相模原市南区上鶴間本町にて釘が抜けてきたスレート屋根の棟板金を交換工事しました

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相模原市南区上鶴間本町にて釘が抜けてきたスレート屋根の棟板金を交換工事しました

更新日:2025年11月13日

【施工前】
釘が抜けてきたスレート屋根の棟板金

【施工後】
スレート屋根の棟板金を交換工事

築年数12年

平米数13.9m 換気棟3箇所

施工期間3日間

使用材料ニスクカラーつや消し(Sオレンジ)

費用37.2万円

【お問い合わせのきっかけ】


担当:高田


スレート屋根には、さまざまな部材が使用されています。
特に近年施工されるスレート屋根では、軒先や端部、谷や棟にガルバリウム鋼板製の板金を用いるケースが増えています。

以前はカラー鉄板が主流でしたが、耐候性に優れたガルバリウム鋼板が選ばれることが多くなっています。
軒先や端部、谷はスレートの下に入り込む形で取り付けられますが、棟はスレートの上に設置されます。

そのため、台風や強風の際には煽られやすく、外れて飛ばされることも少なくありません。
実際、屋根の被害の中でも棟板金の損傷は雨樋と並ぶほど発生件数が多い箇所です。

相模原市南区上鶴間本町にお住まいのF様は、棟板金も定期的なメンテナンスが必要であることを理解しており、事前に対策を行いたいとのことで、棟板金の交換工事を行うことになりました。

棟は屋根面の角度が変わる箇所であり、スレートに切れ目が入っている部分でもあります。
この部分ではスレートがないため、ルーフィング(防水紙)が露出しており、破れや穴が生じると雨漏りの原因となります。
そのため、ルーフィングを保護する目的で板金で覆うことが重要です。
スレート屋根には、さまざまな部材が使用されています。
特に近年施工されるスレート屋根では、軒先や端部、谷や棟にガルバリウム鋼板製の板金を用いるケースが増えています。

以前はカラー鉄板が主流でしたが、耐候性に優れたガルバリウム鋼板が選ばれることが多くなっています。
軒先や端部、谷はスレートの下に入り込む形で取り付けられますが、棟はスレートの上に設置されます。

そのため、台風や強風の際には煽られやすく、外れて飛ばされることも少なくありません。
実際、屋根の被害の中でも棟板金の損傷は雨樋と並ぶほど発生件数が多い箇所です。

相模原市南区上鶴間本町にお住まいのF様は、棟板金も定期的なメンテナンスが必要であることを理解しており、事前に対策を行いたいとのことで、棟板金の交換工事を行うことになりました。

棟は屋根面の角度が変わる箇所であり、スレートに切れ目が入っている部分でもあります。
この部分ではスレートがないため、ルーフィング(防水紙)が露出しており、破れや穴が生じると雨漏りの原因となります。
そのため、ルーフィングを保護する目的で板金で覆うことが重要です。


担当:高田

スレート屋根の棟板金を点検調査

スレート屋根の棟板金を点検調査

棟板金を点検したところ、釘が抜け始めている状態でした。

スレート屋根の棟に設置されている棟板金は、内部の貫板に固定されています。

 

ですが、スレートの外側に取り付けられているため、構造上、板金とスレートの間には隙間が出来てしまい、風の影響を受けやすいです。

そして、築年数が経過するにつれて、板金を固定する釘が抜けやすくなる傾向があります。

 

棟板金の釘が抜けている建物は、築年数の長い建物ほどその割合が高くなる傾向があります。

N様のご自宅も同じような状況でした。

棟板金交換工事

屋根周囲に架設足場を設置 屋根周囲に架設足場を設置し落下防止や作業中の飛散防止に配慮

F様のお宅の屋根は、切妻屋根と寄棟屋根がほぼ半分ずつの形状をしており、地面に対して平行に設置された換気棟が三箇所ありました。

 

今回の棟板金交換工事では、これら3箇所の換気棟もあわせて交換することになりました。

屋根の勾配は六寸で、人が作業するにはぎりぎりの傾斜です。

 

そのため、屋根周囲に架設足場を設置し、落下防止や作業中の飛散防止に配慮しました。

既存の棟板金を取り外し 既存の棟板金を取り外した後の状態

棟板金を交換する際は、まず既存の棟板金を取り外します

 

棟板金は釘で固定されているため、打ち込まれている釘を一つずつ抜いていきます。

すべての釘を抜くと、棟板金は貫板の上に載っているだけの状態となり、容易に取り外せるようになります。

 

棟板金を取り外すと、内部にある貫板が露出し、棟板金の構造を確認できます。

貫板も交換 既存の貫板が劣化し始めている様子

板金内部にある貫板は、棟板金を固定するための下地として設置されています。

棟板金交換工事では、この貫板もあわせて交換。

 

既存の貫板を見ると、板が劣化し始めている様子が確認できます。

この劣化が進むと、棟板金を固定する釘が抜けやすくなります。

 

棟板金が外れたり飛ばされたりする原因の一つとして、貫板の劣化が挙げられることがあります。

そのため、棟板金を交換する際には、貫板も新しいものに取り替えることが重要です。

新しい貫板を取り付け 貫板が設置されていた部分を清掃し新しい貫板を取り付ける作業工程

既存の棟板金と貫板を取り外した後は、貫板が設置されていた部分を清掃し、新しい貫板を取り付けます

 

F様のお宅では、もともと木製だった貫板を樹脂製のものに交換しました。

樹脂製の貫板は、木製に比べて腐食のリスクを抑えられるほか、耐久性にも優れているのが特徴です。

 

新築時に樹脂製の貫板を使用している棟はまだ少ないものの、メンテナンス時には樹脂製の貫板を選ぶことが望ましいでしょう。

新しい棟板金を貫板の上に被せて固定 コーキング材を塗布

樹脂製の貫板の設置が終わると、新しい棟板金を貫板の上に被せて固定します。

 

既存の棟板金は釘で固定されていましたが、今回はビスを用いて固定する方法を採用しました。

ビスを使用することで、固定力がより高まります。

 

板金は重なり目を設けながら取り付けられ、重なった部分にはコーキング材を塗布して雨水の侵入を防ぎます

棟板金の取り付けは、軒先側から順に行います。

完工

棟板金交換工事が完了

相模原市南区上鶴間本町のF様のお宅の棟板金交換工事が完了しました。

棟板金のみを交換する場合は、できるだけ既存の屋根の色に合わせて工事を進めています。

 

F様のお宅では、ケラバに使用されている板金やスレートの色がオレンジ色だったため、新しい棟板金や換気棟もそれに合わせた色を選びました。

仕上げには、日鉄鋼板のニスクカラーつや消しシリーズの「Sオレンジ」を使用しています。

 

板金の色は、工事前にお客様自身に選んでいただくことも可能です。

このたびは工事のご依頼をいただき、ありがとうございました。

 記事内に記載されている金額は2025年11月13日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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      日本ペイント サーモアイSi 色:クールダークグレー


      施工内容
      棟板金交換
      築年数
      約30年
      使用材料
      ガルバリウム鋼板


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