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雨樋工事でお家を雨水から守る!雨樋の修理・交換、お任せください
戸建てやマンション、ビルなどどんな建物にも必ず取り付けられている雨樋(あまどい)。ほとんどの方が雨樋という名前やどの部分が雨樋なのかご存じですよね。 ただ「雨樋がなかったらどうなるんだろう?」と考えたことってありますか?あまりに当たり前のように取り付けられているためその役割や必要性を考えたこともなかったという方が多いのではないのでしょうか。 お住まいを見渡していただきますとどの面かには雨樋が設置されています。広めの庇についていることもあります。またカーポートにも雨樋に似た構造を備えているものもありますよね。それだけ雨樋は建物にとって重要な部分なのです。当ページでは雨樋の役割はもちろん雨樋の適切なメンテナンス・修理についても解説していきます。それではじっくりと見ていきましょう。
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
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雨樋の役割は降ってきた雨水を、地上や下水に排水させることです。これがないと実はお住まいが大変なことになってしまいます。「え?どんなふうに?」となかなか想像が付きませんよね。
例えば、


屋根を伝ってきた雨水が直接、1 階部分の屋根や庇、地上に落ちることになるので雨音が非常に大きくなる。


地上に落ちた雨水で泥水などがはねて外壁を汚してしまう事もある。隣家との距離が近い場合、隣家の外壁まで傷めてしまう事もあります。


屋根に落下してきた雨の全てが破風板や軒、外壁を伝うことになるので、雨染みや汚れ、放置してしまうことでカビなどが目立つようになったり、 劣化を早める原因にもなる。


ちょっとした隙間やクラックがあれば、そこから家屋内部に浸入し、雨漏りを引き起こす。
といったように「雨水」が汚れといった小さな被害から劣化、そして雨漏りといった大きな不具合にまで発展してしまう事も十分あり得ることなのです。外壁や屋根と違ってどちらかというと影の存在といった雰囲気がありますよね。しかしお住まいを劣化や雨漏りから守る大変重要な役割を持っているのです。
日本の年間降水日数を全国平均でみると117 日、およそ1年の1/3が雨天という統計になります。1年の半分が雨天という地域も存在します。それだけに雨樋の使用頻度と稼働率は高くなりますので、修理や交換の重要性が高いことがお分かりいただけると思います。 雨樋は外部に飛び出た格好で取り付けられていますよね。そのため自然環境による影響を受けやすく天候などによって被害を受けることが多々あります。
雨樋が被害を受けてしまえば、それによって本来の役割である排水という機能を果たせなくなってしまいます。
雨樋の各部位の名称を知っておきましょう
「あまどい」「とよ」という呼び名はお住まい全体に設置されている雨樋全体の総称をいいます。 ただ実は雨樋には部位ごとに名前があるってご存知でしたでしょうか?聞いたこともないという方がきっとほとんどですよね。もちろん私たちにご連絡いただく際は「雨樋が壊れた」「雨樋から水があふれている」で十分ですのでご安心くださいね。ただ、それぞれの名称を知っておくことで例えば業者さんに修理をお願いする際、見積もりを確認する際にもきっと役立てることができます。 また名称と役割を知っておくことで修理業者とのコミュニケーションもスムーズになるかもしれませんのでご参考までに。

軒樋(のきどい)
屋根の軒先に設置されている樋。屋根から流れてくる雨水を集水器へと運ぶ役割を担っています。

集水器(集水桝)・じょうご(上合)
軒樋が受けた雨水を「集め」竪樋へと誘導する軒樋と竪樋を連結している部位。排水能力は同じですが 見た目が異なる自在ドレンが使われる事もある。

竪樋(たてどい)
軒樋から集水器へ流れた雨水を地上や下水に運ぶ外壁に沿って垂直方向に設置されている樋。

這樋(はいどい)
二階以上の建物で上層階の竪樋から下層階の集水器に水を運ぶために屋根に這う格好で取り付けら れた樋。

曲がり
2方向に伸びる軒樋間のコーナー部分(寄棟は4箇所設置)。

止まり
軒樋の両端につけるキャップ
(切妻は片面で2箇所、計4箇所設置)

軒継手(のきつぎて)
1.35〜3.6mの軒樋を継ぎ足す際のジョイント。

軒樋金具(吊り金具・受け金具)
軒樋を設置する際に支えになる金具。

竪樋金具・掴み金具 (でんでん)
外壁に取り付け、竪樋を掴むように固定する金具。

エルボ
竪樋同士の接続などに使用される L 字型のジョイン トパイプ。
このように雨樋は様々なパーツで構成されており、「雨水を地上や下水に運ぶ」という役割を果たしています。様々なパーツを組み合わせているからこそ部分的な修理が可能なのが雨樋の特徴です。
また素材についても塩化ビニル製やガルバリウム鋼板製、銅製、アルミニウム製など、形状も半丸や角形などがあります。
従来は半丸・受金具というケースが多かったのですが、耐久性・デザイン・排水性能の観点から角樋・吊金具で施工されているお住まいが多くなってきました。
では実際に雨樋に不具合が生じているケース、建物に被害を与えてしまいかねない状態とはどのような状態なのでしょうか。雨樋修理・メンテナンスのサインとしてぜひ覚えておいていただきたいと思います。
雨樋が詰まっている
ご自宅の雨樋を下から眺めた際に、何やら植物が顔を覗かせている」「異物が見え隠れしている」といったことはありませんか?このような状態が見受けられた場合、何かが雨樋の排水を邪魔してしまっているかもしれません。水が流れなくなるということは雨樋が排水という役割を果たせなくなってしまっている状態です。排水機能を果たせず水があふれるような事態になれば、お住まいに直接被害を加えてしまう可能性がありますので修理・交換を検討しましょう。

ビニール袋などの風で飛ばされてきたゴミや
上階から落ちたごみや洗濯ばさみが詰まってしまう

ご自宅やご近隣の庭に植えられた木の枯れ葉が雨樋に溜まってしまう

雨樋に土が堆積してしまったうえに、さらに植物も生えてきてしまった
曲がり・ゆがみによる傾斜異常
屋根で受けた雨水を受け止める軒樋には、集水器まで適切に水の流れを作るための傾斜がつけられています。このわずかな傾斜がなければ軒樋から集水器、そして竪樋へと水が流れていかなくなってしまいま よね。ご自宅の雨樋が歪曲してしまっているようであれば不具合を発生させる要注意な状態であると認識しましょう。

土やゴミなどの重さによって雨樋が傾いてしまった

紫外線や太陽熱の影響を直接受け、経年劣化で変形してしまった

台風や豪雨、積雪などで雨樋に一時的な過重による負担がかかり、歪んでしまった

軒樋を支えている支持金具が曲がってしまったり・折れてしまう
などの不具合を起こし雨樋の傾斜に異常をもたらしている
雨樋同士をつなぐ継手(つぎて)部分から外れてしまっている
雨樋全体は複数のパーツで構成されていましたよね。屋根から地上まで複数のパーツが雨水を通す「道」を作って適切に排水していくわけですが雨樋が外れてしまった場合、その道が決壊してしまっている状態ですから適切に水が流れるわけがありません。すでに雨樋がない状態と同様であると言えますよね。また部分的な破損が被害を拡大してしまいますので、早急な修理が必要です。

施工時に繋ぎの組み立てが甘く、経年で緩み外れてしまった

台風や強風の影響で外れてしまった

継手が破損などの不具合を起こしたことが原因で外れてしまった

軒樋や集水器に雪が積もり、その重さによって外れてしまった
雨樋に割れやひびが見られる
割れやひびによって雨水が滴り落ちてしまうほどの隙間ができてしまった状態です。雨樋の外れ同様、見た目にもわかりやすい症状です。雨水を通すわずかな隙間だったとしても何か所もそのような場所が見受けられる場合は、雨樋全体が弱くなってしまっており寿命が来ている可能性もあります。

飛来物によって衝撃を受け、割れやひびを作ってしまった

紫外線や気温差による収縮によって素材自体が傷んでしまい、経年でひびや割れが発生
素材次第で異なりますが、多く使用されている樹脂製雨樋の寿命は15〜20年程度です。
自然災害や飛来物の影響を受けて不具合が発生した場合、それは雨樋の寿命とは関係ないかもしれません。しかし不具合をそのままにしてしまった場合その影響はお住まい全体に及ぶことにもなり得ますよね。部分的な修理で済むのか?それとも全体交換が必要か?などは状況・状態に応じて専門業者とじっくりと相談したうえで決めるようにしましょう。
台風や強風、雪や雹などあらゆる自然環境の影響を受ける雨樋ですので悪天候後は「外れ」「割れ」「ゆがみ」などが起きていないか、まずは目に見える範囲で必ず確認するようにしましょう。
台風や強風、雪や雹などあらゆる自然環境の影響を受ける雨樋
また雨の日に下から雨樋を眺めてみることも雨樋の不具合を見つける上で効果的です。「水が滴り落ちている」「雨樋から水があふれ、オーバーフローしている」などスムーズに水が排水されているかどうか判断するうえでわかりやすいですよね。またそうした様子をスマートフォンで撮影しておくこともお勧めします。業者にとって、より適切な提案や処置のための材料となるので、私たち業者にとっても大変ありがたいのです。
(※雨の日にはしごをかけて雨樋を確認するなどは危険ですので、控えるようにしてくださいね。)
※DIYでの雨樋修理はしないでください!
雨樋の部材はホームセンターでも手に入りますが、DIY で修理できるのか?というのは別問題です。そもそも雨樋が屋根よりも外側にありますので、梯子をかけての修理は1階であっても危険です。
雨樋の部分的な修理のために専門家に頼むのも…費用が高い…と思われるかもしれませんが、危険な場所の修理だからこそ専門業者がいるのです。
修理範囲にかかわらず不具合・不安を感じるような場合は必ず私たち街の屋根やさんにご相談ください。
雨樋交換をするなら排水能力の高い雨樋がお勧め!
台風の巨大化やゲリラ豪雨の頻発化など、昨今の環境変化によって雨による被害が増加傾向にあります。
本来は屋根面積に対して雨量や排水量を考慮したうえで排水計算を行い、最適な位置に雨樋が取り付けられているのですが、ここ最近の異常気象による悪天候時では、既存で設置されている雨樋では排水が追い付かずオーバーフローを起こしてしまっている、外壁や軒天に雨がビシャビシャかかってしまっているといった事例を目の当たりにすることが多くなってきました。
交換する際は半丸から角樋へ変更する等、雨樋の機能・形状にも気を配ってみると良いですね。
変形していたり、壊れてしまった雨樋を外します
雨樋は屋根の端に設置されています。お住まいが2階建ての場合、作業性と安全性を確保するため、足場が必要になります(左写真)。右写真のように変形し、おじぎしてしまった雨樋は屋根からの雨水をうまく受け止められませんし、流れ込んできた雨水をしっかりと排水することもできません。このようになってしまった雨樋を撤去していきます。
変形してしまった軒樋金具を新しいものへと交換します
上の右写真をご覧くだされば分かるように、雨樋を固定している軒樋金具も変形しています。これでは雨樋を正確に取り付けられませんので、新しいものへと交換します。左写真はその撤去跡です。
排水するために適切な勾配が必要になりますので、水糸を張り、その位置に正確に軒樋金具を取り付けていきます。
新しい雨樋を軒樋金具に取り付けていきます
軒樋金具には雨樋を上から吊って固定するタイプと下から支えて固定するタイプがあります。今回は吊金具と呼ばれる吊って固定するタイプです。
幸いにも今回は合う形の雨樋がありましたので、変形していなかった部分はこれまでのものを用いる部分交換で済みました(右写真)。雨樋の変形や破損が一部であっても、これまでのものは既に廃盤になっていて、合うタイプがないから全交換しないといけないなんてケースはかなり多いんです。 廃盤製品であっても同じ形状の後継製品があれば部分的な修理・交換も可能です。費用が心配という方はお気軽にご相談ください。
各部位の接続・固定がしっかりされているか確認できましたら、雨樋交換工事完了です。これで雨の心配とは無縁になります。
雨樋修理・交換は火災保険を適用して自己負担なしで交換ができるケースもあります
火災保険の補償対象は加入条件にもよりますが台風・強風による「風災」、降雪、積雪による「雪害」、雹による「雹害」、豪雨による「水災」、雷による「落雷被害」など、実に幅広く補償してくれます。
突発的な被害、突発的な出費、こうした思いもよらない災害時に大変頼もしいですよね。場合によっては自己負担ゼロで修理ができるという点で大変ありがたいと思います。街の屋根やさんではこれまで火災保険を使った雨樋交換や修理を数多く対応してまいりました。
台風や強風、また雪の重みによって雨樋が外れた、曲がってしまったなど自然災害による被害を受けられた場合は私たち街の屋根やさんにご相談ください。
※火災保険は自然災害によって受けた被害の原状復旧のための工事が大原則です。
雨樋を修理するために必要な足場仮設、撤去・処分費用等は火災保険へ申請することが可能です。
お住まいの健康を支えている縁の下の力持ち「雨樋」
定期的な点検やメンテナンスがお住まいを長持ちさせるコツです!
雨樋が本来の役割を果たすことでお住まいの天敵である雨、そして雨漏りから私たちをさらに長く守ってくれることになります。「これまで一度も雨樋のメンテナンスを行ってこなかった」「そろそろ修理・交換時期だと初めて知った」という方はまずは私たち街の屋根やさんの無料点検をご活用ください。現状を把握したうえで必要なメンテナンスについてご提案させていただきます。また雨樋以外でも気になる箇所がございましたら遠慮なくお申し付けください。お住まい全体を点検・調査し、お住まいにもお財布にもお役に立てるご提案をさせていただきます。
幅5m長さ6mの屋根に10cmの積雪ならば重さは約3t、勾配の途中に何の遮蔽物もない屋根ではその重みが全て雨樋にかかることになります。変形し、破損しても無理のないことなのです。屋根の途中に雪止めを設置すれば重みが分散されるので、被害を受けることも少なくなります。
山林が多い地域はもちろん、都市部においても公園や街路樹の落葉樹に困っている方が少なくありません。既存の雨樋に落葉が侵入しないようにする落葉除けネットもございますので、お気軽にお問い合わせください。
※針葉樹などは網目から入り込んでしまい、逆に詰まりの原因になる事もあります。落ち葉除けネットのメリット・デメリットを把握してから設置を検討しましょう。
一度仮設した足場を有効活用して、屋根や外壁のメンテナンスも考えてみましょう!
平屋のご自宅や、一階の雨樋のみの交換や修理といった場合を除いて、雨樋工事には足場の仮設が必要となります。やはり高所での作業となるため安全を確保したうえで確実な仕事をするためにどうしても必要なことなのですが、費用がその分かかってしまう点で気になるところですよね。
そのような方はせっかく仮設した足場を有効活用するために、その他の足場が必要になる工事を同時に行うことをご検討ください。
上記の雪止めや落ち葉除けネットもそうですが、それ以外にもお住まいの外装リフォームには足場が必須となる工事があります。 足場を架けて個別的に工事するよりも一度に済ませてしまったほうが経済的であることは間違いありませんよね。 長くお住まいになる上で確実にメンテナンスが必要 になる箇所をご理解いただき、お得にリフォームする ことを考えてみてください。
「自然災害によって被害を受けてしまった・・・」という場合であればもしかしたら雨樋以外の屋根や外壁にも影響が出てしまっている可能性があります ね。また「寿命がきたからそろそろ雨樋の修理・交換をしたくて・・・」という方15年〜20年も経過すれば傷みや不具合が発生し、メンテナンスをし なくてはならない箇所が存在します。
ただ、新築から15年経過してこれまで一度もメンテナンスや修理を行ったことがない方にしてみれば、どこをメンテナンスすればいいのかなんてわかりませんよね。
以下はこれまで一度もメンテナンスをしていなかった場合、併せてメンテナンスをしておくことをお勧めしたい工事となります。また自然災害などによって突発的に被害を受けた場合でも、雨樋修理・交換に よって足場を仮設するようであれば一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
雨樋修理・交換のまとめ
●雨樋の役割は降ってきた雨水を、地上や下水に排水させること
●雨樋に不具合が発生するとお住まいの大敵である水分が雨染みや汚れ、雨漏りといった被害を招いてしまう
●雨樋には軒樋・集水器・竪樋・曲がり・エルボ・止まりなど各パーツに名称がある
●「雨樋の詰まり」「曲がり・ゆがみ」「外れ」「割れ・ひび」といった症状は雨樋の不具合を招く要注意な状態
●雨樋の寿命は 15 年~ 20 年、寿命を迎えた雨樋は全面交換が理想
●雪止めや落ち葉除けネット、それ以外にも足場が必要な工事は雨樋修理・交換工事と同時に行うことが経済的にお得
●雨樋修理・交換は火災保険を適用して自己負担なしでできるケースもある
●定期的な点検やメンテナンスが雨樋そしてお住まいを長持ちさせるコツ
雨樋工事に関する施工事例一覧
横浜市緑区霧が丘のお住まいにて雨樋調査、オーバーフローを起こし経年劣化で歪んでいた廃番品エスロンE70を∑90にて部分交換工事を行いました
【施工内容】
雨樋工事
【使用材料】
積水化学工業 Σ90 色:黒
横浜市青葉区大場町にて強風被害を受けた棟板金交換工事と同時に雨樋工事を行いました
【施工内容】
棟板金交換
【使用材料】
横浜市金沢区西柴にて強風で歪んでしまった雨樋、支持金具を豪雪仕様にし交換工事を実施致しました
【施工内容】
雨樋工事
【使用材料】
積水化学工業 ∑90
雨樋工事に関するブログ一覧
雨樋工事に関するお客様の声一覧!
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