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横浜市栄区公田町にて破損したスレート屋根に超軽量金属屋根スーパーガルテクト(Sシェイドブラウン)にてカバー工事
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根カバー工法、屋根カバー工事、雪止め設置
築年数14年
平米数83㎡
施工期間10日
使用材料アイジー工業 スーパーガルテクト
費用120万円
保証8年
ハウスメーカー地元工務店



【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
横浜市栄区公田町にお住まいのY様より、「たまたま自宅を遠くから見る機会があったが、何か屋根がめくれているように見える。」との事で屋根の調査依頼を頂きましたのが始まりでした。
現地に伺い調査前に色々とお話をしていると、まだ屋根と外壁塗装をして2~3年との事でとても綺麗な外観でした。雨漏りもしていないとの事で、この時はとても屋根に異常があるようには見えませんでした。
屋根外壁を塗装した時の業者さんには特に屋根に関しては問題ないとの事で塗装工事を依頼したそうですが、実際に屋根に上がり調査した結果、塗装しても無意味になってしまうノンアスベスト屋根材のコロニアルNEOが使われていました。めくれているように見えたのは屋根の谷付近に割れてしまったコロニアルNEOが乗ってしまっていたからだったようです。
割れた屋根材を持って屋根から下り、現状の報告をした結果、また雨漏りしていない事と下地はまだしっかりしているので屋根カバー工事をご提案することになり、この機会に屋根に関しての不安を無くしたいとの強いご要望もありご用命頂きました。
使います屋根材はカバー工法に最適の軽量金属屋根材であるアイジー工業さんのスーパーガルテクト、色はシェイドブラウンとなりました。外壁の木目調に合わせて屋根塗装をしてありましたので、似ているこちらのお色に決まりました。
スーパーガルテクトはちぢみ塗装が施されており、また遮音断熱性能にも優れ、手厚いメーカー保証もついているガルバリウム鋼板製の金属屋根材です。それでは明るいシェイドブラウンに変わった屋根の様子をご覧ください。
現地に伺い調査前に色々とお話をしていると、まだ屋根と外壁塗装をして2~3年との事でとても綺麗な外観でした。雨漏りもしていないとの事で、この時はとても屋根に異常があるようには見えませんでした。
屋根外壁を塗装した時の業者さんには特に屋根に関しては問題ないとの事で塗装工事を依頼したそうですが、実際に屋根に上がり調査した結果、塗装しても無意味になってしまうノンアスベスト屋根材のコロニアルNEOが使われていました。めくれているように見えたのは屋根の谷付近に割れてしまったコロニアルNEOが乗ってしまっていたからだったようです。
割れた屋根材を持って屋根から下り、現状の報告をした結果、また雨漏りしていない事と下地はまだしっかりしているので屋根カバー工事をご提案することになり、この機会に屋根に関しての不安を無くしたいとの強いご要望もありご用命頂きました。
使います屋根材はカバー工法に最適の軽量金属屋根材であるアイジー工業さんのスーパーガルテクト、色はシェイドブラウンとなりました。外壁の木目調に合わせて屋根塗装をしてありましたので、似ているこちらのお色に決まりました。
スーパーガルテクトはちぢみ塗装が施されており、また遮音断熱性能にも優れ、手厚いメーカー保証もついているガルバリウム鋼板製の金属屋根材です。それでは明るいシェイドブラウンに変わった屋根の様子をご覧ください。
担当:新海
現地調査時の様子
築年数14年経過し、一度塗装したとの屋根ですが表面はズルズルと滑りやすくなっておりました。
良く見ると、スレート屋根塗装時に必要な「縁切り」が行われていませんでした。見渡すとどこの屋根もスレートが重なる小口が水を吸って白く変色しているのが分かります。
遠目から見てめくれるように見えた、との部分を探していると谷と呼ばれる板金役物の近くにそれはありました。
すぐ真横に設置されていたスレートが途中から割れてしまっており、谷に乗っているような状況でした。Y様が確認する前からこの調査に来る日までずっとこの状態だったのでしょうか。
このようにスレートが割れたり、滑落したりしている場合、多くはアスベスト規制が入る事を見越して製造販売されていたノンアスベスト屋根材の初期型に多く見られます。
パミールやコロニアルNEO(グリシェイドNEO)と呼ばれるスレート屋根材を指します。今回は屋根の状態からコロニアルNEOと分かります。
コロニアルNEOの特徴は、縦横無尽にクラックが発生してしまう所が特徴です。その影響で塗装工事が無意味になってしまうのです。
こちらのY様邸も塗装工事をしてしまっています。クラックをコーキングで埋めているようですが、コロニアルNEOのクラックはコーキングだけですとすぐに割れてしまい雨漏りに繋がってしまいます。今回は全体を見たところ割れてしまっている所は先ほどの一か所部分のみでしたが、ルーフィングが見えてしまっている状態です。ルーフィングが傷むとその下は野地板です。
その野地板が傷む前でしたので、今回はカバー工事を着工する事ができました。
着工までの養生
こちらは、着工日までお時間を頂きますので、コロニアルNEOが滑落してしまい防水紙が見えてしまってた所がこれ以上傷まない様に養生をしておいた様子です。
短期間でしたので、持ち合わせていたブチルテープと呼ばれる防水テープを使いました。本来は雨水の流れをせき止めてしまうのですが、短期間だけの養生でしたのでこれで着工日まで万が一雨が降った場合に備えておきます。
今回は着工までに大雨も降らず一安心でした。
屋根カバー工事着工
雪止め金具切断と棟板金撤去
屋根カバー工事の始めは、屋根の面を均一にしすることです。具体的には軒先に設置されている雪止め金具のカット、棟板金を貫板ごと撤去致します。
屋根全体に敷設する防水紙、ルーフィングを施工するためです。写真の赤い丸で囲んだところは雪止め金具が設置されていた箇所ですが全て電動工具のサンダーと呼ばれる道具を使ってカットしております。写真左の白いテープの様なものが貼り付けているように見える箇所は、工事着工までに養生をしておき室内へ雨水が入らない様にしていた跡です。
防水紙、ルーフィングの敷設
雪止め金具と棟板金と貫板の撤去が終わったらクラックが酷い所の補修をしたあとに、ルーフィングを敷設致します。
こちらが新しく設置し終われば雨水は全てシャットアウトしてくれますので、既存の屋根材が傷んでいたとしても安心です。釘穴シール性が高いのでルーフィングを敷いて固定するときに使う釘やステープルなどをルーフィングの上から打ち込んでも、釘穴シール性が高いルーフィングは雨水を通しにくいので雨漏りの心配がありません。
今回使用しましたルーフィングは田島ルーフィングさんのPカラーシリーズのEX+です。弊社現場ではこれくらいの性能の物をスタンダードに使用させて頂いております。
屋根材にもこだわるならある程度ルーフィングにもこだわりたいところですね。ルーフィングも予算によって様々な選択肢がありますので、ご相談ください。
軒先、雨樋が設置されている所から棟へとロール状になっているルーフィングを敷設している所です。谷などの雨水が集まりやすい箇所に敷設するときは何度も重ねて防水性能を上げておきます。いくら板金を新たに設置したとしても万が一を常に考えなければなりません。
軒先唐草やケラバ水切りなどの役物の設置
その後にスターターとも呼ばれる軒先やケラバ部分の水切り役物板金を設置したらいよいよ本葺き、アイジールーフのスーパーガルテクトを葺いていきます。
カバー工事や葺き替え工事の時は既存の屋根の高さが上がります。ですのでお使いになられている雨樋の形状によっては雨水が雨樋に収まらずに雨樋の外へ流れてしまう事もあります。
工事前に確認しておくべきポイントです。
また軒先はそのような事にならないようにスターターもなるべく雨樋に雨水が流れるようにしてくれるゼロスターターと呼ばれる軒先の板金もございます。どうしても雨水が外に流れてしまう様ならば雨樋の交換も検討しましょう。二階に設置してある雨樋は足場がないと設置が不可能です。
本葺き開始
軒先から屋根の一番高い棟と呼ばれる所めがけて一列ずつ丁寧に職人さんが横葺きしてゆきます。もちろん専用の雪止め金具もこのタイミングで同時に設置してゆきます。
後付けできる雪止め金具も使用できる屋根材が限られているので、一緒に雪止め金具を設置しておきます。日本瓦などは持ち上げてひっかける後付けタイプの雪止め金具もございます。
ただ釘で固定しないので強風などが葺いて瓦がずれたりすると一緒に雪止め金具もズレていたりすることもあります。
スーパーガルテクトに使用する雪止め金具も一つずつ釘で固定致しますのでズレることはありません。
残るは棟板金の設置のみとなりました
ようやく棟までスーパーガルテクトを葺き終わり一段落付いた所です。Y様邸は屋根形状が複雑な事もあり、使う板金の役物の数も多かったのですが、熟練の職人さんが一人で3日でここまで来ました。写真を見て頂くと分かると思いますが、足場も屋根工事や塗装工事においてとても重要です。
職人さんが作業しやすいように、また安全面も考えた足場があるので作業も早いですし仕上がりも良くなります。
いまだに単管パイプだけの足場が架かっていて職人さんが片足でバランスをとりながら塗装工事している現場を見かけますが、あれでは良い工事にはならないでしょう。
立地などの関係でどうしてもそのような足場しか架けられない場合は仕方がないのですが、通常は踏板と呼ばれるアンチがある足場だと施主様も安心かと思います。
街の屋根やさんの足場は極力踏板を設置し、作業性の向上、安全面に気を付けて工事に臨んでおります。
最後に棟板金を設置し雨仕舞をして大屋根のカバー工事は完了
最後に雨仕舞として棟板金を設置致します。写真左の木材が「貫板」と呼ばれる棟板金を固定するビスを打ち込むものです。
これを屋根材と屋根材がぶつかり隙間ができてしまう所に設置し、野地板目掛けてビスで固定していきます。もちろんここも先ほどご説明したアンチがある為に急勾配のY様邸でも問題なく作業がサクサク進んでゆきます。板金を被せながら貫板を固定しているのは被せた時に問題なく収まるかどうか確認しながら、というものです。
棟板金設置完了し、屋根工事は完工となります
棟板金を設置した直後の様子です。貫板を設置したらガルバリウム鋼板製の棟板金を被せて、側面からステンレス製のビスで固定致します。
よく釘が使われる事も多い棟板金ですが、街の屋根やさんでは改修工事での棟板金設置にはステンレス製のビスで固定し、台風時などでも影響を受けにくいように対策をしております。
どんないい屋根材、施工方法が良くても飛散してしまう事はありますので、対策しておくに越したことはありません。
最後に今回屋根工事をするにあたり、アンテナを少し移動しましたので、最後屋根カバー工事が終わったタイミングで方向調整を行いました。
また以前は屋根の上に直に乗っていた配線を四方に引っ張ってある支線にビニールテープで固定して見栄えもよく調整し直しました。こちらは大変Y様に喜ばれました。
屋根カバー工事竣工
横浜市栄区公田町Y様邸のアイジー工業さんのスーパーガルテクト(Sシェイドブラウン)を使用した屋根カバー工事が無事竣工となりました。
Y様には問い合わせからの迅速な対応とお見積りの提出、着工時までの養生や、工事後の報告書での屋根の仕上がりに大変満足を頂きました。
今回使いました屋根材はアイジー工業さんのスーパーガルテクト、お色はSシェイドブラウンです。
他にシェイドブラック、シェイドブルー、シェイドモスグリーン、シェイドチャコールの合計五色からお選び頂けます。
性能もさることながら手厚いメーカー保証が付いているのもスーパーガルテクトの良さではないでしょうか。
この度はご利用頂きまして誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2019年08月09日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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