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横浜市港北区にて台風被害、棟板金とスレート屋根材両方巻き込まれました

更新日:2018年10月07日

家の前の道路に台風明けの翌日板金が落ちていたというお客様からのお問合せを受けまして、横浜市港北区のお宅に板金の調査に伺いました。

仕事で立会いできないが留守でも緊急な事なので見てほしいと言われておりましたので、後ほど連絡を入れるとのお話をして屋根に上がらせて頂きました。

【棟板金だけでも危険ですが一緒に屋根材も】

築年数が築年数が30年は経っているとは聞いておりましたが、さすがに板金も既に表面は赤錆が多く出ており、劣化が顕著でした。

また板金が無くなっているのはご覧いただくとわかりますが、南面のスレート屋根も一緒に飛散し、残った小さい破片がまだ屋根に残っておりました。

こちらは3階建です。飛ばされて目の前の道路を通る車や人に当たったりなどの二次被害が起きる前に全て拾って降ろしておきます。

板金内部にあります貫板(ぬきいた)、板金をこちらに釘で固定するのが一般的なのですが、こちらも見てみますと既に相当前から雨水が侵入していたようで、釘の錆や木部の腐食が見受けられます。屋根材も撥水効果が無くなっており、多くの箇所にカビが発生してしまっておりました。屋根材の寿命が近かったころに台風がぶつかってしまい、このような状況になってしまいました。これでは棟板金を新規に交換したとしても屋根材がこのままでは遠からず雨漏りに繋がるために、屋根は葺き替えた方がいいでしょう。

【ケラバも既に赤錆に侵食されています】

ちょうど切妻になっているこちらのお宅のケラバ部は既に錆で覆われてしまっており、雨樋に錆が溶けだした跡があります。

雨樋は今は既に廃番の軍配100がついておりました。こちらも相当年数が経っており歪んでおります。どうやら台風が来ていなくとも、屋根全体を新しくする必要はあったようです。今後はこちらを軸にお客様と連絡を取り合い、ご提案をする方向で話がまとまりました。

 

板金が飛散した、屋根の上にのっかっているままといってすぐに雨漏りするわけではありませんが、こうなるお宅はかなり前からの劣化が重なっている場合が多く、点検をしていれば事前に予測でき、何かしら対策をうてたかもしれません。

最低でも築年数が10年は経ちましたらどんな屋根でも一度点検をしましょう。普段見えない所だからこそ、気を配ってあげたい所ですね。

 

街の屋根やさんではどんな屋根や勾配であろうと対応しておりますので、屋根でお悩みであれば一度ご連絡ください。お待ちしております。

 

 記事内に記載されている金額は2018年10月07日時点での費用となります。
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