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横浜市磯子区森にて雨漏りを起こしてしまった天窓を葺き替え工事で撤去
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根葺き替え
施工期間7日
使用材料スぺリアルⅡグラッサ グラッサ・ブラック
費用約30万円
保証お付けしておりません

【お問い合わせのきっかけ】
担当:増田
横浜市磯子区森にお住まいのM様より「台風がきっかけで雨漏りを見つけた」とご相談をいただきました。
雨漏りには突発的なことで顕著に表れるものと、雨漏りを起こしていたが隠れていたもの、条件によって発生するもの等様々なパターンがあります。台風がきっかけで起きる雨漏りはたいてい破損を伴いますが、潜在的な雨漏りはきっかけが何かを突き止めるのが難しいです。
そこで大切なのはどこで雨漏りをしているのかです。雨漏り箇所は屋根や壁、防水などが挙げられますが、しっかり場所を特定し原因を突き止めることで補修箇所を絞る事が出来ます。
今回は雨漏りを起こしていた天窓を撤去し、既存屋根材と同様のスレートで屋根復旧工事を致しましたので、その様子をご紹介したいと思います。
雨漏りには突発的なことで顕著に表れるものと、雨漏りを起こしていたが隠れていたもの、条件によって発生するもの等様々なパターンがあります。台風がきっかけで起きる雨漏りはたいてい破損を伴いますが、潜在的な雨漏りはきっかけが何かを突き止めるのが難しいです。
そこで大切なのはどこで雨漏りをしているのかです。雨漏り箇所は屋根や壁、防水などが挙げられますが、しっかり場所を特定し原因を突き止めることで補修箇所を絞る事が出来ます。
今回は雨漏りを起こしていた天窓を撤去し、既存屋根材と同様のスレートで屋根復旧工事を致しましたので、その様子をご紹介したいと思います。
担当:増田
点検の様子
調査にお伺いしたのは横浜市磯子区森の平屋住宅です。台風頃から雨漏りしているのではないか?と気づき無料点検のご依頼を頂きました。
天窓は狭小地等、窓が開けにくいお住まいでもプライバシーを確保しながら採光・通風性を確保することができます。特に平屋の場合高さが無い為、取り入れる光が少なくなりがちなため天窓があるだけで室内環境が大きく変わります。しかし今回その天窓で雨漏りが起きてしまった可能性が非常に高いというのです。
雨漏りの様子を室内で確認させて頂きました。すると天窓の設置付近にカビのような黒い染みが確認できました。カビは湿気や結露の発生によっても発生しますが、もちろん雨漏りの可能性も高くなりますので注意が必要です。
雨漏りに関して経験のない方は「急にポタポタと水が入ってきた」というイメージを持たれている事が多いのですがそれほど判り易い異常は意外と少なく、気づいたら雨漏りしていた、気づいたら腐食していたというケースの方が多く見受けられますので、特に日ごろのメンテナンス、点検が大事になってきます。
雨漏りの箇所として疑わしいのは屋根及び天窓ですので、まずは屋根をチェックしてみます。使用されているのは多くのお住まいでも採用されている化粧スレートです。セメントと繊維質を5㎜程に圧縮して形成している為十分な強度を持っていますが、素材の性質上吸水しやすく塗装メンテナンスによる塗膜保護が欠かせません。劣化が進むと屋根材が割れやすくなったり、浮きや反りから飛散してしまう事もありますので経年劣化に応じて補修を行いましょう。
天窓部分及び周辺に目立った破損はありませんが、室内の雨漏りの状態からもこの周辺で雨漏りを起こしていることは確かです。お客様の希望としては雨漏りを直したい、また天窓の交換で費用をかけても今後も雨漏りのリスクがあるのであれば撤去してしまいたいとのことです。便利な面がある一方、屋根材とは違う素材の為納まり次第では雨漏りのリスクが高くなるのは天窓の課題点。
もう一つの点としては天窓にもメンテナンスの必要性があるという事です。天窓を設置されているお住まいの方でもご存じないことがありますが、天窓は10年に一度の点検、20年で交換が推奨されています。今までパッキンの点検等メンテナンスを行っていない方は、一度天窓の点検を検討されてはいかがでしょうか?
今回はまず天窓周辺の屋根材を剥がし、雨漏りの可否を確認します。その後天窓は撤去し既存屋根材と同じ化粧スレートで葺き替え工事を行います。その際に釘が浮き隙間を作ってしまっている棟板金もあわせて補強固定をしていきたいと思います。
ご提案内容
天窓のリフォームを行う場合、設置にしろ撤去にしろ内外装に影響を与えます。外装(屋根)は天窓撤去に伴い新たな下地を作っていく必要がありますし、内装はクロスを貼ろうにも段差が出来てしまうためボードで下地を作る必要があります。また天窓があった部分に関しては雨漏りを起こさないような処置も必要ですので、想像しているよりも費用が掛かる場合もあります。
今回平屋ですので足場もなく施工が可能ですが、2階建てであったり急勾配屋根の場合は足場費用も掛かりますので、気になる方は一度ご相談ください。
品目 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 | 備考 |
トップライト撤去工事 | |||||
既存トップライト撤去処分費 | 1 | 式 | 10,000 | ||
木下地組み | 1 | 式 | 23,000 | 野地板・垂木補強 | |
屋根工事 | |||||
既存スレート・棟板金撤去 | 1 | 式 | 35,000 | ||
防水紙 | 1 | 式 | 8,250 | ||
新規スレート | 5 | ケース | 8,500 | 42,500 | |
スレート葺き・棟板金取付 | 1 | 式 | 45,000 | ||
内装復旧工事 | |||||
開口部木下地組・ボード張替 | 1 | 式 | 33,500 | ||
壁一面・天井クロス張替 | 1 | 式 | 70,000 | ||
点検後のアンケート
Q1.防水工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
台風による雨漏り発生
Q2.業者や工事会社をどのように探しましたか?
インターネットでキーワード検索を実施。HPや口コミを参考に数社問い合わせを行わせて頂きました。
Q3.当社を知りすぐお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
HPを拝見しすぐに御電話させて頂きました。施工事例や口コミ等が分かり易く、問い合わせへの不安はなかったです。
Q4.何が決め手となり当社にお問い合わせをされましたか?
連絡から訪問頂くまでの期間がどこよりも短かった点に加え、HPが分かり易く、口コミも好評であった為。
Q5.実際に当社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
丁寧に状況確認頂き、見積りまでの流れ、内容も明瞭であった為。非常に満足しております。。

施工の様子
近隣挨拶を終え早速屋根葺き替え工事の準備に入ります。まずは棟板金の撤去を行い屋根材が剥がせる状態にしていきます。棟板金は屋根材では保護できない屋根面同士の間に取り付け雨水の浸入を防いでいます。ガルバリウム鋼板やステンレス等高耐久な板金が使用されることが多いのですが、釘が浮いてしまえば飛散のリスクは高まりますし、錆びにくいガルバリウム鋼板でもいずれは錆びます。
釘が抜ける原因としては強風による板金の揺れ、貫板の腐食が挙げられます。貫板は板金に保護されている下地ですが雨水の吹き込みや結露で少しずつ強度を低下させてしまいます。そのため釘が抜けやすくなり飛散へ繋がるケースも多々あります。
今回は天窓がある高さまで板金を剥がし、屋根材を上から順に剥がしていきます。緑色に見えているのが防水紙(ルーフィング)と呼ばれる下葺き材で、屋根からの雨漏りを防いでいる最後の要です。屋根材が劣化していても防水紙が傷んでいなければ雨漏りはまず起こしません。逆に屋根材を何度葺き替えていても防水紙のメンテナンスを行っていなければ雨漏りを起こす可能性が高くなるという事です。
問題の雨漏りを起こしている天窓周辺です。この手の雨漏りは天窓自体の雨漏りか、天窓周辺の防水劣化による雨漏りかで分かれます。天窓自体の雨漏りというのはガラス付近のパッキンの劣化や下地材の腐食が挙げられます。天窓周辺の防水劣化は、天窓と接している防水紙の経年劣化や屋根材部分の破損が挙げられますが、しっかり確認することで雨漏りの原因を突き止めることができます。一つの問題点としては屋根材を剥がすまで行わないと雨漏りの原因が突き止められないという事です。
天窓と防水紙の取り合い部分です。板金もあり雨漏りを起こすような状態にないように見えますが、天窓の水切り部分に土埃が大量に溜まっています。これでは上部から流れる雨水をせき止め、オーバーフローを起こす可能性があります。実はこの現象は屋根材のケラバと呼ばれる部分でも起きることがあります。施工には問題がなくとも屋根には至る所に隙間があります。通常は水を流すための役割を担っていますが、土や埃が入り込むこともありそれがきっかけで腐食や雨漏りを起こすこともあります。パッキンの取り付け等である程度防ぐことも出来るのですが、そのような処置が行われていないこともいまだに多いですので、屋根メンテナンス時には必ずチェックしておきたいポイントになります。
今回天窓は撤去しますので、天窓付近の化粧スレートは全て取り外していきます。
天窓を固定しているビスは全て取り外し慎重に撤去していきます。この時点で室内からまっすぐ外が見える状態になりますし、雨が降れば当然入り込んできますので、雨漏りを起こさないようにするための作業を1日で行っていきます。
まずは屋根下地と同じ高さにして段差を作らないよう構造用合板を天窓のあった場所に張ります。その後天窓よりも広範囲で防水紙を貼っていきますが、本来軒先から棟に向かって張り、シート端からの雨水浸入を防がなければなりません。しかし今回全面の葺き替え工事を行うわけではない為、現状の防水紙に合わせて重ね葺きを行い、雨水が剥がれこむような場所には防水テープを貼って、雨漏りを起こさないようしています。
その後は通常の葺き替え工事と同じ工程です。スぺリアルⅡグラッサのグラッサ・ブラックを剥がしたスレートの位置にあわせ葺き直し釘で止めていきます。屋根材も防水紙も軒から棟に向かって葺くのが基本です。部分補修時にシーリング材で接着するケースも行いますが、広範囲にわたるほど屋根材の強度が弱くなってしまいます。屋根材の強度を十分に維持させるためにも、出来る限り補修箇所まで屋根材を剥がし葺き直す工事をおすすめいたします。
その際の注意点は化粧スレートの場合、既存屋根材を剥がした時点で割れることが多く再利用できない、葺き直した部分だけ色の差異が出てしまいますのであわせて塗装メンテナンスを行うことがオススメです。
最後に棟板金を取り付け直します。固定には釘ではなくビスを使用し抜けにくい仕上がりにしていますが、更に雨水の吹き込み等も防ぐためシーリング材を打設し固定力もアップさせています。降雨の影響を受けやすい頂部は特に継ぎ目をシーリング材で保護し工事は完了です。
工事を終えて
今回天窓からの雨漏りをきっかけに天窓を撤去し屋根葺き替え工事で補修を行いました。天窓は便利で開放感が得られる一方、不意の自然災害や経年劣化によって雨漏りを起こすリスクも高い部分です。そのため年数に応じてメンテナンス、補修を心がけ、20年が経過している天窓は交換がオススメです。
M様は雨漏り補修工事にあたり、どのようなことを基準に工事を依頼しようかとお悩みだったようですが、適正価格・レスポンスの速さ・丁寧な対応により私たち街の屋根やさんに工事のご依頼をいただく次第となりました。部分的な補修の為施工保証等はお付けしておりませんが、またお困りの事がございましたらお伺いいたしますのでお気軽にご相談ください。この度は誠にありがとうございました。
工事後のアンケート
Q1.工事を依頼する会社を決める時にどんなことで悩まれていましたか?
何を基準に選ぶべきか、施工経験が短かった為、悩みました。
Q2.当社にご依頼いただく際にどのような点を比較・検討されましたか?
問い合せを行ってからの対応・スピード・見積りの詳細開示等
Q3.お見積り提出後すぐに工事をご依頼されましたか?もしご依頼されなかったとしたらどんな点が不安でしたか?
すぐに工事を依頼致しました。。
Q4.数ある会社の中から当社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
丁寧な対応とレスポンスの良さ、初期訪問時の細やかな仕事ぶり。
Q5.工事が終わってみていかがですか?忌憚のないご意見を頂戴出来ましたら幸いです。
大変満足しておりますので、同様の際にはまた御願いしたいと考えております。

記事内に記載されている金額は2021年04月21日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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工事を行ったM様のご感想をご紹介いたします
M様のアンケート


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