屋根に使われたアスベストスレートとは?劣化のサインと対処法を解説

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屋根に使われたアスベストスレートとは?劣化のサインと対処法を解説

更新日:2025年07月02日

はじめに

 

2000年以前、多くの住宅の屋根材として使用されていた「アスベストスレート」。

 

耐久性とコストパフォーマンスに優れたこの建材は、長年にわたり信頼されてきました。

 

しかし現在では、アスベスト(石綿)による健康被害のリスクが社会問題となり、使用・製造・流通が禁止されています。

 

ただし過去に施工された住宅には、いまだアスベストスレート屋根が残っているケースも少なくありません。

 

今回は、横浜市青葉区での点検・撮影をもとに、アスベストスレートの特徴や劣化の見分け方、安全な対処法について詳しくご紹介します。


アスベストスレートとは?

 

アスベストスレートは、セメントに石綿を混ぜて形成された板状屋根材です。

 

以下のようなメリットがありました。

 

・軽量で耐風性に優れる

・火に強く、耐火建材としても有効

・施工が簡単でコストが安い

 

しかし、アスベストは吸引によって健康被害(中皮腫・肺がんなど)を引き起こす恐れがあり、2004年以降は製造が全面的に禁止されました。

 

そのため、既存のアスベストスレート屋根の補修・葺き替えには専門的な対応が必要です。


アスベストスレートの劣化事例と確認ポイント

 

アスベストスレートが劣化すると、防水性の低下・構造の弱体化が進みます。

 

以下に、横浜市青葉区の実際の点検事例を紹介します。

 

ニューコロニアルの劣化状況

全体像

 

アスベストスレートが劣化してくると表面が風雨でざらつき、コケや藻の発生が目立つようになります。

 

見た目には大きな損傷がなくても、塗膜が剥がれ下地が露出している状態です。

 

割れたスレートの確認

割れ

 

割れた箇所がピンポイントで見つかることもあります。

 

このような状態は、雨水が直接侵入する原因となるため緊急対応が必要です。

 

棟板金の釘の浮きも危険

釘の浮き

 

棟板金の固定釘が浮いていると、台風や強風で棟板金が飛ばされる恐れがあります。

 

棟の隙間から水が侵入することで、屋根内部が腐食する可能性も高くなります。


付帯部の劣化にも注意

 

アスベストスレート屋根の点検では、屋根材だけでなく付帯部にも注目することが重要です。

 

軒天の雨染み

軒天の劣化

 

こちらは軒天(のきてん)に現れた雨水の染み跡です。

 

雨漏りが内部にまで及んでいる兆候であり、放置すると腐朽菌やシロアリの発生につながることもあります。

 

破風板の腐食

破風板の劣化

 

破風板(はふいた)とは、屋根の端部分に取り付けられる板材です。

 

写真のように、腐食や穴あきが進行すると、構造そのものが弱体化し、外壁や屋根全体にも悪影響を及ぼします。


アスベストスレートのメンテナンス方法

 

アスベストスレートの屋根に対して行えるメンテナンスは、状態によって異なります。

  1.  
     

    塗装メンテナンス(軽度な劣化)

    表面のコケや退色のみであれば、再塗装による撥水性回復が可能です。

  2.  
     

    カバー工法(中度劣化)

    既存のアスベストスレートを撤去せず、上から軽量金属屋根などを重ね葺きする方法です。
    アスベストを飛散させず、安全に対応できる手段として非常に人気があります。
     
     

  3. 葺き替え工事(重度劣化)

     
    屋根材が広範囲に割れていたり、下地まで劣化している場合は葺き替えが必要です
    この場合、アスベストを含む屋根材は専門業者が厳格な管理のもと撤去・処分します。


アスベストスレート屋根の診断はプロに依頼を

 

アスベストの有無は、見た目だけでは判断できません。

 

また、無理に屋根材を触ったり削ったりすると、アスベストが空気中に飛散する危険もあります。

 

そのため、アスベストスレートの調査や点検は、知識と経験を持った専門業者へ依頼することが重要です。


まとめ|古い屋根材が気になる方へ

 

アスベストスレートは、かつて優れた性能を誇った屋根材ですが、現在では安全面から慎重な扱いが求められる建材です。

 

横浜市青葉区で撮影した事例のように、見えない場所で劣化が進行している可能性もあります。

 

街の屋根やさんでは、屋根点検の無料相談を実施中です。

 

アスベストスレートの可能性がある方、屋根に不安のある方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

正しい判断と、安全な施工で、安心の住まいを守ります。

 記事内に記載されている金額は2025年07月02日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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