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セメント瓦の特徴や粘土瓦との違い|塗装メンテナンスを必要とする理由とは?
セメント瓦はデザイン性に優れた屋根材として、ひと昔前に流行しました!
一方、現在ではほとんど生産されておらず、長くご使用いただくためには塗装メンテナンスが欠かせない素材としても知られています。
この記事では、セメント瓦の特徴やメリット・デメリット、そしてとくに大切な塗装メンテナンスのポイントについてわかりやすく解説いたします!
セメント瓦とは?特徴や粘土瓦との違いを解説
セメント瓦は、セメントと砂を主な原料として作られる屋根材です。
製造の際は、工場で型に流し込んで成形し、乾燥させたあとに塗装を施して仕上げます。
昭和〜平成初期にかけては広く普及しており、当時の住宅や集合住宅でよく使用されていました(^^)/
一般的な粘土瓦(陶器瓦)は粘土を高温で焼成して作られ、重厚感のある外観と高い耐久性が特徴です。
一方、セメント瓦は成形の自由度が高く、塗装によって多彩な色合いや質感を表現しやすいという特長があります。
また、セメント瓦は粘土瓦よりもやや軽量なため、建物への負担が少なく、耐震性の面でも一定のメリットがあります(^^♪
ただし、現在では新規の製造がほとんど行われておらず、新品の入手が困難な状況となっています。
セメント瓦のメリット・デメリット
セメント瓦には、以下の様なメリットがあります。
- ・デザインの自由度が高い:型で成形するため、洋風・和風どちらのスタイルにも対応可能です。
- ・施工がしやすい:形が均一なので施工の精度が出しやすく、比較的短時間で仕上げられます。
- ・塗装で色の変更が可能:表面塗装によって色のバリエーションが豊富に楽しめます(^^♪
一方、セメント瓦のデメリットと言えるのが「瓦でありながら塗装メンテナンスを必要とする」事です。
こちらは、藤沢市西富屋根のお住まいで調査をさせていただいたセメント瓦屋根です。
表面に施されている塗膜は劣化が進行しており、ところどころに色あせも見られます。
セメント瓦は素材自体がセメントで出来ている事から、耐水性が備えられていません(>_<)
ひび割れや苔の繁殖を防止するためにも、約10年に1度を目安に定期的な屋根塗装工事を行う事が大切です!
セメント瓦に必要な塗装メンテナンス
セメント瓦は塗装によって防水性や美観が保たれているため、塗膜が劣化すると性能が一気に低下します。
以下のような症状が見られたら、塗装のタイミングかもしれません。
- ・色あせて見た目がくすんでいる
- ・表面に粉をふいたような白い跡(チョーキング現象)がある
- ・苔やカビが発生している
- ・瓦がひび割れている、ずれている
冒頭でもお伝えいたしました通り、新品のセメント瓦を手に入れる事は非常に難しい状況です。
今ある瓦屋根を大事に使っていくためにも、定期的な塗装メンテナンスを心がけましょうね!
まとめ
セメント瓦はデザイン性の高さが魅力の屋根材ですが、一方で定期的な塗装メンテナンスが必要という特性も持っています。
塗膜の劣化を放置すると、防水性能が失われ雨漏りの原因にもなりかねません。
10年を目安に点検を行い、必要に応じて塗装することで美しさと機能を長く保つことができます。
街の屋根やさんでは、セメント瓦の塗装メンテナンスの実績も豊富に持っております。
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記事内に記載されている金額は2025年07月12日時点での費用となります。
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