セメント瓦屋根に必要な屋根工事｜屋根材としての特徴や大和市の屋根工事の事例

セメント瓦は製造が比較的簡単でコスト面に優れていたことから、1970～1980年代に広く普及した屋根材です！
しかし、その一方でセメント瓦の寿命は約30～40年程度とされており、現在ご使用されているセメント瓦はそろそろ寿命が近づいてきている時期でもあります。

そこで、この記事ではセメント瓦屋根の特徴をはじめ必要となる屋根工事方法を大和市で施工させていただいた屋根工事の事例と併せてご紹介いたします。

セメント瓦とは？

セメント瓦はその名のとおりセメントと川砂を混ぜて作られた屋根瓦のことで、1970年代～1980年代にかけて住宅の需要が増加する中で広く普及されることとなります。

しかし、価格が安く製造しやすいという点が魅力である一方、スレートや金属屋根材など機能性の高い屋根材が登場したことで次第に使用されなくなりました(>_<)

現在では生産もほとんどされておらず、全く新しいセメント瓦を手に入れることも難しいです。

セメント瓦のメリット

セメント瓦には、以下の様なメリットがあります！

✅ デザインが豊富
デザイン性が豊富で、和風・洋風どちらの住宅スタイルにもマッチした物を選択できます！

✅ 瓦の中では軽量
粘土瓦よりも軽量で、その分お住まいの構造部に掛かる負荷や地震発生時の揺れの低減につながります。

✅ 比較的安価な初期費用
粘土瓦と比べて製造コストが低く、導入費用を抑えられます。

セメント瓦屋根のデメリット

一方、セメント瓦屋根には、下記の様なデメリットがあります。

⚠️ 定期的な塗装メンテナンスが必要
セメント瓦は「瓦」の一種ではあるものの、定期的な塗装メンテナンスを必要とする屋根材です。

⚠️ 色あせ・コケやカビの発生
塗膜の劣化はセメント瓦の色あせを招き、さらにコケやカビの繁殖を招きます。
スレートと同じような特性を持つセメント瓦は、そうしたリスクも大きいです。

⚠️ 部分修理が出来ない
前述の通り、セメント瓦はほとんど生産されていません。
そのため、全く同じ瓦を使用して部分修理を行う事は難しい状況です。

セメント瓦屋根に必要不可欠な塗装メンテナンス

セメント瓦の主原料であるセメントは水に弱い性質を持っていることから、塗装による保護は欠かせません。
塗装の劣化はそうした保護機能の低下を招き、耐久性の低下やひび割れ、苔やカビの繁殖など様々な症状を招きます。

セメント瓦屋根の景観・耐久性を保つためにも、約10年に1度を目安に塗装メンテナンスが必要となります。

また、以下のような症状は塗膜の劣化サインとなりますので、確認された際は専門業者に点検を依頼されることがおすすめです！

〇セメント瓦屋根の塗装が劣化しているサイン
🔹 塗膜の剥がれ
🔹 色あせ
🔹 コケやカビの発生

寿命が尽きたセメント瓦屋根に必要となる「葺き替え工事」

塗装メンテナンスは屋根材の寿命を延ばす効果がありますが、それでも将来的にいつかは屋根の寿命は来てしまいます(>_<)
特にセメント瓦が広まった年代が1970～1980年代であることを考えますと、現在使用されているセメント瓦は寿命に近づいてきている状態です。

雨漏りなどの重大な被害を防ぐためにも、事前に屋根全体のリフォームを行う事が大切です！

⇒大和市つきみ野のお客様よりご依頼いただいたセメント瓦屋根の屋根工事

こちらは、大和市つきみ野で施工させていただいたセメント瓦屋根の屋根葺き替え工事の様子です！

葺き替え工事は既存の屋根材を撤去・下地材のメンテナンスを行った上、新しい屋根材を設置する屋根工事方法の一つです。
屋根をほとんど新品同様にする屋根リフォームの方法であり、構造部から屋根の耐久性を復旧する事が出来ます(^^♪

また、粘土瓦と比較して軽量なセメント瓦ですが、それでも金属屋根材やスレート屋根と比較すると重量の大きな屋根材と言えます。
軽量な屋根材に葺き替える事で、屋根の大幅な軽量化をする事にも繋がりますよ(#^^#)

セメント瓦の屋根工事も街の屋根やさんにお任せ下さい！

セメント瓦は定期的な塗装メンテナンスが必要な屋根材であり、寿命に近い場合は屋根葺き替え工事が必要となります！

街の屋根やさんはセメント瓦屋根のメンテナンス実績も豊富です(^^)/
点検～お見積もりの作成まで無料にて承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

また、街の屋根やさん横浜では、大和市の屋根工事の事例や情報をまとめたページも掲載しています。
大和市で屋根のメンテナンス・リフォームをご検討されている方がおられましたら、ぜひお気軽にご相談くださいね(^^♪