横浜市緑区霧が丘のお住まいにて雨樋調査、オーバーフローを起こし経年劣化で歪んでいた廃番品エスロンE70を∑90にて部分交換工事を行いました

HOME > 施工事例 > 横浜市緑区霧が丘のお住まいにて雨樋調査、オーバーフローを起こ.....

横浜市緑区霧が丘のお住まいにて雨樋調査、オーバーフローを起こし経年劣化で歪んでいた廃番品エスロンE70を∑90にて部分交換工事を行いました

更新日:2023年06月08日

【施工前】

【施工後】

施工内容雨樋工事、雨樋交換

築年数約50年

施工期間1日

使用材料積水化学工業 Σ90 色:黒

費用20万円

保証お付けしておりません

ハウスメーカーハウスメーカー不明地元工務店

足場アイコン雨樋交換

【お問い合わせのきっかけ】


担当:新海


 横浜市緑区霧が丘にお住まいのお客様より、2階の雨樋からポタポタと水が垂れてきてしまい、また1階屋根部分に取り付けられていた雨樋も外れているようだとお問い合わせを頂きました。現地にお伺いし調査をさせて頂くと、2階屋根の雨樋から流れてきた雨水を1階の雨樋まで流す為の這樋が外れてしまっていました。その外れた這樋はお庭に落ちていたとのことで調査時にも見せて頂くことが出来ました。また、2階の屋根上り、軒先から雨樋内部を確認すると、晴天にも関わらず、雨樋内に水が溜まっていました。

 原因は屋根から軒樋に流れてきた雨水を集めて下に流すための集水器の詰まりでした。集水器に泥が溜まっており、その泥が雨樋の流れを塞いでしまうことで、雨水が軒先の雨樋に溜まり、溢れてオーバーフローしておりました。

 今回はそのままにしますと外壁の劣化につながる事や屋根の必要以上な劣化が進む事をご説明させて頂き、雨樋に詰まりが発生していた屋根面の軒樋、そこから1階屋根の雨樋までを繋ぐ竪樋と、外れてしまっていた這樋の雨樋部分交換工事をご提案し、工事のご用命を頂きました。
 今回はお住まいは築年数が約50年とのこともあり、既存雨樋の型番エスロンE70は廃番となっておりましたので、後継品のエスロンΣ90を使用して、工事を行いました。
 横浜市緑区霧が丘にお住まいのお客様より、2階の雨樋からポタポタと水が垂れてきてしまい、また1階屋根部分に取り付けられていた雨樋も外れているようだとお問い合わせを頂きました。現地にお伺いし調査をさせて頂くと、2階屋根の雨樋から流れてきた雨水を1階の雨樋まで流す為の這樋が外れてしまっていました。その外れた這樋はお庭に落ちていたとのことで調査時にも見せて頂くことが出来ました。また、2階の屋根上り、軒先から雨樋内部を確認すると、晴天にも関わらず、雨樋内に水が溜まっていました。

 原因は屋根から軒樋に流れてきた雨水を集めて下に流すための集水器の詰まりでした。集水器に泥が溜まっており、その泥が雨樋の流れを塞いでしまうことで、雨水が軒先の雨樋に溜まり、溢れてオーバーフローしておりました。

 今回はそのままにしますと外壁の劣化につながる事や屋根の必要以上な劣化が進む事をご説明させて頂き、雨樋に詰まりが発生していた屋根面の軒樋、そこから1階屋根の雨樋までを繋ぐ竪樋と、外れてしまっていた這樋の雨樋部分交換工事をご提案し、工事のご用命を頂きました。
 今回はお住まいは築年数が約50年とのこともあり、既存雨樋の型番エスロンE70は廃番となっておりましたので、後継品のエスロンΣ90を使用して、工事を行いました。


担当:新海


現地調査の様子

 

雨漏り発生個所

 

 現地調査にお伺いさせて頂き、雨漏りが発生している箇所を見せて頂くと、お住まい北側の2階の軒先の雨樋に流れてくる雨水を集めて、下へと流す役割をしている集水器の下の方からポタポタと水が垂れているのが確認できました。調査時には雨は降っていませんでしたので、2階屋根の雨樋が何らかの原因で詰まっている可能性がありました。

 

二階からの雨水を流すための這樋が無くなっています 外れてしまった這樋

 

 また、その2階の雨樋から流れてきた雨水を1階屋根まで流すために設置されているはずの雨樋も外れてしまっていました。この部分の雨樋は屋根面を這うように設置されることから、這樋と呼ばれます。這樋はお客様が気付いたときには、お庭に落ちてしまっていたそうです。この這樋がないと、集水器で集められた雨水が縦の雨樋から1階の屋根面に直接流れてしまうことになり、屋根面が汚れることはもちろん、余計な雨水が流れてくることにより屋根も傷みやすくなります。

 

集水器に泥が詰まっていました 詰まりの発生していない雨樋

 

 雨漏りが発生している雨樋を良く見るために、屋根に上がり調査を進めていきます。先程、下から水が垂れていた集水器の箇所を真上から覗くと、左上の写真のように雨水が溜まっており、その箇所に手を入れてみると、泥がパンパンに詰まってしまっていました。右上の写真は詰まりが発生している面とは反対側の南面の集水器の写真です。こちらは詰まりが発生していないため、雨水も溜まっていませんでした。

 

水が流れていません 集水器が詰まり、軒樋の水が流れていません

 

 集水器から雨水を下へ流すための縦の雨樋(竪樋)にかけて詰まりが発生している影響で、北側の2階屋根の軒樋は全体に雨水が溜まったままの状態となっていました。このような状態ですと大雨が降った際には、2階の雨樋全体から雨水が溢れだしてしまったり、溜まった雨水の重みで雨樋が歪んだり、外れてしまうといったことも考えられます。

 調査時の写真をお見せしながら現在の状態と、これらの問題を解決するためには2階屋根から1階屋根へ雨水を送るまでの雨樋の部分交換が必要なことをご説明し、工事のご用命を頂きました。

 

雨樋部分交換工事着工

 

既存の雨樋を外していきます 雨樋を固定していた金具を取り外していきます

 

 雨樋部分交換工事を行うには、まず詰まりが発生している既存の雨樋を外していきます。雨樋を固定している金具を緩め、軒樋を持ち上げると、詰まりが発生して雨樋に雨水が溜まっていたため非常に重くなっており、持ち上げて外すのも一苦労でした。

 既存の軒樋を全て外し終えたら、次は雨樋を固定していた支持金具を取り外していきます。今回の雨樋交換の際には、金具も再利用はできないため交換をする必要があります。

 

雨樋に勾配をつけるための目印 ブラケットをを目印に沿って、ビスで固定していきます

 

 既存の雨樋を取り外す工程が終わったら、次は新しい雨樋を取付けるための準備をしていきます。

 まずは軒樋を取付けた際に、しっかりと雨水が集水器まで流れていくように、軒樋に水勾配をつける必要があります。そのため、専用の道具を使い、左上の写真のように印をつけていきます。その後、その印に沿って雨樋を固定するための新しい支持金具を取り付けていきます。この勾配をつけるための工程がしっかり行われていないと、雨水が適切に流れずに再び軒樋内部に雨水が溜まってしまいますので、正確に取付け作業を行っていきます。

 

金具を外した釘穴を塞ぎます

 

 新しいブラケットの取り付けが終わったら、撤去した既存の支持金具を外した際に出来た釘穴をシーリング材で埋めていきます。この穴を埋める作業を怠ってしまうと、その小さな隙間から雨水が入り込み、破風板、鼻隠し板を腐食させてしまったりといったことが起こり、雨漏りの原因にもなりますので、丁寧にシーリング材を打ち込んでいきます。その作業を終え、いよいよ新規の雨樋を取りつけていきます。

 

ブラケットに雨樋を固定していきます 雨樋の継ぎ目から水が漏れないように、のりをたっぷり付けます

 

 先程取付けた支持金具に雨樋を取付けて固定していきます。また、軒樋を屋根の長さに合わせて取付けていくためには切断して長さを調整する必要があります。そうした加工によって出来る雨樋の継ぎ目にはジョイント部材を使用して繋ぎ合わせていきます。その継ぎ目には隙間が出来ないよう、右上の写真のように専用の接着剤をたっぷりと塗り込みます。この接着材の量が少ないと、そこから水が漏れて雨漏りが発生などといったことも考えられますので、固定した際には少し表面にはみ出るくらいの量を塗る必要があります。

 

集水器も新しいものに 集水器から竪樋まで

 

 新しい軒樋の取付けと同時に、詰まりが発生して雨漏りの原因になっていた集水器も新しいものを取付けました。そして、その集水器から竪樋や1階屋根の雨樋まで雨水が適切に流れるようにしていきます。まずはエルボジョイントを使い、集水器から外壁を沿うように竪樋を取付けていきます。

 

這樋の取付け 一階の雨樋までつながりました

 

 竪樋の取付けが終わったら、調査の時に外れてしまっていた這樋も新しいものを取付けていきます。ジョイント部分から1階屋根の雨樋までしっかり雨水が流れるように、雨樋までの長さを測り丸樋を切断、加工して繋ぎ合わせていきます。そうして、1階屋根の軒樋まで流す這樋の設置を終えて、2階屋根の軒樋から1階屋根の軒樋への落としまでの雨樋部分交換工事が完了致しました。

 雨樋工事の予算感としましては、清掃や軽微な補修程度であれば税込33,000円より、軒樋10m交換ですと足場含めまして税込239,800より承っております。

 

雨樋部分交換工事完了

 

工事が全て完了致しました

二階軒樋も新しくなりました 一階の雨樋まで落ちるように樋を繋げます

 

 無事に全ての工程を終えることが出来ました。詰まりが発生していた集水器を交換し、外れていた這樋も新しいものを取付けたことで、2階屋根に降り注いだ雨が雨樋を通り、しっかりと下屋根の軒樋へと流れるようになりました。オーバーフローも止まり、お客様にも満足いただくことが出来ました。

 この度はご利用いただきまして誠にありがとうございました。

 

 記事内に記載されている金額は2023年06月08日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

2024年最新情報!補助金でお得にリフォーム!

工事を行ったO様のご感想をご紹介いたします

O様のアンケート

【工事前】

工事前お客様の顔写真

Q1.屋根工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
台風で屋根に穴が空いてしまったため。
Q2.業者や工事会社をどのように探しましたか?
インターネットで探しました。
Q3.当社を知りすぐお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
他社で見積りを取ったのち、問合せをしました。類似の屋根業者さんが多くあり、インターネットの情報だけでは不安でした。
Q4.何が決め手となり当社にお問い合わせをされましたか?
施工数の多さと、工事の過程を細かく掲載してあったので決めました。
Q5.実際に当社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
説明も細かく、余計な工事を無理にすすめることもなく安心できました。
工事前アンケート

【工事後】

Q1.工事を依頼する会社を決める時にどんなことで悩まれていましたか?
どのような工事をするのか不安でした。
Q2.当社にご依頼いただく際にどのような点を比較・検討されましたか?
工事の内容など
Q3.お見積り提出後すぐに工事をご依頼されましたか?もしご依頼されなかったとしたらどんな点が不安でしたか?
すぐに工事を依頼しました。
Q4.数ある会社の中から当社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
工事数の多さ、工事内容を詳しく紹介してあったので。
Q5.工事が終わってみていかがですか?忌憚のないご意見を頂戴出来ましたら幸いです。
職人さんは礼儀正しく工事も早く終わってとても満足です。
工事後アンケート

O様のアンケートを詳しく見る→

関連動画をチェック!

【雨樋修理・交換】こんな場合は要注意!【プロが解説!街の屋根やさん】

 今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!


 こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
 お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。


このページに関連するコンテンツをご紹介

雨樋工事でお家を雨水から守る!雨樋の修理・交換、お任せください
雨樋工事でお家を雨水から守る!雨樋の修理・交換、お任せください

 戸建てやマンション、ビルなどどんな建物にも必ず取り付けられている雨樋(あまどい)。ほとんどの方が雨樋という名前やどの部分が雨樋なのかご存じですよね。  ただ「雨樋がなかったらどうなるんだろう?」と考えたことってありますか?あまりに当たり前のように取り付けられているためその役割や必要性を考えたことも…続きを読む

 新築時や外装リフォーム後は綺麗だった屋根や外壁も時が経つにつれ、だんだんと汚れてきます。その中で屋根や外壁に苔や藻、カビが生えてしまうのは珍しいことではありません。苔や藻、カビは「汚れている・お手入れされていない」という美観の問題だけでなく、建材の劣化を早めてしまう可能性もあるのです。建物にとって…続きを読む

街の屋根やさん横浜

    1. 電話 0120-989-936
      株式会社シェアテック
      1. 〒222-0033
        神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6
        VORT新横浜 2F
        店舗詳細はこちら
    1. 街の屋根やさん横浜支店
      街の屋根やさん横浜支店
      お問い合わせはこちらから スタッフ紹介 お問い合わせはこちらから スタッフ紹介

      あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

       街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

      お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

      あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

       街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

      お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県
      街の屋根やさん東京

      東京都の方はこちら

      街の屋根やさん千葉

      千葉県の方はこちら

      街の屋根やさんポータル

      全国版はこちら

      このページと共通する工事内容の新着施工事例

      施工内容
      屋根カバー工法,雨樋工事
      築年数
      約25年
      使用材料
      オーウェンスコーニング
      オークリッジスーパー

      施工内容
      屋根カバー工法,雨樋交換
      築年数
      22年
      使用材料
      スーパーガルテクト 色:Sシェイドブラック

      横浜市緑区と近隣地区の施工事例のご紹介

      施工内容
      屋根カバー工法
      築年数
      15~20年程
      使用材料
      ディートレーディング エコグラーニ エバーグリーン


      同じ工事のブログ一覧

      雨樋の部分交換は税込33,000円から!雨樋工事も街の屋根やさんにお任せください!

      2024/04/24 雨樋の部分交換は税込33,000円から!雨樋工事も街の屋根やさんにお任せください!

      そもそも雨樋交換は必要?    雨樋は、屋根から流れてきた雨水を集め、地上に流すという非常に重要な役割を担っています。  雨樋に不具合があると、雨水が屋根から直接落ちることで泥が跳ねて外壁を汚したり、外壁を伝ってヒビなどの部分から雨水が浸入して雨漏りに繋がってしまう…というような...続きを読む

      大雨時に雨樋から雨水が溢れる!トラブル解消のための効果的なメンテナンス方法とは?

      2024/04/17 大雨時に雨樋から雨水が溢れる!トラブル解消のための効果的なメンテナンス方法とは?

         「大雨が降ると、雨樋から雨水が溢れ出してしまう」  このようなことでお悩みの方、いらっしゃいませんか?本記事では雨樋が持つ役割の重要性や、状態別のメンテナンス方法、工事金額について詳しく解説します。  「お家の雨樋、今まさにそんな感じかもしれない!」という方、必見です!😊...続きを読む

      川崎市川崎区鋼管通のお宅の後付け雪止め設置の見積もり依頼に伺いました

      2024/03/14 川崎市川崎区鋼管通のお宅の後付け雪止め設置の見積もり依頼に伺いました

         こんにちは!  街の屋根やさんです(=゚ω゚)ノ    今回は住宅の東面と北面に雪止めが付いておらず後付けの雪止め設置をした場合の見積もりが欲しいとご相談をいただき調査に来ました。    それでは早速調査開始です!   ドローンで空撮...続きを読む

      点検・調査・お見積りなど無料で承ります!お気軽にお問合せ下さい!


      お電話でのお問い合わせは

      通話料無料

                                 

      0120-989-936

      8時30分~20時まで受け付け中!