太陽光パネル設置済みの屋根を長持ちさせるためのメンテナンスとは?【横浜市港北区の事例から解説】

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太陽光パネル設置済みの屋根を長持ちさせるためのメンテナンスとは?【横浜市港北区の事例から解説】

更新日:2025年08月11日

太陽光パネルは、再生可能エネルギーを利用したエコな発電設備として、近年ますます注目されています。

しかし、屋根の上に設置されている以上、定期的な屋根のメンテナンスが欠かせません。

今回は、横浜市港北区で撮影された実際の屋根の写真を用いながら、太陽光パネル設置済み屋根のメンテナンスの重要性とポイントを解説していきます。


太陽光パネルの下にある屋根材も劣化する

太陽光パネルは、直射日光を浴びる位置に長期間設置されます。

しかし、パネルの下にある屋根材も風雨や気温差の影響を受け続けていることを忘れてはなりません。

特にスレート屋根の場合、素材が薄いため、ヒビ割れや欠けが発生しやすくなります。

以下の写真では、太陽光パネルが設置された屋根の全体像が確認できます。

太陽光パネル

一見すると問題ないように見えますが、実際には屋根材の劣化が始まっているケースもあります。


スレートの割れやズレに要注意

こちらは、太陽光パネル設置屋根のメンテナンス時に発見されたスレートの状態です。

滑落したスレート

写真の通り、スレートの一部が割れ、滑落してしまっています。

このような状態になると、そこから雨水が侵入し、雨漏りにつながるリスクがあります。

しかも、太陽光パネルが屋根の一部を覆っていることで、こうした劣化箇所が見つけにくくなり、発見が遅れることも少なくありません。


スレートのひび割れも見逃せない

割れたスレートだけでなく、目立ちにくいひび割れにも注意が必要です。

次の画像をご覧ください。

屋根の割れ

遠目では分かりづらいですが、スレートに亀裂が入り始めているのがわかります。

このような微細なクラックも、放置すればやがて大きな割れとなり、屋根の防水性を著しく低下させます。


棟板金の浮きがなければ安心?実はそうとも限らない

次に確認するのが棟板金の状態です。

以下の写真では、棟板金に浮きや破損が見られない状態が確認できます。

棟板金

確かに、板金の状態が良好であれば一安心です。

しかし、それでも屋根材そのものに劣化がある場合は、全体としての耐久性は下がっていると考えるべきです。

太陽光パネルの重量や固定金具の影響で、屋根材に余分な力がかかっていることもあります。


メンテナンスが必要な理由と対策

太陽光パネルが設置されている屋根は、通常の屋根以上に点検・メンテナンスが重要です。

その理由は以下のとおりです。

・パネルの影に隠れた屋根材の劣化が見つけにくい

・パネルの重さや取り付け部からの負荷によって屋根材が傷む

・パネル取り外しを伴う補修には費用と手間がかかるため、劣化前の対策がコスト的にも得策

街の屋根やさんでは、太陽光パネル設置済み屋根の点検や補修に対応可能です。

パネルを外さずに行える補修や、必要に応じてパネル脱着のご相談にも対応しております。


太陽光パネルを設置している方におすすめの点検時期

太陽光パネル設置後の屋根は、以下のようなタイミングで点検を行うのが理想的です。

・設置後5年目

・屋根塗装から10年以上経過

・台風や大雪の後

・周辺で施工不良やトラブルの報告があった時

特に、横浜市港北区のように住宅密集地で風の通りが強いエリアでは、屋根材の浮きやズレが起こりやすい傾向にあります。


定期点検で太陽光パネルと屋根を長持ちさせましょう

屋根材が劣化してしまえば、せっかく設置した太陽光パネルの性能や寿命にも影響してしまいます。

安全で長持ちする太陽光発電システムを維持するためにも、屋根の定期点検と早期メンテナンスが重要です。

街の屋根やさんでは、横浜市港北区を中心に、現地調査・見積りを無料で行っております。

太陽光パネル設置済みの屋根点検や補修をご検討の方は、お気軽にご相談ください。

 記事内に記載されている金額は2025年08月11日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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