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横浜市緑区霧が丘のお住まいにて雨樋調査、オーバーフローを起こし経年劣化で歪んでいた廃番品エスロンE70を∑90にて部分交換工事を行いました
【施工前】
【施工後】
施工内容雨樋工事、雨樋交換
築年数約50年
施工期間1日
使用材料積水化学工業 Σ90 色:黒
費用20万円
保証お付けしておりません
ハウスメーカーハウスメーカー不明地元工務店


【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
横浜市緑区霧が丘にお住まいのお客様より、2階の雨樋からポタポタと水が垂れてきてしまい、また1階屋根部分に取り付けられていた雨樋も外れているようだとお問い合わせを頂きました。現地にお伺いし調査をさせて頂くと、2階屋根の雨樋から流れてきた雨水を1階の雨樋まで流す為の這樋が外れてしまっていました。その外れた這樋はお庭に落ちていたとのことで調査時にも見せて頂くことが出来ました。また、2階の屋根上り、軒先から雨樋内部を確認すると、晴天にも関わらず、雨樋内に水が溜まっていました。
原因は屋根から軒樋に流れてきた雨水を集めて下に流すための集水器の詰まりでした。集水器に泥が溜まっており、その泥が雨樋の流れを塞いでしまうことで、雨水が軒先の雨樋に溜まり、溢れてオーバーフローしておりました。
今回はそのままにしますと外壁の劣化につながる事や屋根の必要以上な劣化が進む事をご説明させて頂き、雨樋に詰まりが発生していた屋根面の軒樋、そこから1階屋根の雨樋までを繋ぐ竪樋と、外れてしまっていた這樋の雨樋部分交換工事をご提案し、工事のご用命を頂きました。
今回はお住まいは築年数が約50年とのこともあり、既存雨樋の型番エスロンE70は廃番となっておりましたので、後継品のエスロンΣ90を使用して、工事を行いました。
原因は屋根から軒樋に流れてきた雨水を集めて下に流すための集水器の詰まりでした。集水器に泥が溜まっており、その泥が雨樋の流れを塞いでしまうことで、雨水が軒先の雨樋に溜まり、溢れてオーバーフローしておりました。
今回はそのままにしますと外壁の劣化につながる事や屋根の必要以上な劣化が進む事をご説明させて頂き、雨樋に詰まりが発生していた屋根面の軒樋、そこから1階屋根の雨樋までを繋ぐ竪樋と、外れてしまっていた這樋の雨樋部分交換工事をご提案し、工事のご用命を頂きました。
今回はお住まいは築年数が約50年とのこともあり、既存雨樋の型番エスロンE70は廃番となっておりましたので、後継品のエスロンΣ90を使用して、工事を行いました。
担当:新海
現地調査の様子
現地調査にお伺いさせて頂き、雨漏りが発生している箇所を見せて頂くと、お住まい北側の2階の軒先の雨樋に流れてくる雨水を集めて、下へと流す役割をしている集水器の下の方からポタポタと水が垂れているのが確認できました。調査時には雨は降っていませんでしたので、2階屋根の雨樋が何らかの原因で詰まっている可能性がありました。
また、その2階の雨樋から流れてきた雨水を1階屋根まで流すために設置されているはずの雨樋も外れてしまっていました。この部分の雨樋は屋根面を這うように設置されることから、這樋と呼ばれます。這樋はお客様が気付いたときには、お庭に落ちてしまっていたそうです。この這樋がないと、集水器で集められた雨水が縦の雨樋から1階の屋根面に直接流れてしまうことになり、屋根面が汚れることはもちろん、余計な雨水が流れてくることにより屋根も傷みやすくなります。
雨漏りが発生している雨樋を良く見るために、屋根に上がり調査を進めていきます。先程、下から水が垂れていた集水器の箇所を真上から覗くと、左上の写真のように雨水が溜まっており、その箇所に手を入れてみると、泥がパンパンに詰まってしまっていました。右上の写真は詰まりが発生している面とは反対側の南面の集水器の写真です。こちらは詰まりが発生していないため、雨水も溜まっていませんでした。
集水器から雨水を下へ流すための縦の雨樋(竪樋)にかけて詰まりが発生している影響で、北側の2階屋根の軒樋は全体に雨水が溜まったままの状態となっていました。このような状態ですと大雨が降った際には、2階の雨樋全体から雨水が溢れだしてしまったり、溜まった雨水の重みで雨樋が歪んだり、外れてしまうといったことも考えられます。
調査時の写真をお見せしながら現在の状態と、これらの問題を解決するためには2階屋根から1階屋根へ雨水を送るまでの雨樋の部分交換が必要なことをご説明し、工事のご用命を頂きました。
雨樋部分交換工事着工
雨樋部分交換工事を行うには、まず詰まりが発生している既存の雨樋を外していきます。雨樋を固定している金具を緩め、軒樋を持ち上げると、詰まりが発生して雨樋に雨水が溜まっていたため非常に重くなっており、持ち上げて外すのも一苦労でした。
既存の軒樋を全て外し終えたら、次は雨樋を固定していた支持金具を取り外していきます。今回の雨樋交換の際には、金具も再利用はできないため交換をする必要があります。
既存の雨樋を取り外す工程が終わったら、次は新しい雨樋を取付けるための準備をしていきます。
まずは軒樋を取付けた際に、しっかりと雨水が集水器まで流れていくように、軒樋に水勾配をつける必要があります。そのため、専用の道具を使い、左上の写真のように印をつけていきます。その後、その印に沿って雨樋を固定するための新しい支持金具を取り付けていきます。この勾配をつけるための工程がしっかり行われていないと、雨水が適切に流れずに再び軒樋内部に雨水が溜まってしまいますので、正確に取付け作業を行っていきます。
新しいブラケットの取り付けが終わったら、撤去した既存の支持金具を外した際に出来た釘穴をシーリング材で埋めていきます。この穴を埋める作業を怠ってしまうと、その小さな隙間から雨水が入り込み、破風板、鼻隠し板を腐食させてしまったりといったことが起こり、雨漏りの原因にもなりますので、丁寧にシーリング材を打ち込んでいきます。その作業を終え、いよいよ新規の雨樋を取りつけていきます。
先程取付けた支持金具に雨樋を取付けて固定していきます。また、軒樋を屋根の長さに合わせて取付けていくためには切断して長さを調整する必要があります。そうした加工によって出来る雨樋の継ぎ目にはジョイント部材を使用して繋ぎ合わせていきます。その継ぎ目には隙間が出来ないよう、右上の写真のように専用の接着剤をたっぷりと塗り込みます。この接着材の量が少ないと、そこから水が漏れて雨漏りが発生などといったことも考えられますので、固定した際には少し表面にはみ出るくらいの量を塗る必要があります。
新しい軒樋の取付けと同時に、詰まりが発生して雨漏りの原因になっていた集水器も新しいものを取付けました。そして、その集水器から竪樋や1階屋根の雨樋まで雨水が適切に流れるようにしていきます。まずはエルボジョイントを使い、集水器から外壁を沿うように竪樋を取付けていきます。
竪樋の取付けが終わったら、調査の時に外れてしまっていた這樋も新しいものを取付けていきます。ジョイント部分から1階屋根の雨樋までしっかり雨水が流れるように、雨樋までの長さを測り丸樋を切断、加工して繋ぎ合わせていきます。そうして、1階屋根の軒樋まで流す這樋の設置を終えて、2階屋根の軒樋から1階屋根の軒樋への落としまでの雨樋部分交換工事が完了致しました。
雨樋工事の予算感としましては、清掃や軽微な補修程度であれば税込33,000円より、軒樋10m交換ですと足場含めまして税込239,800より承っております。
雨樋部分交換工事完了
無事に全ての工程を終えることが出来ました。詰まりが発生していた集水器を交換し、外れていた這樋も新しいものを取付けたことで、2階屋根に降り注いだ雨が雨樋を通り、しっかりと下屋根の軒樋へと流れるようになりました。オーバーフローも止まり、お客様にも満足いただくことが出来ました。
この度はご利用いただきまして誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2023年06月08日時点での費用となります。
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