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お家の意外と大事な部分、庇(霧除け)の役割とメンテナンス方法
更新日 : 2026年03月01日
更新日 : 2026年03月01日
ちょっと前のお家だと必ずといっていいほど取り付けられている庇、屋根や外壁のようにお手入れの重要性がよく指摘される場所ではないのですが、雨漏りや庇の崩落などの不具合を見てきた経験からやはりメンテナンスは重要です。 最近のお家では固定資産税の影響やデザイン性や狭小地等の立地もあって庇を取り付けていないお住まいを見かけることも多くなりました。しかし、以前に庇のあるお家にお住まいになっていた方にお聞きしますと、「あると便利でいろいろ重宝するから、今回の家にも付ければ良かった」という声がほとんどです。 窓やドアの上に設けられたこの小さな屋根は霧除けとも呼ばれ、目立たない部分ですが、快適に生活する上で非常に重要な部分なのです。 現在、庇のあるお家にお住まいになっている方はぜひ、大切にしてあげてください。 こちらのページでは庇(霧除け)の傷みや不具合が気になっている方へ庇のメンテナンスについて解説いたします。
窓や玄関などの開口部の上に設けられた張り出している小さな屋根のこと。雨などの日には雨の吹き込みを防いでくれるなどそのありがたさがよく分かりますね。
この庇、その有無でお家の利便性が大きく変わってきます。これから新築でお家を建てるという方は絶対に付けるべきでしょう。お隣との敷地の関係で付けることができない部分を除いては絶対につけるべきなのです。下記は実際に庇のあるお家にお住まいになっている方々から聞いたメリットです。
1. 夏場は太陽光を遮るので日除けとなり、涼しく過ごせる
庇は太陽光を遮り、日影を作ってくれます。そのおかげで夏場はお部屋に直射日光の差し込む量が減りますので、室内の温度上昇を抑えてくれて、涼しく過ごせるのです。また、お部屋に直射日光の差し込む量が減るということは室内のさまざまなものの日焼けを防いでくれるということです。畳や床、カーテン、家具の日焼けによる色褪せも抑制してくれます。 では庇があることで日光を遮り、冬、室内が寒くなるということはあるのでしょうか? 庇のせいで冬は寒くなるということはありません。日影を作るということは必然的に冬は寒くなりそうですが、そんなことはありません。その秘密は太陽の日射角度にあります。
2. 雨でも窓を開けられる・雨の吹き込みをある程度まで防止できる
庇の大きさにもよりますが、風が強くなく、小雨程度であれば、窓を開けることができます。雨でも室内の空気の入れ替えをできるのです。お料理などで室内に匂いがこもってしまった時やお部屋を掃除する時は窓を開けたくなりますよね。雨が降っている時に窓を開けられるというのは庇があるお家ならではの特典です。
窓を開けると室内へ 雨が入り込んでしまう
窓を開けても 庇が雨を遮る
3.窓や玄関、外壁などに汚れが付きにくい
庇は雨を遮りますから、窓や玄関に雨水が直接当たる機会も少なくなります。必然的に汚れづらくなるのです。 また、庇があることによって、窓枠を伝う雨垂れも少なくなりますので、その跡も付きにくくなります。
直接窓に雨が当たり 雨垂れ跡などの汚れに
窓に当たる雨を 庇が遮るため汚れづらい

メリットは多いが雨漏りの原因になることも
『サッシや玄関のシーリングされている部分から雨漏りしにくくなる』というメリットはあるのですが、実は古くなってくると庇自体に不具合が発生し、それが原因で雨漏りが起こりえることもあります。
庇の形状を見てもらえば分かりますが、屋根よりも勾配が少ないことの方がほとんどです。サイズが屋根のように大きくはないので、問題となることは少ないのですが、排水性が高いとは決して言えません。庇の上側、横、下側、外壁の取り合い部分のシーリング、庇の表面の下の防水紙、それらが傷み始めるとそこから雨水が浸入しはじめます。
庇からの雨漏りは意外と気付きにくい
庇からの雨漏りの特徴として、雨水が外壁と内壁の間に染みていくため、なかなか発見しづらいということがあります。
庇が原因となり気づかないうちに雨漏りが進行していたということがありますので、充分にお気をつけください。発見しづらいだけに、気付いたらかなり進行していたということも多いのです。
築年数がそれなり経過しているお家の場合、庇の骨組みがしっかり組まれており、なおかつ柱などの構造体に取り付けられていることもあります。こういった場合、腐食が進行してしまうと、内部の構造体まで補修しなければならないケースも出てきます。場合によっては外壁などを剥がさねばならず、かなり大規模な工事になってしまいます。庇のメンテナンスと補修方法
メリットも多く、私たちの生活を便利にしてくれる庇ですが屋根や外壁をメンテナンスするのと同様、当然お手入れ・メンテナンスが必要となります。ここでは庇のメンテナンス方法について見ていきましょう。
一般的な戸建て住宅の場合、庇の表面には板金が使われていることが多く、ほとんどはガルバリウムやトタン、アルミです。
トタンやガルバリウム製で、塗装されている場合には再塗装することによって錆から鋼板を守ります。
塗装の手順を事例で紹介

風雨を直に受ける庇ですが、錆が進行すれば穴あきにまで発展してしまったり、また固定している釘やビスが錆びてしまえば固定力を失った結果、板金自体が捲れてしまう事にもなります。そしてさらに被害が進行すれば庇自体の崩落の危険性もあり得ますよね。


カバー工法の手順を事例で紹介
新たな板金を被せることで庇自体は生まれ変わりましたが、外壁からの伝い雨があった際に外壁と庇の隙間から内部へと雨水の浸入があってはいけません。最後は外壁との取り合い部分にシーリングを充填し、雨仕舞を行うことで完工となります。
カバー工法が行える条件は表面の板金が傷んでるだけで、下地の傷みがそこまで進行していないという場合です。しかし板金の劣化から雨水が浸入し、下地までもが腐食してしまっているような場合は下地も含めた張替えを行います。
張替えの手順を事例で紹介
庇の取り換えを事例で紹介



近年、多いのが庇のないお家、このようなお家にも庇を新規に設置したり、後付けすることは可能です。
軽いアルミ製やガルバリウム製、おしゃれなガラス製のものもあり、貴方のお家に彩りを添えてくれるでしょう。 お家が洋風という方はオーニングも素敵ではないでしょうか。オーニングは布(繊維)と金属の骨組みでできた可動式の日除けであり、その角度や布の出幅を調節できます。日差しや季節の日射角度に合わせて太陽光を自分でコントロールできるので大変便利です。
風や光の強さにあわせて角度や出幅を自動調整してくれるものもあります。ただ、ほとんどの場合、庇もオーニングも外壁に穴を開けて固定することになります。これらの穴の防水処理をしっかり行わないとここから雨水が浸入していくことになります。 また、オーニングは可動部分が多いので、それだけメンテナンスも必要になります。大雨や強風の場合、被災を避けるため、畳まなければならないケースも出てきます。 庇も、オーニングも、定期点検を忘れずにしてあげてください。
庇(霧除け)の役割とメンテナンス方法
●庇とは玄関などの開口部の上に設置されている小さな屋根を指し、霧除けとも言います。 ●夏の直射日光の差し込みを防ぎ、涼しく過ごせるほか、雨の吹込み防止や窓や玄関に汚れが付きにくくなるといったメリットがあります。 ●メリットの多い庇ですが、外壁との取り合い部分のシーリング箇所など雨漏りの原因ともなり得ます。 ●庇の塗装メンテナンスは顕著な傷みが見られなくても10年程度で一度は行うようにしましょう。 ●板金に傷みや不具合が見られる場合はカバー工法、また下地にまで不具合が見られる場合は下地まで張替えを行うなどのメンテナンスをします。 ●傷みが激しく、左右の高さが違ってしまっている、腐食が進み崩落してしまいそうなどの場合は庇自体の取り換えが必要となることもあります。庇に関する施工事例一覧
横浜市南区で台風被害により軒天が崩落した庇を火災保険で葺き替え工事!
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【施工内容】
屋根葺き替え
【使用材料】
JFE:ガルバリウム鋼板 ニチハ:軒天5
相模原市南区麻溝台にて20年間ノーメンテナンスのお住いに外壁塗装をパーフェクトトップで屋根塗装はファインパーフェクトベストを用いて塗装工事しました
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【施工内容】
外壁塗装
【使用材料】
屋根:ファインパーフェクトベスト 外壁:パーフェクトトップ
相模原市南区旭町にて破損した社屋の庇を部分的にガルバリウム鋼板でカバーして塗装補修工事しました
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【施工内容】
部分塗装
【使用材料】
ガルバリウム鋼板取付 ファインウレタンU100 色:15-20B
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