根カバー工法で修繕

更新日:2025年10月17日

【施工前】
台風の影響で片流れ屋根のスレートが飛散した屋根

【施工後】
スーパーガルテクトを使用した屋根カバー工事後の屋根

築年数築15年

平米数53.8㎡

施工期間4日間

使用材料スーパーガルテクト

費用詳しくはお問合せください

保証10年

ハウスメーカーハウスメーカー不明

台風アイコン

【お問い合わせのきっかけ】


担当:高田


相模原市緑区城山にお住まいのN様より、「台風でスレートが家の周りに落ちていたので、自宅のものか確認したい」とお問い合わせをいただきました。
令和元年房総半島台風の通過後、スレートが1枚落下しているのに気づき、ご不安になっていたとのことです。
調査のため梯子を使って屋根に上がると、片流れ屋根の腰折れ部分のスレートが1枚飛散しており、釘が露出している状態でした。
このままでは雨水が釘穴から浸入し、雨漏りが発生する危険性があります。
なお、台風などの自然災害による被害は、ご自宅の火災保険が適用される場合があります。
工事とあわせて保険申請を行うことで、工事費用を抑えることも可能です。
さらに調査を進めると、スレートにひび割れが数枚見つかりました。
このまま放置すると、強風や突風で飛散・落下する恐れがあるほか、ひび割れから雨水が浸入し、防水紙の劣化を早め、雨漏りにつながる可能性があります。
そこで、屋根の現状をご説明し、軽量で耐久性に優れたアイジー工業の「スーパーガルテクト」を用いた屋根カバー工事をご提案したところ、N様より工事のご依頼をいただきました。
相模原市緑区城山にお住まいのN様より、「台風でスレートが家の周りに落ちていたので、自宅のものか確認したい」とお問い合わせをいただきました。
令和元年房総半島台風の通過後、スレートが1枚落下しているのに気づき、ご不安になっていたとのことです。
調査のため梯子を使って屋根に上がると、片流れ屋根の腰折れ部分のスレートが1枚飛散しており、釘が露出している状態でした。
このままでは雨水が釘穴から浸入し、雨漏りが発生する危険性があります。
なお、台風などの自然災害による被害は、ご自宅の火災保険が適用される場合があります。
工事とあわせて保険申請を行うことで、工事費用を抑えることも可能です。
さらに調査を進めると、スレートにひび割れが数枚見つかりました。
このまま放置すると、強風や突風で飛散・落下する恐れがあるほか、ひび割れから雨水が浸入し、防水紙の劣化を早め、雨漏りにつながる可能性があります。
そこで、屋根の現状をご説明し、軽量で耐久性に優れたアイジー工業の「スーパーガルテクト」を用いた屋根カバー工事をご提案したところ、N様より工事のご依頼をいただきました。


担当:高田

片流れ屋根の点検調査

台風被害で片流れ屋根のスレートが飛散した状況 片流れ屋根の点検調査

N様邸の片流れ屋根の調査の様子です。

梯子を使って屋根に上がると、腰折れ部分のスレートが1枚飛散しているのを確認しました。

台風などの自然災害で建物が被害を受けた場合は、火災保険が適用されることがあります。

保険申請を行うことで、被害前の状態に戻す費用を保険会社が負担してくれるため、工事とあわせて申請することで工事費用を抑えることが可能です。

屋根材のスレートは、屋根の下部(軒先)から順に葺き、釘で固定されています。

通常は、上に重なるスレートが雨水の侵入を防いでいますが、スレートが飛散すると釘が露出してしまいます。

釘は垂木などの躯体に固定されており、スレートの下に敷設された防水紙を貫通しています。

そのため、釘が露出したまま放置すると、雨水が釘穴から浸入し、躯体を伝って建物内部へ入り込む可能性があり、雨漏りの原因となります。

スレートのひび割れの様子 スレートのひび割れの様子

スレートのひび割れの様子です。

ひび割れたスレートは耐久性が低下するため、強風や突風で飛散・落下する恐れがあります。

飛散すると、近隣の建物に被害を与える可能性もあります。

また、ひび割れ部分から雨水が防水紙まで浸入しやすくなるため、防水紙の劣化が早まり、雨漏りの原因となります。

屋根カバー工法(工事)

新しい防水紙を敷設

既存の棟板金を解体・撤去した後に新しい防水紙を敷設 新しい防水紙の敷設作業

防水紙敷設の様子です。

屋根カバー工事では、まず既存の棟板金を解体・撤去した後、新しい防水紙を敷設します。

防水紙は雨水の浸入を防ぐため、必ず軒先側から棟側へ重ねて敷設し、重ね幅は100mm以上を目安にします。

雨水は屋根の上部(棟側)から下部(軒先側)へ流れるため、敷設順序を逆にすると雨水が重ね目から浸入し、雨漏りの原因となります。

今回使用した防水紙は、田島ルーフィング株式会社の「タディスセルフ」です。

タディスセルフは屋根カバー工事などの改修工事に最適な防水紙で、遅延粘着式のため貼り付け直後は簡単に位置修正ができ、施工性に優れています。

数時間後には強固な粘着力と防水効果を発揮します。

軒先から順に敷設し、最上部の棟部分まで完了すると、防水紙の敷設工程は完了です。

スーパーガルテクト(屋根材)を敷設

新規屋根材にスーパーガルテクトを使用 スーパーガルテクトの使用風景 

屋根材敷設の様子です。

防水紙の敷設が完了した後、新しい屋根材を軒先から棟に向けて順に敷設していきます。

今回、屋根材にはアイジー工業株式会社の「スーパーガルテクト」を使用し、色はN様のご希望でSシェイドチャコールを採用しました。

スーパーガルテクトは上下が嵌合する構造のため、強固な固定力が期待でき、風に強い屋根になります。

また金属製で軽量(1㎡あたり約5kg)のため、スレートの上に施工しても瓦屋根(1㎡あたり約50kg)に比べ建物への負担が軽く、耐震性にも優れています。

雪止めを設置

雪害対策として雪止めを設置 雪止めを設置作業

雪害対策として、雪止めを設置します。

雪止めがない場合、大雪で屋根に積もった雪が滑落し、雨樋や自宅・隣家のカーポートの屋根を破損させる恐れがあります。

棟板金を設置

棟板金を設置 棟板金の設置作業

スーパーガルテクトの敷設が完了した後、棟板金(役物)を設置します。

棟板金の下地材には樹脂製の貫板「タフモック」を使用しました。

樹脂製のため腐食しにくく、耐久性に優れています。

棟板金をステンレス製のSUSビスで固定

棟板金をステンレス製のSUSビスで固定 棟板金をステンレス製のSUSビスで固定後の状態

貫板「タフモック」の設置が完了した後、棟板金をステンレス製のSUSビスで固定します。

SUSビスはねじ込み式で固定力に優れ、台風などの強風や突風による被害を受けにくいため、風に強い棟板金となります。

完工

スーパーガルテクトを用いた屋根カバー工事完工後の外観

棟板金の設置が完了し、屋根カバー工事が完了しました。

台風で飛散したスレートも、スーパーガルテクトによる屋根カバー工事で風に強い屋根へと生まれ変わり、お客様にも大変ご満足いただけました。

 記事内に記載されている金額は2025年10月17日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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