スレート屋根「コロニアルNEO」の欠陥と対策|塗装できない理由とは?

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スレート屋根「コロニアルNEO」の欠陥と対策|塗装できない理由とは?

更新日:2025年08月23日

コロニアルNEO」はアスベストを含まない先駆けのスレート屋根材として登場した製品ですが、実は現在では「欠陥がある屋根材」として広く知られています(>_<)
今回は、コロニアルNEOの特徴や抱えているリスク、そして塗装ができない理由について分かりやすく解説いたします!

スレート屋根「コロニアルNEO」の欠陥と対策|塗装できない理由とは?

コロニアルNEOとは?アスベスト非含有屋根材の先駆け製品

コロニアルNEO

画像は、川崎市麻生区栗平で調査をさせていただいたコロニアルNEOが使用された屋根です!

スレート屋根といえば「コロニアル」という名前を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
「コロニアルNEO」 は、アスベストを含まない屋根材として1990年代後半に登場した製品です。

それまでのスレート屋根材には強度や耐久性を高めるためにアスベストが使用されていました。
しかし、健康被害への懸念からアスベストの使用が禁止される流れになり、各メーカーが代替製品の開発に取り組みました。

その中で、開発されたのがコロニアルNEOです。

従来のコロニアルと比べて軽量で、施工性が高いという特徴を持っていました。そのため、新築だけでなくリフォーム市場にも多く採用され、一時期はかなりのシェアを占めていた屋根材でした。

コロニアルNEOが抱える欠陥・リスク

色褪せたコロニアルNEO ひび割れたコロニアルNEO

しかしながら、この「コロニアルNEO」には 致命的な欠点 がありました(>_<)
それは、アスベストの代わりに使用された繊維の耐久性が不十分だったことです。

その結果、以下のような症状が早期に発生してしまうことが分かっています。

  • 表面の塗膜が短期間で剥がれてしまう
  • 屋根材自体が層状に剥離し、もろくなる
  • ひび割れや欠けが目立つようになる

本来であれば10年以上は安心して使えるはずの屋根材が、早ければ数年で劣化症状を示してしまいます。
このような劣化が進むと見た目が悪くなることはもちろん、屋根から雨水が侵入するリスクも高まります!

塗装が出来ないコロニアルNEO|適切なリフォーム方法とは?

一般的にスレート屋根は塗装によるメンテナンスで寿命を延ばせるのですが、コロニアルNEOは事情が異なります。

なぜなら、前述したように素材そのものの強度不足が原因で劣化が進むため、塗装をしても根本的な解決にならないからなんです。
表面に塗料を塗っても、屋根材自体が脆く崩れてしまえば無駄になってしまいます(>_<)

そのため、コロニアルNEOのリフォーム工事としては、多くの場合、 屋根カバー工法(重ね葺き)葺き替え工事 が検討されることになります。

もちろん、すぐに雨漏りが発生するわけではありませんが、放置しておくと被害が拡大するリスクがあるため、早めの点検・判断がとても大切です。

まとめ

コロニアルNEOは、アスベスト規制の時代に誕生した革新的な屋根材でしたが、耐久性の問題から多くの住宅で早期劣化が発生しています。
そのため、一般的なスレート屋根のように塗装で寿命を延ばすことができず、カバー工法や葺き替えが必要になるケースが必要となります(>_<)

屋根の状態が気になる方は、ぜひ早めに専門スタッフによる点検を受けてくださいね。
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