【漫画】屋根リフォームに人気のガルバリウム鋼板！特徴・メリット・失敗しないための注意点

屋根リフォームにおいて人気を集めている「ガルバリウム鋼板」をご存じでしょうか？
軽くて丈夫、しかも錆びにくいという特徴から、近年では新築だけでなリフォームでも選ばれる機会が増えています。

この記事では、ガルバリウム鋼板の特徴やメリット・デメリット、メンテナンス方法について分かりやすく解説していきます。
屋根材選びにお悩みの方がおられましたら、ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/

ガルバリウム鋼板とは？特徴とトタンとの違い

画像は、横浜市泉区中田南のお住まいで施工させていただいたガルバリウム鋼板屋根です(^^)/

「ガルバリウム鋼板（GL鋼板）」とは、鉄をベースとした鋼板にアルミニウム（55％）、亜鉛（43.4％）、シリコン（1.6％）の合金をメッキした建材です。
1970年代にアメリカで開発され、2000年代以降は日本でも屋根や外壁材として急速に普及しました。

最大の特徴は、錆びにくく長持ちすること！
「犠牲防食」と「不動態皮膜」によるWの防錆効果で、美観と機能を長く保つことができま

また、トタンと比べて約4倍も錆に強いとされ、耐久性にも優れた金属屋根材として注目を集めています。
軽量で加工しやすいため地震に強く、デザインの自由度も高いことも大きな魅力です(^^♪

屋根材にガルバリウム鋼板を選ぶメリットとは？

ガルバリウム鋼板の最大の魅力は、何といっても耐久性と軽さです！

大きなメリットとしては、

・錆びにくく長寿命
・厚さ0.4～1.0mmと超薄型！瓦の1/10の重さで建物への負担が少ない
・地震時の揺れを軽減！耐震性アップ

などが挙げられます。

また、軽さを活かした「カバー工法（重ね葺き）」にも最適です。
既存の屋根材の上からそのまま施工できるので、撤去費用も抑えられて経済的です(#^^#)

ガルバリウム鋼板のデメリットと対策

一方、ガルバリウム鋼板にも以下のような注意点があります(>_<)

凹みやすい：
屋根材自体が薄いため、飛来物の落下などで凹みが生じてしまう事があります。

錆びないわけではない：
錆に強い特徴を持つガルバリウム鋼板ですが、一方で絶対に錆びないという訳ではありません。錆の発生を防ぐためにも、約10年に１度を目安とした塗装メンテナンスは必要不可欠です。

断熱・遮音対策が必要：
ガルバリウム鋼板は薄い金属素材であるため、屋根材としての遮音性・断熱性は低いと言えます。
多くの場合、断熱材の設置や、断熱材一体型の屋根材を使用するなどの対策が必要となります。

メリットの多いガルバリウム鋼板ですが、上記の様に完璧な屋根材という訳ではありません。
注意点・デメリットも念頭に置いた上でご検討しましょう！

ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンス方法

耐久性・耐腐食性に優れるガルバリウム鋼板ですが、「メンテナンスフリー」という訳にはいきません。
以下は、ガルバリウム鋼板屋根を長く使用するために必要なメンテナンス方法です！

水洗い：
雨が当たりにくい場所は特に汚れが溜まりやすいため、年に1～2回程度を目安に点検と併せて水洗いを依頼されることがおすすめです。
特に、塩害地域でご使用されている場合、錆対策にも効果的です！

屋根塗装メンテナンス：
錆の発生を未然に防ぐためにも、約10年に１度を目安に屋根塗装メンテナンスが必要です。
既存の屋根色から大きく変える事で、大胆なイメージチェンジを行う事も出来ます！

まとめ

今回は屋根材として人気の高い「ガルバリウム鋼板」について、その特徴から注意点、メンテナンスのポイントまで詳しくご紹介しました。
耐久性・軽量性・デザイン性と三拍子そろった優れた建材ですが、適切なメンテナンスが長寿命のカギとなります(^^♪

街の屋根やさんでは、点検～お見積もりの作成まで無料にて承っております！
「ガルバリウム鋼板屋根についてもっと詳しく聞きたい！」という方がおられましたら、ぜひお気軽にご相談ください(^^)/