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藤沢市湘南台にて強風により雨樋が飛散、全面交換しなくとも部分交換での対応もお任せください
藤沢市湘南台にお住まいのお客様より、強風が吹いた翌朝庭に普段見慣れない筒があるなぁと思っていたら実は自宅の雨樋だったのが判明した事がきっかけで、雨樋の点検依頼を頂きましたので、調査に伺った様子をご紹介いたします。
飛散してしまった箇所もそうですが、他にも破損箇所はないかを含めて調査致します。
もし気づかずそのままで次は台風などが来たら大事になりかねません。
筒状になっているという事は軒樋ではありません
お客様からには筒と聞いておりますので、二階や一階の軒に水平に設置してある軒樋ではないと分かります。筒になっているのはその二階や一階の軒を下水管まで落とす竪樋の事と思われます。まずは、下屋と呼ばれる一階の屋根に上がり、竪樋の破損はどこかを調べてみます。
竪樋の先に設置してあるはずの這樋と呼ばれる樋が外れていました
これらの写真は、二階から一階への橋渡しとなる這樋(はいどい)と呼ばれるものが設置してある所ですが、どちらも外れてしまっているのが分かりました。
今回は竪樋ではなく、似た形状の這樋が飛散してしまっていたようです。下屋がある建物には多くこちらの這樋が使われております。
こちらが飛散してしまい、庭に落ちていた這樋です。どちらも先端が割れてしまっております。軒樋に置くだけではちょっとした事で這樋がずれてしまうために、通常は軒樋に固定してあります。それが強風のおかげで無理な力がかかり飛散したと思われますので、その時の圧で樋が破損したものと思われます。
樋が破損し、特に築年数がかなり経過しているお宅ですと全部交換しなくてはと思われると思いますが、樋の種類や箇所により部分的な雨樋交換工事が可能な事もあります。
今回は竪樋に使われるものと同じ筒状の樋ですので、メーカーが変わってしまう事はありますがこの飛散した部分だけ交換する事も可能です。
ただ、雨樋にも耐用年数がありますので何かしら足場を架ける工事をするならば、全面的に交換しておくといい事もあります。
雨樋工事の為だけに足場を架けるのは緊急時以外では得策ではありません。なにかしらの工事と同時に行い足場を有効活用するのも一つの手です。
記事内に記載されている金額は2019年05月29日時点での費用となります。
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